今回は、リターンのサロンドロワイヤル社のチョコレートについてお話させてください。
カンボジアへの支援に協力して下さっているだけではなく、他にも社会的な事業をされているので、その紹介を。
同社のチョコに使われている、ピーカンナッツ。看板ナッツです。ピーカンナッツは現在日本では栽培されておらず、年間300トンが輸入されています。
前内真智子社長は、陸前高田の遊休地を活用して「国産ピーカンナッツを作りたい!」「雇用を創出したい!」との思いで、昨年夏に新しい会社・ゴールデン・ピーカン社を設立。
このプロジェクトは、東京大学が高収益作物のピーカンナッツに注目し、震災復興の一環として陸前高田市で栽培してはどうかとの提案があり、陸前高田市との産官学連携でスタートしたものです。昨年夏の三者の調印式の記事はこちらです。
がんばっぺし陸前高田【陸前高田市】という陸前高田のFacebookページ投稿もあります。
「日本にピーカンナッツの市場・雇用・文化をつくる!」とはいえ、土地起こしから、満足のいくピーカンナッツが出来るまで、実際にどれだけの時間がかかるでしょう。長い年月をかけてでも達成したいという前内社長(私はショコラさんと呼んでいます)の志の高さ、社会問題に対する熱意、思慮の深さに、私はいつもたくさんのことを学んでいます。
ショコラさんはさすがにベテランの女性社長さんといった感じでキビキビされていて、とても優しくてかっこいい女性です。
私のカンボジアでの活動に共感して協力してくださるだけでなく、日本の農業再生と地方創生のために実際に行動を起こすというのは本当に素敵だと思います。
そんな思いも、サロンドロワイヤル社のチョコレートに込められています。
ぜひみなさんにも、この取り組みを知っていただきたいですし、一緒に応援しましょう!
そしてますます、今回のリターンであるチョコも楽しみにしていてください。