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【珈琲と紅茶】のブレンドで、お茶の可能性を広げ、受け継いだお茶畑を守りたい

熊本県と鹿児島県の県境に14ヘクタールの広大な敷地があります。その中に8ヘクタールの有機JAS認定+自然栽培で栽培したお茶があります。周りにはお茶農家も多く、新参者は販売ルートを自分で切り開いていかなければいけません。他の農家さんと競合するなら、新しいジャンルの販路を開拓していこうと思っています。

現在の支援総額

11,811

2%

目標金額は500,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/09/25に募集を開始し、 4人の支援により 11,811円の資金を集め、 2023/10/31に募集を終了しました

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【珈琲と紅茶】のブレンドで、お茶の可能性を広げ、受け継いだお茶畑を守りたい

現在の支援総額

11,811

2%達成

終了

目標金額500,000

支援者数4

このプロジェクトは、2023/09/25に募集を開始し、 4人の支援により 11,811円の資金を集め、 2023/10/31に募集を終了しました

熊本県と鹿児島県の県境に14ヘクタールの広大な敷地があります。その中に8ヘクタールの有機JAS認定+自然栽培で栽培したお茶があります。周りにはお茶農家も多く、新参者は販売ルートを自分で切り開いていかなければいけません。他の農家さんと競合するなら、新しいジャンルの販路を開拓していこうと思っています。

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ご覧いただきありがとうございます!

あまたま農園 代表の天野礼です。


以前、ご支援いただいた方々本当にありがとうございました!

少しずつではありますが、

工場の方も茶畑の方もキレイになってきています。

プロジェクトの内容は以前と同じで、

受け継いだ広大なお茶畑と工場を残していきたいので、

工場や農園の整備に使わせて頂きます。


ただ今回は、3年間お茶農家(専業農家)としてやってみて感じたこと、

思ったことがあり見方を変えてみました。

自分の住んでいる場所には、他にもたくさんのお茶農家があり、

皆さん頑張っていらっしゃいます。

自分も個性あふれるお茶を作っているので、

自分の作っているお茶には自信があります。

ですが、

お茶の販売先を奪い合う事が好きじゃないという事に気づきました。

もちろん、自分のところのお茶が好きで使って頂く分には嬉しいですし、

この上ない話です!

ですが、

そうじゃないところもあります。

なので、新しい分野のお茶を開発いたしました!!

鴛鴦茶(えんおうちゃ)です!!

その鴛鴦茶についていろいろ説明していきますので、

お付き合いの程、宜しくお願い致します!!


鴛鴦とは、おしどり の事で、

珈琲と紅茶がカップの中に仲良く入っている事から名づけられたそうです。

発祥は香港で、いつの間にか、カフェでの定番メニューになっていたそうです。


ですが、

日本では全然流行らず、誰も知らない状況・・・

では、なぜ 鴛鴦茶を作ったのか?

それは、

コーヒーメーカーで淹れる紅茶を開発した事から始まります。


お茶農家ではあるのですが、よく飲むのは珈琲!

朝は、焼きたてパンとカプチーノ、昼はサンドイッチと珈琲、

甘いデザートと珈琲の組み合わせも幸せです!

という風に、珈琲もかなり飲んでいます。

なので、コーヒーメーカーもいろんな種類をもっていて、

何度も紅茶や緑茶で試していたのですが、

コーヒーフィルターから溢れてしまい諦めていました・・・↷↷


そんな中、


わざわざ栃木から遊びに来てくれた方が、

ドリップ紅茶を持って来てくれた事をキッカケに、

もう一度挑戦!!


以前とは違い、いろいろ商品を開発する中で、

いろいろな道具がまわりに揃っていたおかげで、

あっさり完成!!

コーヒーメーカーで淹れられる紅茶と緑茶が完成!


まず使った感想は、めちゃくちゃ簡単!

お湯を沸かさなくて良いし、

2-5分の蒸らしの時間もいらない!

ドリップしたらすぐ飲める!

そして、何より驚いたのが、

味が濃い!!


味が濃いので、そのままだとたくさん飲めないので、

おすすめは、アイスティーやミルクティー

などにして飲むと、ごくごく飲めます!

