2022/08/06 20:20
スポーツクライミングで活躍する日本選手たち

 東京2022オリンピックの追加種目としてスポーツクライミング競技が実施され、日本人選手の活躍とともにクライミングの認知度が急上昇しました。最近行われた世界大会でもメダルを獲得するなど、今後も活躍が期待されています。メディアにスポーツクライミングが多く取り上げられ、皆さんもクライミングをTVや新聞で見ることが増えたのではないでしょうか?実は、10年前はボルダリングジムが1店舗だった群馬県も、現在では10店舗にまで増え、そこにランドマークも仲間入りします。

ボルダリングって何?

東京オリンピックの追加種目として実施されたスポーツクライミングですが、スピード、ボルダリング、リードの3つの競技が行われたと思います。

1・スピード
スピードは、高さ15m、角度95度に前傾した壁を速く登る競技です。世界大会で優勝するようなアスリートは、男子だと5秒台、女子だと6秒台で登ります。しかも高さ15mの壁を登るのも大変なのに、少し傾斜がかかっている壁をあの速さで登るのだからすごいですよね。

下記のリンクからYouTubeで実際の大会の様子が見られます。
スピードクライミング finals || Seoul 2022

2・ボルダリング
 ボルダリングは、高さ約5mの壁に作られた課題をロープを使わずに指定されたコースを登る競技です。ロープを使わずに登るため、壁の下にはマットが敷かれています。ランドマークでは、このボルダリングのみを取り扱います。よく、質問で「ロープの使い方がわからないのですが…。」と問い合わせをいただくのですが、ロープは使いません。また、「ロープがないと危ないじゃん!」との意見もいただきますが、壁の下にはマットが敷いてあるのでご安心ください。

下記のリンクからYouTubeで実際の大会の様子が見られます。
【スポーツクライミング】ボルダリング 男子決勝|ワールドゲームズ2022

3・リード
 最後がリードです。高さ約12m以上の壁を使ってどこまで登れるかを競う競技です。『クライミング』と聞くと、だいたいの人がリードクライミングを思い浮かべるのではないでしょうか?

ボルダリングとリードの違いって難しいと思われそうですが、「ロープを使うか使わないか」の差なので、意外と簡単に区別ができます。

下記のリンクからYouTubeで実際の大会の様子が見られます。
【スポーツクライミング】男女リード 決勝|ワールドゲームズ2022

ボルダリングの魅力

 「ボルダリング面白そうだからやってみようかな?」「ボルダリングって面白いの?」と思っている方に「ボルダリングやりたい!」と思ってもらいたいので、ここからはボルダリングの魅力をお伝えします。

 1・老若男女誰でも楽しめる。
 初級者用の課題もたくさんあり、壁の角度も様々なため、子供からシニアまで幅広い年代の方が楽しむことができます。ハシゴを上る感覚で挑戦するような課題や力がなくても工夫次第で楽に登る方法など人それぞれの楽しみ方や挑戦ができます。

 2・準備の必要性がない
 当施設では、クライミング用品を一式レンタルすることができので、特別に必要な器具はありません。動きやすい服装であれば、いつでも利用が可能です。気軽に、手軽に行えるスポーツなので、私自身も仕事帰りによく通っていました。

3・全身運動になる
激しい運動とまではいかないが、程よく体を動かせる。体幹を鍛え、美しい体に!そして女性の方に朗報です!汗をあまりかかないため、メイクが崩れにくいという女性に嬉しいメリットもあります。仕事の合間に、デートなどにもってこいのスポーツです。

4・達成感、パズル的な要素、自由度の高さ
 自分のレベルに合った課題を楽しむことができ、ゴールにたどり着く喜びを得ることができます。頭を使って登ため、考える力を向上させたり一人一人が自由な登り方でゴールを目指したりできます。

5・一人でも複数でも楽しめる。
一人で黙々と登ることもできるし、複数で楽しく登ることもできます。とくに、みんなと同じルート(課題)を登ることをセッションと呼ばれるのですが、これが一番楽しいです。仲間で「こうかな?」「こうじゃない?」と考えながら、意見を出しながら登るセッションしている時が個人的にはおすすめポイントです!

おわりに

 いかがだったでしょうか?ボルダリングの楽しみ方は、人それぞれです。私も「人それぞれの楽しみ方がある」という自由さに惹かれ、ボルダリングにのめりこんでいきました。皆さんも『自分なりの楽しみ方』を見つけ出してはいかがでしょうか?ボルダリングスポットランドマークはそういった方のサポートもいたします。