今回は、2021年の8月21日に一戸町の駅にオープンしたカフェ「いちのへ日和」を紹介します。
いちのへ日和さんは、金・土・日の10:00~16:00に営業をしています。
地域のものを使ったマフィンや、シーズンに合わせたお菓子などをメインに販売しています。
例えば、夏のメニューには奥中山で採れるイチゴを使ったシロップのドリンクなども商品ラインナップに加わります。
メニューはイートインだけでなくテイクアウト対応もしてもらえるので、家族や友人へのお土産としてもオススメです。
実は、今回お話を伺って私も驚いたのですが、最初から今の場所にカフェを開くと決めていたわけではなかったそうです。
元々は、地域おこし協力隊として一戸町で物件を探しており、「自分が出来ることを物件に合わせて」行う予定で、たまたま空いた物件がこの一戸駅のスペースでであったため、「この場所でできる=カフェ」になったそうです。
また、いちのへ日和さんは「いちのへクラフト」をはじめ、町内外の様々なイベントにも出店活動を行っています。いちのへクラフト(2022年7/30,7/31に一戸町内で開催されたクラフト市)では主催として企画運営に尽力を尽くしてくいました。
企画・運営は決して楽なことではないけれど、出店者の「また参加したい」の声や来場者の「また来たい」そういった喜びの声などを聞くと「開催して良かった」と思えるそうです。
そして、今回取材を行った日はちょうど「みんな食堂」が開催された日でした。
「来た人の新しいつながり、サポートの場を生みたい」「自分がこの場所でもらった恩恵を返したい」そんな思いから企画されました。
以前からこちらは開催してみたいと考えてはいたそうですが、コロナの流行の影響もあり中々実行ができませんでした。しかし、周知してもらわないと今後に繋がらないとのことで、テイクアウトも可などにして今回実行されました。
結果、大盛況で、沢山のお手伝いの方が来たり、食材も多くの提供があったそうです。
今後の展望についてですが、今回の「みんな食堂」で目標の一つを達成できたとのことでしたが、「この場所を使ってできることをもっと考えていきたい」そうです。
人が集える場所が出来てもその場所の維持には色々と費用などがかかります。
この場所を守り賑やかせながら発展させていくためにも、看板メニューであるマフィンなどをもっと外に売り出す必要があるのでその方法も考えたいとのことでした。
いちのへ日和さんは、SNSなどでお店の情報・イベントの参加情報なども発信していますので気になる方は是非確認をしてみてください。
実際に何かを企画・実行して、町の中で経済活動が生まれたり、町に変化が生まれることは周りにも良い刺激になると私は思います。
「誰かがやるから」ではなく「あの人がやったから私もやってみよう」そんな雰囲気がどんどん町に広がっていって行けば良いなと思いました。
私たちも、「BERRY-KAGUさんがやったから挑戦してみよう」なんて言われたり思われたいなと考えるきっかけになりました。