今月上旬に、揖斐川町の茶畑に、茶の実の採取に行ってまいりました。
茶は、茶畑から茶の新芽を採取して作られます。茶畑はいつも葉っぱが茂ように管理されています。でも植物としては、ツバキ科の植物で花が咲き、実もなります。
茶畑では茶葉を採取するため、花も実もならないように管理されていますが、茶農家の後継者不足や茶の需要の低下から、耕作放棄される荒れた茶畑でのみ、花が咲き実がなっています。
天空の茶畑を上から見ると、きれいに刈り取られた茶畑と、枝が伸び放題で花実がなっている茶畑とパッチワークのように見えました。耕作放棄された畑と農地として耕作されている畑とが隣接している状況を見てまいりました。
そこで、実を採取してきました。
茶の実は、3粒づつ、種が入っていると一般的には知られており、地図記号の茶畑も〇が三つのマークです。実際私が採取してきた実は、一つぶ入っていたり、二つぶだったりと、様々でした。これも在来種の茶と、品種改良された茶と、植物の品種によって、実も異なるとのことでした。
実際に足を運ばないとわからなかったことばかりでした。
耕作放棄茶園でとれた茶の実のオイルを活かすことで、少しでも茶や茶畑の現状に目をむけていただければよいと思っております。
活動の共感してご支援いただきありがとうございます。まだまだ、よろしくお願いします。