そして次は、

茶葉の形状も、珈琲の粉に似ていたことから

珈琲とのブレンドに挑戦!

でも、いつものティーバックだと、

蒸らしの時間とかで味にムラが出来てしまいますし、

なおかつ、せっかくのドリップできるというのが

いかせないと思い、ドリップパックにしました!

お湯を注ぐだけで、辺りに香りが漂います。

珈琲と紅茶の味と香りもする、

まとまりのある鴛鴦茶が完成しました!



次に考えたのは、【あまたま農園らしさ】を考えました。

お茶農家が、珈琲と紅茶をブレンドしました!

だけだと弱い・・・

かと言って、フルーツやハーブだと、ありきたりかな??

なんて思っていると、

バーボンやウイスキーの樽で香りづけをした珈琲を発見!

そして、すぐ実行!!

これにより、

4種類のあまたま農園らしい 鴛鴦茶 が完成いたしました!

そして、パッケージラベル

いつものように、試行錯誤しながら考えます・・・


鴛鴦(おしどり)だから、オシドリを入れたい。

という事で、idea1・・・敗北・・・


鳥はダメ という事で、豆と茶を入れてみて

idea2・・・敗北・・・


珈琲と紅茶のブレンドだからという事で

idea3・・・採用!

パッケージラベルも出来たので、

あとはいろんな方の感想を聞きたくて

いろいろなイベントに参加して、

感想を聞いてみると、

8割の方は美味しいと言ってくださいました。

中には、

●『これ後味が、やみつきになる!』

●『珈琲だと重いけど紅茶だと物足りないときに良い!』

●『後味に感じるモルティーな風味がヤバい!』

●『ダンディーなおじさまが好きそう(笑)』


などと喜んでくださる方もいらっしゃいました。

もちろん、生産者を前にして 美味しくない!

と言える方はいないと思うので

優しさも入ってると思いますが、なかなか高評価!

和紅茶は焙煎和紅茶(ノンカフェイン)を使っているので

カフェインは通常の半分!

お茶農家のつくる 鴛鴦茶!

是非試してみてください!


もしこれが定番商品となった場合、

お茶農家の新しい販路開拓につながっていくと思います!

日本のお茶の可能性をこれからも広げ続けていこうと思っています!


熊本県と鹿児島県の県境 標高580mの山の頂上にあります。

あまたま農園のお茶畑は、40年以上無農薬・無化学肥料の有機栽培で、有機JAS取得の茶畑

前のオーナーから引き継ぎ、2021年の7月から、自分達(夫婦2人)だけで茶畑と工場を運営しています。


2022.03.03 あまたま農園として有機JAS認定を再度取得しなおし、現在は無肥料の自然栽培を行っており、

お茶栽培から販売までの全ての工程を自分達でやっています。


有機JAS認定+自然栽培 を説明しますと、

簡単に言うと、有機で栽培している事を、認証機関に認めてもらい、更に

肥料を使わない自然な栽培方法をしているという事です。


ちなみに有機栽培とは、農薬を使わず、有機の肥料を使う事なのですが、

【無農薬・無化学肥料栽培】 や 【農薬・化学肥料不使用栽培】の表記にすると

無許可で、自己申告での販売が可能です。←すべて農家さん任せ


あまたま農園では、お客様や販売店様に少しでも安心してもらえるように、

有機の専門機関にお願いして、有機JAS認定の認定証を取得しました。

有機JASの認定にはすべての農機具や機械の申請、畑以外で育った雑草、肥料、洗剤、殺虫剤など有機JASの規定にあっているかなどチェックされるため、他の畑から、クワを借りてくるのもダメなんです。

すべてチェックしてもらい許可が出たものしか使用できません。他にも、どの機械を使っていつ何の作業をしたなど、日々のチェックもあります。そこまで管理してもらい、チェックしてもらい認証がおります。

