\村民人数が100人になりました!/クラファン終了までのこり1日となった昨日。ついに、100人目の村民の方をお迎えすることができました!(翌日の9時半現在、109人となっています)100人の方それぞれにライフストーリーがあり、Colorbathやネパール、このプロジェクトと出会ったきっかけがあり...と考えると、感謝の気持ちでいっぱいです。あと14時間。それでもまだ、「150人」を目指し続ける理由があります。「支援する」「支援される」の関係性ではなく、「それぞれの強みや関心をかけあわせる」コミュニティ。日本から集まる村民と、ネパールの農家さんそれぞれが可能性を感じ続けながら成長していくためには、より多くの人との出会いやわくわくといった、力強いエネルギーが必要となります。コーヒーやネパール、農業ときくとちょっと気が引けてしまう、という方でも、たとえば「人とのつながり」「日常の中で取り組める挑戦」などのキーワードにぴんときたら、ぜひページをのぞいてみてください。また、すでに村民になってくださった方は、今回のプロジェクトにわくわくした理由、こんなことをやってみたい!というアイデアとともに、SNSなどにシェアしていただけるととても嬉しいです。のこり1日、そしてその後の日々も、どうぞよろしくお願いします。
村民になってくださった70名以上の方に支えられ、この度、目標金額の100万円を達成することができました。みなさんからいただいたメッセージやアイデアに、大きな力をもらうことができました。そして、これから同じ村の村民として共にアイデアを形にしていくイメージが、次々と生まれてきています。本当にありがとうございます。募集期間はのこりわずかとなっていますが、私たちのチャレンジはまだまだ続きます。ネクストゴールは、「村民100人」。Colorbathの方を知っていた方も、そうではない方も。想いを共有できる多くの方と出会い、「Share Village」づくりに向けた一歩を踏み出したいと思っています。なお、みなさんからいただいたお金は、こちらの用途に使わせていただきます。・商品制作費用(焙煎、デザイン、パッケージ)・トゥロポカラ村までの交通費(ジープ)・トゥロポカラ村訪問者用のゲストルーム、トイレ建設費・今後のさらなる村民募集に向けた費用■今後のスケジュール/イベントについて(予定)<2022年11月>・定期的な寄合(村民同士の交流イベント)の開催・村民による持ち込み企画の実施(読書会/勉強会/おしゃべり会など)<2022年12月>・村民証の発行・リターンの発送・寄合/企画の実施<2023年2月>・農園バーチャルツアーの実施<2023年3月>・第1回お豆会(商品企画会議)の実施<2023年4月>・村民限定収穫祭(新しく収穫した豆のお祝い)その他、村民コミュニティ内でアイデアを交換し、さまざまな企画・イベントを実施予定。■村民コミュニティの特色9月30日のリリース以降、多くの方から「村民になります」「一緒に活動していきたいです」という声をいただいてきました。当初は「寄合(村民の交流イベント)」を12月に実施する予定でしたが、熱いメッセージを受けて急遽変更。10月25日・10月27日、顔合わせのミーティングを行いました。農業に関心のある方から、Colorbathの他のプロジェクトを通して知り合った方、ストーリーを読んで何だかワクワクした!という方まで。これまで学んできたことや、働いている領域、趣味、大切にしている価値観などはそれぞれ違う方々が、「今回のプロジェクトに対して何だかワクワクして、一員になってみたいと思った」という共通項を持って、集まりました。Colorbathスタッフ含め、明確なロードマップや計画を立てているプロジェクトではありません。だからこそ、正解のないことを楽しみ、回り道や脱線に寛容になり、一つひとつの企画を丁寧にカタチにしていけるのだと思います。「一緒に活動していきませんか」という投げかけは、ときに、「何かしらコミットしなければいけないのではないだろうか」という不安や、遠慮につながってしまうかもしれません。しかし私たちは、そんな方々にこそ、今回のプロジェクトに参加してほしいと思っています。ここでは、人それぞれの「関わり方」「在り方」含めて、正解も評価もありません。分断のない共創の仕方は本来、ビジネス領域であっても、国際領域であっても、誰に対しても門戸を開き、それぞれの強みを最大限に活かし合う、結果につながる活動の仕方にもつながるはずです。この信念を持って、これからも活動を続けていきます。みなさんのご参加、こころよりお待ちしております。
こんにちは。NPO法人Colorbath・クラファン担当の櫻井です。今回は、先月5日、コーヒー生産地の一つであるネパール・サルシュカルカ村を訪問した際に撮影した動画をみなさんにお届けします!現地の雰囲気や工場の様子等、3分にぎゅっと凝縮しているので、ぜひご覧ください。この工場では、主にコーヒーづくりの後半のプロセス、「脱穀」「選別」そして国内販売向けの「焙煎」が行われます。下の図は、「コーヒー豆の状態」に着目して、どんな作業・変化があるかをまとめたものです。このように、たくさんのプロセスを経て私たちのもとに届くコーヒー。農家さんの手間ひまを知ることで、ますます味わい深くなれば嬉しく思います。
