「ホールドってどうやってつけてるんですか?」
この質問をここ最近よく聞かれるので、お答えしたいと思います。人がぶら下がったり、力がかかったり、どうやってつけているのか不思議ですよね。「きっと付けたら外せないだろう。」と思っている方!
ホールドは取り外しが可能です!!
しかも、道具さえあれば誰でも取り外すことができます。
ホールドの取り外し方
ホールドにはボルト穴がついています。そこにボルトを入れて、ボルダリング壁に取り付けるだけ!実は、ボルダリング壁には無数の穴が開いてあり、そこには爪付きナットというのが取り付けられています。
ボルト穴にクライミングホールドとボルトを合わせて、インパクトドライバーで取り付ければホールドの取り付け完了です!
ホールドを外すときも同様です。インパクトドライバーで、ボルトを外すと、簡単に付けたり外したりすることができます。
以前、両親に登ってもらったルート(課題)ですが、すでにホールドは取り外してあります。そのため、今は何も取り付けられていません。
この、『ホールドを取り外すことができる』という点が、ボルダリングを飽きずに続けられるポイントです。お客さんが「登るルートがなくなってしまった!」という状況になるべくならないように、定期的にクライミングホールドを取り外し、ルートセットをすることで、新しい気持ちで取り組むことができます。
おわりに
まとめると、クライミングホールは取り外すことができます。この、『取り外すことができる』という点は、「運動を今まで続けることができなかった。」「飽きてしまう。」という方には非常に大きなメリットになります。というのもホールドを外して、取り付ける向きや場所を変えさえすれば、ルートは無限に作ることができるからです。Bouldering Spot Landmarkでも、定期的にホールドを取り外し、ルートを変える予定です。しかし、ルートを頻繁に変えすぎると、「せっかく一生懸命に取り組んでいたルートがなくなってしまった!」ということも考えられます。未経験者・初心者の方が長く楽しく取り組んでいただけるようにルートを変える頻度はオープンして、皆様の取り組み方を見ながら考えていきたいと思います。