これで、無農薬・無化学肥料栽培でつくっている証明ができました。


次に、自然栽培です。

自然栽培も、無許可 自己申告で表記して販売できます。← これも農家さん任せ


自然栽培も自然な状態で育てていくので、農薬もダメですし、有機であっても、肥料もダメです。

自分の畑以外から持ち込みはどんなものであってもダメです。

剪定(お茶の芽をそろえる作業)の切る箇所だったり、雑草も味方につけて行うので、

共存できる雑草と共存できない雑草の判断だったりします。

何度も失敗して、その土地に合った栽培方法を見つけていくのも楽しさの1つではありますが、

机上の上ではわからない事ばかりなので、実際にやらないとわからない事がほとんどです。

自然栽培という事を信用してもらうには、畑を見てもらうのが一番早いので、

販売や打ち合わせで予定が入っていなければ、いつでも農園の案内もしています。

良いところを悪いところも、直接判断してもらうのが良いと思っています。


自分もやる前までは、だめじゃない??

と思っていました。

でも、やらずにいろいろ言うのは失礼なので、とりあえずやってみた!という感じではじめました。

人間だって、どんな食事だっていいから摂らないと弱っていくのに、どうなの??

なんて思ってはじめた完全自然栽培。

どうせやるなら、『おもいっきりやって納得しよう!』と畑を隅から隅まで歩いて見てまわりました。

もともとあまり元気がなく弱っている感じがするお茶畑。

すると、広大なお茶畑のところどころに、異様に元気なお茶の木がある事に気が付きました。

根元の方を見てみると、湿気があり土も柔らかく、昆虫や小さな虫が住み着いていました。

逆に、元気のないお茶の木の根元は、乾燥していて土も硬い。

そこで、雑草をのこして地面が隠れるようにしようと決めました。


すると、どうでしょう!

毎年の成長記録をご覧ください!

左が、2021年有機栽培。(前オーナーさんから引き継ぐ直前)

右が、2022年有機+自然栽培(無肥料)です。

そして、無肥料栽培 3年目!

どんどん 元気になっているのがわかります!

考えてみると、雑草も肥料なくても元気に育ってますし、

廃業したお茶農家のお茶畑は、とんでもなく元気に育っているので

人が手を加えない方が元気なのかもしれません。

ただ、収穫をしやすいようにしないといけないので、

自然栽培とは、自然との歩み寄りだと思っています。


通常のお茶農家さんは、

農協に卸し、まとめて買い取ってもらうしかありませんが、

買取価格(キロ単価)×収穫量=収入。

となるため。どうしても収穫量がものを言います。

その為、化学肥料などを使って収穫量を増やす必要があります。

そこまでしても、専業農家は少なく、いろいろな仕事をしながら生計を立てています。

有機栽培にすると、収穫量が 半分から3分の1 に激減してしまう為

なかなか難しいと思います。



これは、個人的な感想になるかもしれませんが、無肥料にすると、お茶の味が変わってきます。

鶏糞をあげると、微妙に鶏の香りがするし、堆肥(牛糞)をあげると、牛(牛乳)の香りがします。

魚介系ですと、魚っぽい感じが感じられたり、ホントに微妙ですがそんな感じがします。

なので、肥料を使わないという事は、自然なお茶の味がするのではないかと思います。

実際に、お客さまからその様なコメントを頂いているので、無肥料のお茶があって良い!!と思っています。


1お茶摘み

まず初めに行うのが、お茶摘みです。毎年ですが緊張します!!




工場に運び、緑茶はその日のうちに、和紅茶はここで萎凋させ次の日に製造します。



緑茶の場合は、蒸気で蒸していきます↓



揉捻機で揉んでいきます。 右は手揉みの紅茶



緑茶は、乾燥させながら棒状にしていきます。右は手揉みの紅茶


乾燥して完成!!


と、いう風に緑茶になります。右は紅茶です。


緑茶はこういう色と味です

CMとかでよく見る、グリーーン!ではないですが、昔ながらの栽培方法で栽培している為、昔ながらの黄色っぽい緑茶です。味は、渋みの少ない身体に染み込む優しい味わいで、個人的には大変美味しいです!(手前味噌かもしれませんが、よく美味しいと言って頂いています。)

春先とかによくある品評会とは、判断基準が違うので、別の観点でご理解のある方だと嬉しいです。


和紅茶も作っています

和紅茶も人気が出てきており、いろんなお店でも使って頂ける様になってきました。通常の和紅茶はあっさりした味なので、ミルクティーには合いづらいのですが、あまたま農園の和紅茶はミルクティーに合います!

