Jomonさんが本州の西端、山口県までやってきました!
山口県は『3万年前の航海 徹底再現プロジェクト』において、Jomonさんが作った丸木舟「スギメ」のキャプテンを務めた漕ぎ手・原康司さんが会場の手配・設営等含め、様々なお世話をしてくださいました。ありがとうございます!
そして、イベント前の金曜日。原さんがJomonさん、事務局長の由佳ちゃん、僕を連れてヨットに乗ることに。
その理由が「温泉に行く」というのだからびっくり(笑)
そしてそれだけではなく…
原さんが瀬戸内の島、佐合島に連れて行ってくれました。
その理由が
「丸木舟完成後の、漕ぎ手の訓練と船の調整をする拠点としてちょうどいいんじゃないか?」
というご提案でした。
ちょうどいいサイズの港と浜、寝泊まりするための小屋(と原さんは仰いますが、とても立派なおうちです)、島の内と外で異なる波と潮流、周囲に点々と連なる島々は漕ぐための目標としてとても良い環境…これは丸木舟を「活用する」ための実験と訓練をする上でとてつもなく良い場所。
というわけで完成・試乗の後、そう遠くないうちに海での訓練ができる!
これはご縁がなければ到底できない素晴らしいご提案…
そして映画の続編も決まったようなもの(笑)
たくさんお世話になります!ありがとうございます!
もちろんイベントも大盛況で、岡山に引き続きJomonさんには長蛇の列!
晴天にも恵まれ、和やかに、そしてあっという間に2日間が終わってしまいました。
山口県平生町、こんな美しい瀬戸内の海が残っているんだなぁ…と、兵庫出身の僕はうらやましい限りです。
地元の方は「何もない」と仰いますが、今「何もない」こそが貴重な時代になってしまいました。
そして「何もない」こそ、自活できる要素のすべてを備えた、むしろ「全部ある」世界なのかもしれない。そんなことを思いながらカメラを回しました。
こんな美しい景色の中を進んでいく杉さん丸木舟を撮ることができるよう…
全力でガンバリマス!