はじめまして!
秋田県横手市在住、歌うミニトマト農家鈴木知行です。
自分の作った野菜を食べた人が心身ともに元気で、日々チャレンジできる、
その人の人生を応援するような野菜作りに取り組んでいます。
お客さんとはできる限り直接やり取りをして、顔の見える、人柄の見える関係を作りたいと思い、
一方通行にならない双方向のコミュニケーションを大事にしています。
それと、音楽が好きで農業の傍ら、イベントで歌ったり、
ライブ動画配信アプリSHOWROOMで弾き語りの配信などをしています。
▼トマトジュースが作りたい
今回が初プロジェクトとなりますが、支援していただいた資金でトマトジュースを作ります。
作るといっても僕自身で機械を導入してジュースにするというわけではなく、協力して頂けるジュース工場さんに委託して加工してもらいます。
今回は試験加工、テスト販売という位置づけで、作ったジュースをプロジェクトのリターンとして支援して頂いた方に飲んでもらい感想をいただき、本格的な販売に向けての足掛かりにしたいと思っています。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
僕は自分の作った野菜を特に、次の時代を担う子供達に食べてもらいたいと思っています。
当農園のミニトマトは自宅直売所で近隣のお客さんに買っていただくことも多く、
よくお話を伺う機会があるのですが、
「子供がこのトマトが好きで」とか
「孫がこのトマトじゃないと食べない」とか
とても嬉しいことを聞きます。
うちにも3人の子供がいますが、みんなこのトマトが大好き!
「トマトが赤くなると医者は青くなる」
なんていうことわざがあるように、日々元気に過ごせるよう子供達には沢山トマトを食べてもらいたいと思っています。
余談ですが、日本人のトマトの年間消費量(1人当たり)は、世界の平均消費量20㎏(1人当たり)の半分の約10㎏。
日本人はもっとトマト食べていいんです!(笑)
とは言え、僕の住む秋田県は冬になれば雪に覆われ気温も低い、日照も少ない(日本一)ので一年通じての生産は非常に厳しいそんな地域です。
↑冬の晴れ間はほんの少し。
でも僕はなんとか一年通じて自分の作ったミニトマトを子供達やお客さんに提供したい。
という想いがありました。
トマトはソース、ケチャップやピューレにしたりお菓子に使われたり、
乾燥させたり色々な形に加工されますが、
一番はできるだけトマトの味そのままで子供達が気軽に摂取できる形が望ましいと思ったのと、
僕自身、自分のミニトマトで作ったジュースが飲みたいという願望がありましたので、
迷わずジュースにしようと決意しました。
もちろん添加物を使用しない、飲ませる親御さんも、飲む子供達も安心のトマトジュースです。
ですが、トマトジュースと言えば僕が子供の頃飲んだ食塩を添加したあの味。
当時はこんな飲み物二度と飲むものかと思っていました(笑)
今でこそ無添加で飲みやすい物も増えましたが、果たして子供達はトマトジュースを飲むのか?
不安になっていても仕方ないので試作品を作って飲んでもらったところ、
大人にも子供にも大好評!
それならばとプロジェクトを進めることにしました。
▼原材料もこだわる。
今回使用するミニトマトは当農園で作ったロッソナポリタンというイタリアントマト。
味が濃厚で、甘みが強いのが特徴です。
また、栄養価にも優れ、リコピン、グルタミン酸(旨み成分)が多く含まれています。
このミニトマトを完熟した一番味の乗った時に収穫し冷凍保存したものを使用します。
もちろん生でも十分美味しいものです。
ロッソナポリタンの美味しさを味比べで競う2016年の「R-1 コンテスト」では、
全国のロッソナポリタン生産者の中から見事優勝することができました。(2017年は惜しくも3位。)
また、農薬も秋田県の通常栽培基準の約20%に抑え、
有機質の肥料を中心に、足りない養分を化学肥料で補うやり方で施肥をする、減農薬、減化学肥料の栽培です。
どんなジュースに仕上がるのかワクワクしてきませんか?