実際に、東京のミルクティー専門店でも使用されていて、美味しく淹れて頂いています。

新宿駅のカフェでも、オリジナルラベルで販売頂いたりと、徐々に広がってきていますので、

安全・安心はもちろん、美味しいといってもらえるモノを作って行きます。


自分の工場で自分の茶畑の茶葉だけを製造して感じたこと


自分の茶葉だけを製造する農家はほとんどないと思うので、

たぶん、お茶農家の方も知らない方は多いと思います。

実際に自分もそうでしたが、今まで緑茶は共同工場で製造していました。

いろんな農家さんが茶葉を持って来て製造をします。

一日の最後に、その日機械を使用した農家さんが掃除します。

機械の中に上半身突っ込んで掃除するのですが、

【お茶にかぶれる】とか【お茶アレルギー】とか言って、

首筋二の腕など、皮膚の弱い箇所は、赤くなります。

蕁麻疹のような感じなので、成分が強いのだろうと思っていました

ですが、自分の工場で製造した後に掃除をしても、

まったく赤くならないし、息苦しさもありませんでした。

はじめは、気にしなかったのですが、機械の中で深呼吸しても、

よい香りしかしないので、よくよく考えてみると、

蕁麻疹の原因は、機械の中に残った残留農薬だったと思います。

自分が作るものは、少しでもその様なリスクは避けたいので、

この工場をなんとか守っていきたいと強く思ってます。




オーナープロフィール (あまたま農園 代表 天野礼)

高校卒業後、自衛隊に入隊(2年間在籍)その後、

営業職 販売業 住宅リフォーム業 プロパンガスの配送 運送業(宅配) 引越し業 竿だけ屋さんの営業など、

関東で12年間いろいろな仕事を経験して、熊本に帰ってきて14年になります。

熊本に帰って来てからは、実家のお茶の仕事を手伝い、3年前に独立。

英語は全くできなかったのですが、WWOOF(外国人受け入れ)のホストもしており、

延べ400人以上の外国人を受け入れしながら英語力も身に着けました。

いろいろな経験をしてきた事で、栽培から製造、加工に販売、デザインやインターネットなど

全て自分でやっていけるようになったと思っています。

無農薬や自然栽培をやっているのは、自分で作るものは、自然なものが良いと思い、

やるなら全力でとことんやる!!という考えで始めました。


すべてセルフビルドの家づくり

熊本に帰ってきた年に、

住む場所がなかったので、

間伐材などを利用して自分達(夫婦2人)だけで家を建てました。

材料の1つ1つも自分達で買いに行き、

なるべくお金がかからないようにもらえる材料はもらいながら、

使えそうなものは工夫をしながら建てていきました。

道具も全然そろってなくて、使えるものはなんでも工夫して使いました。

14年経ったいまでも、使っています。


たくさんの動物たちとの共存生活


動物も好きで、

犬、猫、ウサギ、ヤギ、豚、フクロウなども一緒に生活しています。


本当にいろいろな事が起こるので、

いろんな事を自分で出来るようになれます。

それもこれも、動物さん達のおかげです。

共存っていろんな形がありますね!!笑

山の中で生活するという事は、

仕事も生活の一部でしかないという事ですかね!


最近は、動物との生活を撮影した配信も行っています!!

よろしければご覧ください!

あにたま農園 アニマルちゃんねる - YouTube


【今までやってきたこと】

・セルフビルド(基礎から全て)

・WWOOFホスト(延べ400人以上の外国人の受け入れ)

・ログカフェ経営 

・動物保護活動 (保健所、保護施設にて 犬 猫の里親に)

・芳香蒸留水製造

・廃校を利用したカフェ TINY FOREST経営など

〈使用目的〉

工場、農園の整備資金に使わせていただきます。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


オーガニックティーファーム あまたま農園

               代表 天野礼

〒867-0174

熊本県水俣市石坂川370-120


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