キリマンジャロ登山の後、コーヒー農家さんのご自宅にホームステイをさせていただきました。
今回のクラウドファンディングで、5,000円以上のご支援をいただいた皆様に、リターン品のコーヒー豆をお送りさせていただきます。
このコーヒー豆は、キリマンジャロ山の麓、ロレ村のムリンゴさん達が丹精込めて作られたものです。
このコーヒー豆がどのようにして作られるのか、みなさんにお伝えしたいと思います。
こちらが、コーヒー畑です。
バナナの木の木陰で、コーヒーが育っています。
コーヒーは、剪定をして、人が収穫しやすい高さに保たれています。
バナナ、コーヒー以外にも、芋、アボカドなど、一つの畑にいろいろな作物が植えられていました。そうすることで、特定の虫が集中して来ないようにしているのだそうです。
これがコーヒーの花です。
コーヒーの実です。赤くなったら収穫します。
実を取り除くと、コーヒーの種が出てきます。
これを洗って、乾燥させます。
次に、杵と臼でトントンついて、外側の皮を取り除きます。
次に、ざるを使って、皮を吹き飛ばします。
種の皮が取れるとこうなります。
コーヒー豆の焙煎前の状態です。
この豆を焙煎します。
大きな石を3つ置いただけのかまどで、豆を火にかけて、ひたすらかき混ぜ続けます。
バナナの木の下で。
焙煎した豆がこちらです。
豆を注文された方には、こちらの豆が届きます。
ここから、粉にする作業です。
私は、電動のミルで粉にするのだと思っていました。しかし、ロレ村には、電動ミルが無いそうで、昔ながらの方法で粉にしているのです。
そして、ある程度細かくなったら、ふるいにかけて、粗い豆を選別し、粗い豆は再度、臼に戻して、杵で打つ、これを延々繰り返します。
作業は、真っ暗になっても続きました。
こんなに大変な作業をして、ロレ村のみなさんが心を込めて作ってくださったコーヒー豆です。
もう、美味しくないはずがありません!!!
作業風景を見ていただければわかると思いますが、このような手作業ですから、市販の豆のようにむらなく焙煎された豆ではありません。
また、電動ミルでひいたような、きめ細かい粉ではありません。
ご了承いただければ幸いです。
このコーヒー豆が、昨日(3月2日)、神奈川県の自宅に届きました。
明日(3月4日)に豆を袋詰して、支援者のみなさまに発送いたします。
3月19日の報告会にご参加いただける方は、コーヒー豆を手渡しさせていただきます。(送料削減のためです。ご了承ください。)
それ以外の方は、コーヒー豆の到着をお楽しみに!!!