▼心強いパートナー
今回ジュース加工をお願いするのは僕の住む横手市の隣、大仙市にあるダイセン創農さんです。
当初県外の業者さんに委託する予定をしていましたが、ある時ダイセン創農さんのことを知り、
話を伺いに行ったところ、急に現れた僕のような若造(農業の世界では36歳でもまだ若手)の
話にも耳を傾けていただき、この取り組みを応援すると言っていただくことができました。
ダイセン創農さんは自社でもトマトを栽培し、ジュースにして販売しています。
(ダイセン創農さんのトマトジュースはこちら)
加工技術はもちろん、実際に工場内を見学させていただき、製造工程の説明を受け、
設備、衛生管理、製品検査体制等、何の申し分も無く、安心してお任せできます。
トマトの生産、加工を通じて秋田県のトマトと農業、地域を発展させたいという企業姿勢に
感銘を受け、是非お願いしたいと思いました。
▼資金の使い道
今回20万円の目標金額に設定しましたが、
支援していただいた資金はジュース加工費用とクラウドファンディングの手数料として使用します。
内訳は
ジュース加工一式費用 173,051円 (見積り金額)
クラウドファンディング手数料 26,000円 (目標金額の13%)
計 199,051円 です。
もし、目標金額を超えて支援していただいた場合は、今回の残金949円と合わせて本格的に販売する際のパッケージや加工費用に使わせていただきたいと思います。
▼最後に
今回クラウドファンディングを利用した理由は、
このプロジェクトに共感してくれる皆さんと一緒にトマトジュースを作りたいと思ったからです。
試験加工の今の段階から皆さんからアドバイスをもらい、アイディアを出し合い、
親御さんが思わず子供や孫に買ってあげたくなるような、そして子供達が数ある飲み物の中から、
このトマトジュースを手に取るような、そんなトマトジュースが作りたいんです!
これから皆さんに相談したいことも色々あります。
パッケージのこと、売り方のこと、届け方のこと、宣伝の事。
僕一人にできることは微々たるものです。
だからこそ皆さんの力をお借りしたい。
助けていただきたいのです。
ただトマトジュースが作りたいわけではありません。
幸せをとどけたい
子供達の沢山の笑顔が見たいんです
よろしくお願いします。
Land Bass 代表 鈴木知行
最新の活動報告
もっと見るトマトの搾汁が終わりました!
2018/02/16 10:11少し時間が経ちましたが 先日僕のロッソナポリタンが搾られてジュースになりました! どんな感じになったか気になりますよね? それでは、既に試飲している僕の感想。 正直に言いますよ。 評価としては僕の中では合格点に届いてません。 ただロッソナポリタンの特徴は出てると思います。高糖度で味も濃厚な感じ。 特徴出てるならいいじゃ~んと思うかもしれませんが、では何が問題なのか。 問題は大きく2つ。 ①酸味が足りない。 これは原料である僕のトマトに酸味が足りてないのでどうしようもないところです。 酸味を出すような作り方をするか、完熟前の酸味が強い時期のトマトを使うか今後検討する必要がありそうです。 ②後味が気になる これはまだ原因がわからないのですが、トマトらしくない良いとは言えない後味なのです。 うまく表現できませんが、気になる後味です(わかりづら~ 笑) 収穫~保存の間に問題があったのかもしれません。 という訳で、合格点に届いていないトマトジュースですが、これが最初から完璧な仕上がりでもちょっと面白くないので、ここからあーでもない、こーでもないをしながら皆でトマトジュースを仕上げていきます! 支援してくださった皆さんでグループを作って、トマトジュースのあれこれを作り上げていきたいと思ってます!(グループを立ち上げ次第連絡いたします) もちろんこの味についても皆さんから感想、ご意見いただきたいと思います! すでにトマトジュースのリターンに支援してくださっている方でそんな合格点に満たないジュースなんて要らない!という方は代替案を提案させていただくのでご連絡下さいm(__)m 誤解無いように書きますが、今回問題となっていることは原料由来のことだと思っています。 搾汁してくださったダイセン創農さんにはトマトジュース委託加工に際して多大なるご協力をいただき大変感謝しております。 今後もご相談させてもらい、一緒にこのトマトジュースを作っていただきたいと思っておりますm(__)m もっと見る
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