2009年の設立からPPCILの代表として障がい者の皆さんを支え続けている
メイ・サミスさん(Mey Samith)
今回は、私たちがお話しした中で知ったサミスさんの思いをご紹介します。
◉自立とは
自立とは一般的には「何でも自分でできること」といわれているが、
『自分で選び、自分で決定し、自分で責任を取ること』が本当の意味であると考える。
そして本当の意味で自立するために、まずはカンボジアの障がい者の方々が元気で、自分自身を好きになってほしい。
◉ 社会を変える
現在は障がい者の方々を社会的問題として捉えているため、社会を変える必要がある。
健常者が作った社会だから障がい者は生きにくいと感じている。「歩けないこと」がサミスさんのアイデンティティである。車椅子を使えば歩くことができ、スロープが有れば問題ない。
「歩けないこと」が障がい者個人の問題なのではなく、スロープなどの「バリアフリー設備が整っていない環境、社会」が問題である。
だから社会を変えなければならない。
『バリアフリー』は障がいの有無、高齢者子ども、男女は関係なく『みんなが使えるもの』だと認識しみんなが住みやすい社会を作りたい。
PPCIL設立から今年で13年。
サミスさんを筆頭に、今日も一人ひとり障がい者の方と向き合い、より良い環境作りのために活動しています。
今回のクラウドファンディングでPPCIL、サミスさんの事を知り、これからも応援して頂けると嬉しいです!