若い人たちにもぜひ屋形船を知ってもらいたい。
神田川 に停泊し、隅田川に出ていく屋形船をこの機会に体験してください!
コロナの影響で、屋形船は大きな影響を受け感染者が増えるたびにキャンセルの電話が鳴るそうです。
感染対策を万全に行い、安心安全な継続的な取り組みに発展させていきたいと思っています。
粋で風流な屋形船が継続していくために、新しい可能性を一緒に作ってください。
STORY
粋で風流な江戸の屋形船
江戸期に入り、泰平が訪れると、豪商や有力大名などが自前の船で盛んに遊覧をするようになります。 この時期、屋形船は武家のみが使用でき,一般の庶民は乗船できませんでした。
そこで粋な江戸っ子は、屋根船と称する小船を浮べ遊覧を楽しみ始めました。
屋根船は,舟の上に小さな部屋が一つ乗っているような形で,障子(しょうじ)を用いず簾(すだれ)を使い棹(さお)は使わず櫓(ろ)で舟を操ったそうです。(上部浮世絵で確認が出来ます) やがて、質素な屋形船が新造されたこともあり、大名などが所有する豪華船から、船宿や料理屋が所有し、一般庶民も粋で風流な遊びとして楽しめる現代に通ずる屋形船のスタイルへと継承されていきます。それが現在の屋形船につながります。
「寄席」とは、技芸を見せる興行小屋。
古くは東京都内に400軒もの寄席があり、落語のみならず講談や浪曲、漫才もこの寄席から広まった文化の一つ。毎日興行が行われて、町内の決まった面々が顔を出すある種集会所のような役割もあったとか。
Z落語では、この寄席文化を現代に再定義し、落語を起点とした新しいコミュニケーションが創発される空間としての"YOSE"を企画しました。
人と人がコミュニケーションをとる手段が言葉だけでなく、それを奏でたり描いたりして生まれたのが「文化」だと。だからこそ今の時代に、自分たちに、必要とされる文化のカタチを作りたい。"YOSE"という一つの共通言語に集まった人たちが互いにアイデンティティを持ち寄り、刺激が走り、また新たな文化が生まれていく。
その場その瞬間にしか生まれないもの、それこそが寄席の従来の価値であり、そしてこれからも変わらない部分だと思っています。様々な人が寄せて生まれる、落語だけでない"YOSE"の魅力を見つけに来てください。
Z落語
Z落語は、Z世代の視点で落語を再定義、発信するクリエイティブチームです。 東京・渋谷を拠点に同世代のクリエイターが集まり、今までにない落語生態系を形成し日々活動しています。