バラすのは簡単。リスケはむずい!
先日は撮影2日目、埼玉県越谷市にある公園での撮影の様子をリポートしました。
だけど、じつはこの日、朝から雨。というか、2週間前からずっと雨予報で、ロケを決行するかバラすかで、制作チームが最後まで悩んでいたのです。
だけど、バラしてしまえば、役者さんやスタッフさんなど、たくさんの人たちがまた再結集できる日にちを段取りしなければなりません。これはかなりしんどいこと……できれば、一度決まったロケ日で決行したいというのは、多くの制作チームが思うところなのです。
で、2日前の天気予報だと、朝に雨は降るけれど、昼前には止むとのこと。
これはやるしかないでしょう!! ということで、ロケは決行されたのです。
朝は雨……だけど!
そして運命の日。予報通りといえば予報通りなんだけど、結構な雨量。
ホントに止むんかいな? と誰もが不安に思っていました。
だけど、もう役者さんもスタッフさんも集まっちゃってますからね。できることからはじめましょう! ……ということで、休憩スペースとして借りていた体育館の会議室でリハーサル。
それが上の写真。
なんだか可愛らしい子どもが3人いますよね。めっちゃ可愛いですよね?
はい、左の女の子2人は僕の娘、右の男の子は近藤校長の息子くん。お察しのとおり、プロデューサー特権使いまくりですw
でも「そんな子どもを使って、演技なんかできるの?」と不安に思った方もいることでしょう。支援を後悔した方もいるでしょう!
だけど安心してください。これは劇中劇の1コマ。
なので演技はオーバーだったり、多少ギクシャクしてもOKなのです!! 逆にいえば、だからこそ、僕も近藤校長も安心して我が子を送り出すことができたのです!
話が逸れましたが…………。
そうこうするうちに雨は止み、その後、青空のもとで無事に撮影を終えることができたのは、先日の記事どおりです、ハイ。
プロは帳尻を合わせる(良い意味で!)
ちなみに雨が止まなかったらどうしていたのか?
それならそれで、微妙に台本を変えて、雨でも違和感のない内容に変えていたことでしょう。
シチュエーションに合わせて臨機応変。これもまた、プロの仕事なのです!
映画『お金が足りない。』制作委員会・サガヤマ