(編集作業中...カラコレ素材からの一枚↑)
ウエットすぎず、軽すぎず、強くて弱い女性が好きです。
イメージや思い込みや決めつけじゃなくて、
当事者として、その世代の心境を撮りたい
そのときにしかみえないものをみたい
トトロじゃないけど、
年齢によってみえるものみえないものがあるのではないか、
今、映画を撮らなければ、一生撮れないものがあるんじゃないか、
そんな、なぞの切迫感に迫られていたときに、
カメラマンの菊地ゆりあと再会しました。
彼女とは2年前に私が制作部で入っていた
CMの撮影現場で出会いました。
彼女は撮影助手として男性が多い撮影部の中で、
女性らしいウィットを交えながらバリバリ仕事していて、
それがすごくかっこよくて私がナンパしました。
偶然、歳も同じで、住まいが近所で共通の知人も多かったものの
すれ違いで会えなかったのが、ふとしたことで再会できて、
私が映画の構想を話したら、ふたつ返事でOK。
現場に入ったら、脚本がないこともあって大変な思いをさせてしまいましたが、丁寧に根気よく、やりたいことを確認してくれたり、彼女の瞬発力や感性で撮り切ってくれました。
そんな彼女が、カラコレで仕上げてきてくれた色。
ウエットすぎず、軽すぎず、強くて弱い女性の色-
そうか、私が求めていた20代の終わりの光景は、
これだったんだな、と、とても感動しました。
自分でカメラをもっても、色調補正してみてもたどりつけなった光景に彼女が導いてくれました。
カラコレのオペレーションをしてくれたのは、田中洋。
彼も同い歳でCMやPVの現場で活躍中のVEです。
映画狂いの彼には、助監督としても支えてもらいました。
本当に感謝です。
そんな同い歳のふたりに支えられてできた、お気に入りの1枚。
重かった編集への気持ちが、一気に軽くなりました。
クラウドファンディング終了まで、あと9日。
みて気持ちの良い映画になるように、編集作業がんばりますので、引き続き、よろしくお願いします!!!!