こんにちは。Colorbath・クラファン担当の櫻井です。10月11日の投稿で、私たちがコーヒーづくりに取り組む理由や、生産地までの道のり、現地の風景についてお届けしました。さっそく始動している村民コミュニティでも「コーヒーがどうやって作られるのか知りたい!」という声が数多く寄せていただいています。今回と次回は、「農家さんの"手間ひま"を伝える」をテーマに、コーヒーが造られる工程の一つ一つを、丁寧にお届けしていきます。楽しんで読んでいただければ嬉しいです^^Colorbathが主な活動拠点にしているのは、カトマンズから車で5〜6時間山道を進んだ先にあるカブレ県の二つの農村。現在本格的にコーヒーの生産が進められているのは「トゥロポカラ村」で、Share Villageの舞台となるのもこちらです。コーヒーは、「苗を育てるのに1年、苗を植えてから収穫ができるまで3年」と、根気とコツコツした積み重ねが大切な作物でもあります。今回は、これらの行程のうち「苗植え」「収穫」「精製」「乾燥」についてご紹介。後半部分は、次回の記事「サルシュカルカ工場ツアー」をお楽しみに。①苗を育てる〜苗を植えるまずは、専用の畑で1年間苗を育て、畑に植えます。収穫されたコーヒーの豆から取り出した豆を一粒一粒丁寧にまき、苗床の準備をしている様子。年かけて育った苗は、畑に運ばれ...深く掘られた穴の中に植えて、3年かけて育てていきます。②収穫をする乾季に当たる12月〜3月にかけて、各農家さんで収穫をおこなっていきます。同じコーヒーの木になる実であっても、同じタイミングで熟すとは限りません。写真中央の実はよく熟していますが、右側の実はまだ青いのが、お分かりいただけると思います。また、表側はよく熟していても、裏側は熟していないということも…。全体がワインレッドになっているものが理想的なので、その見分け方のコツを、農家さんたちと一緒に学んでいきます。【動画】熟し具合を見極めながら収穫を行います【動画】手作業で丁寧に、高い品質の豆を選びます②精製をする収穫された真っ赤な豆は乾燥し、「精製」という行程で果肉を取り除いていきます。この段階の豆は、「パーチメント」と呼ばれます。この果肉の部分は「カスカラ」と呼ばれ、シロップなどに加工されることもあります。【動画】コーヒーの果実から果肉部分を取り除きます③乾燥させる果肉が取り除かれた豆は、乾燥棚の上に並べられ、14日間ほど乾燥されます。【動画】乾燥棚の上に、豆をバランスよく並べていきます。【動画】棚が足りなくなった場合は、みんなで協力して作っていきます。こうして乾燥されたコーヒー豆は、一定期間熟成され、その後「脱穀」「選別」のプロセスを経て、多くは「生豆」と呼ばれる状態で輸出されます。次回の記事では、トゥロポカラ村と同じくカブレ県にあるサルシュカルカ村で9月に撮影された「工場ツアー」の動画を通して、コーヒー生産の後半のプロセスがどのような場所でなされるか、ご紹介します。お楽しみに!
こんにちは。Colorbathクラファン担当の櫻井です。ホットコーヒーが美味しい季節が近づいてきましたね。すでに村民になってくださった方の中には、ネパールコーヒーの美味しい楽しみ方を探求してくださっている方も!シェアビレッジの取り組みとしても「商品企画会議」をやっていこうと思っていますので、コーヒー好きな方にも自信を持ってお勧めできるキャンペーンです。さて、今日はColorbathスタッフ・那波多目健太さんからのメッセージをお届けします。昨年2月にはネパールに渡航し、農家さんと共に美味しいコーヒーづくりに向けた工夫に取り組んでいました。その様子はこちらのnoteマガジンにもまとめてありますので、ぜひご覧ください*村民募集のやり取りの中で気づいた大切なこと「クラウドファンディングでお金を受け取り、村民になってもらう」正直なところ、今回の村民を募集するという挑戦は、私にとってハードルがありました。途上国支援、国際協力という文脈のクラウドファンディングでは、どうしても「農家さんを支援をするので応援してください!」というメッセージが一般的なのかなと思います。一方で、今回のクラウドファンディングのメッセージは「一緒に村民になって、楽しく村づくりをしていきましょう!」というもの。これまでにない形だからこそ、「否定されたりしたらどうしよう。。」という不安もあって、自信を持って「村民になってほしいです!」と言えない自分がいました。でも、実際に村民になってくださる方が増えてきて、「ぜひ村民になって協力させてほしい!」というメッセージをもらって、とても勇気づけられました。大切なのは、村民になってもらえるかどうかよりも、不安から逃げずに、一人ひとりとまっすぐに向き合うこと。こういう社会をつくっていきたい!という想いをきちんと共有すること。いま、村民募集の呼びかけをする中で、そんなことを学んでいます。村民になると聞くと、「村民になるからには何かしらコミットしなければ…!」といったある種プレッシャーのようなものを感じる方もいるかもしれないなと思います。もちろん、村民としてどんどん自由にアイデアを出して、シェアビレッジを盛り上げてくださることは大歓迎です。ですが、あまり肩肘張らずに、「何ができるかはわからないけど、村民になって色々な人とつながってみたい。」という想いで気軽に参加していただくのもとっても嬉しいです。きっと、村民になってみたあとで体感できることもたくさんあるのかなと思います。みなさんと一緒に村づくりをしていけることを、楽しみにしています。Colorbath那波多目