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◆◆終了間近~最後のごあいさつと目標金額について◆◆
このプロジェクトにご賛同くださった皆さま、本当にありがとうございました。
間もなくご支援の受付が終了いたします。
終了前に、クラウドファンディングの目標金額についてお話しさせてください。
10,000,000円を目標にするにあたり、たくさんのことを考えました。
コロナ禍における損失額と、それを背負ってのこの先5年間の活動を見据え、今ある舞台作品を保ちつつ、新たな作品を創りだす資金と維持費に必要な金額が10,000,000円でした。
もちろん、それだけに頼らず、日々の営業努力と作品創りへの工夫、さまざまな助成金の利用もしつつの見通しです。
この目標金額を低く設定し、クラウドファンディングをスタートすることも考えました。
しかし、私たちの現状を正直にお伝えする機会なのかもしれないと、設定を変えることを選びませんでした。
私たちが仕事として作り上げる舞台は、皆さんが普段購入される商品のように手元には残りません。
だからこそ、確実な作品を創らなければなりません。
私たちの考える「確実」とは、皆さまが日々の生活の中で、自分らしく過ごせる、ほっとする居場所や考えを見つけだすきっかけとなるようなメッセージを残すことです。
その価値について、さまざまな考えがあり、このクラウドファンディングについてもご理解いただくことは難しいと思っています。
それでも、私たちが今回プロジェクトを立ち上げ、クラウドファンディングに挑戦した理由は、演劇を通してそのメッセージを届けたいからです。
今回の目標達成は、とても難しい状況となりました。
しかし、皆さまからのご支援金とあたたかいお気持ちを無駄にせず、その中での最善策を導き出し、活動に繋げてまいります。
残りわずかの時間となりましたが、プロジェクト終了まで、どうか引き続き応援と、このプロジェクトを広めていたただきますようお願い申し上げます。
プロジェクトリーダー
劇団仲間 大堀 茜
●ごあいさつ
こんにちは!本プロジェクトにご興味をもっていただき、誠にありがとうございます。
劇団仲間は1953年に創立以来、児童・青少年演劇に力を入れ、こどもから大人まで楽しめる演劇を、全国の劇場、学校の鑑賞教室などで公演しています。
代表作の『森は生きている』は、1959年渋谷東横ホールでの初演から、通算2100回以上を超えるロングランの作品となりました。
現在も、毎年上演を続けています。
『人間をして よりよく 生かしめよ』
これは劇団結成宣言の主文であり、以来69年間かわらぬ劇団仲間の理念です。
俳優座養成所講師から劇団仲間結成を主導し、1980年に急逝した中村俊一は、主宰者として演出者として一貫して劇団の指導にあたり数多くの作品を創り出しました。
国内外を問わない幅広い作品の選択は演劇界のユニークな存在としてあり続けました。
同時に、幼少期から質の高い演劇に接することによって子どもたちの感性を高め、成人後も芝居を愛する感覚を持った人たちを増やしていこうとの狙いもあり、創立当初から児童・青少年演劇に力を入れてきました。
中村俊一亡きあともこの路線は変わらず、創立メンバーの一員である生井健夫を中心にした集団指導体制によって組織の発展と新しい創造への道を進めてきました。
幸いにも理解ある劇団内外の作家、演出家の協力を得て、中村時代とはひと味違った舞台を創り出すことに成功し、各方面より高い評価をいただいています。
今後も、69年にわたる歴史の中で培ってきた演劇に対する真摯な姿勢を継続しつつ、 新しい時代にふさわしい作品の創造を目指します。
●時代の流れとともに~コロナ禍における活動困難
近年の劇団仲間は、児童数の減少や教育機関での体験事業時間確保の困難などが理由で公演数が減り、経営が悪化しています。
2018年に稽古場を売却し、劇団運営を見直して、再出発を試みていました。
ところが2020年以降、コロナ禍における度重なる公演中止により、新たな創作活動が困難な状況となってしまいました。
2020年度から比べると、2021年以降は少しずつではありますが、公演数が回復しつつあります。
しかし客席の密を避けるための空席確保は現在も続いており、通常の集客を望むことができずにいます。
また、公演関係者の定期的なPCR検査や、稽古場、劇場の消毒作業などの感染症予防対策の実施は、経済的にも運営的にも負担が増えることになりました。
自分たちでできる限りの工夫をしつつ、活動の継続に力を注いでまいりましたが、皆さまのお力添えをいただきたく、クラウドファンディングでのご支援をお願いすることにいたしました。
●このプロジェクトで実現したいこと
劇団仲間は来年創立70周年を迎えます。
例年より公演の機会を増やせるよう、既存の作品の装置や衣裳のメンテナンス、そして稽古の充実を計画しています。
特に『森は生きている』の美術、衣裳は20年以上の間、自分たちで綻びを繕いながら使いつづけているものです。
安全面の強化や、お客さまにより観やすい環境を整える為、このプロジェクトを活用させていただきたいと考えています。
また、このプロジェクトを通して、いつも応援いただいている皆さまにはもちろん、初めて劇団仲間を知ってくださった皆さまへ、私たちの活動をお伝えし、児童演劇の魅力をお届けできたら幸いです。
●これまでの受賞歴
●資金の使い道
皆様からいただくご支援は、劇団仲間の運営費・活動費として大切に使用させていただきます 。
・『森は生きている』大道具・小道具・衣裳の修繕費。及び、公演継続のための稽古場賃借料、劇場賃借料などの制作費
・その他の全国巡業児童青少年演劇作品の制作費
・劇団事務所、倉庫、駐車場の賃借料、光熱費等、活動継続に伴う維持費
・公演の規模縮小による収入減の補填
・リターンの製作、発送料
・CAMPFIRE手数料
●リターンについて
ご支援いただく金額ごとに、お礼の品をご用意しました。
グッズはこのプロジェクト限定品や、普段ご購入いただけない品です。どうぞ楽しみにお待ちください。
また、ご支援のみという方は、返礼品不要もお選びいただけます。
ご支援いただく際に、備考欄にその旨ご入力ください。
①お礼メール
ささやかではありますが、お礼の気持ちをメールでお送りさせていただきます。
②劇団ホームページにお名前掲載
劇団ホームページのクラウドファンディングプロジェクトご案内ページに、お名前を掲載いたします。
(希望者のみ)
③限定動画QRコード付きお礼状
動画はクラウドファンデングのために作成した、『森は生きている』のメイキング映像です。
④オリジナルクリアファイル(非売品)
サイズ:A4 デザインは後日発表いたします。
⑤俳優サイン入り『森は生きている』劇中歌CD(2018年収録)
現在、一般販売を行っていないCDを、このプロジェクト限定で俳優のサイン入りでお届けします。
今後も販売の予定はありません。
CD収録曲:序曲(オーケストラのみ)/ ウサギとリス / 森を閉める歌 / 序奏と十二月の歌 / 終曲・黄金の太陽 / 序奏と十二月の歌(オーケストラのみ) 全6曲
※サイン記入の為、外袋を外しております。
⑥オリジナルトートバッグ(非売品)
素材:綿100%
マチありのA4サイズがゆったり入る大きさです。デザインは後日発表いたします。
⑦オリジナル『森は生きている』Tシャツ(非売品)
Tシャツのサイズは、S、M、L、XLからお選びいただけます。
[サイズ表(cm)]
S:着丈66/身幅49
M:着丈70/身幅52
L:着丈74/身幅55
XL:着丈78/身幅58
カラー:ホワイト
デザインは後日発表いたします。
⑧協賛として『森は生きている』の会場にお名前掲示
2022年度『森は生きている』東京公演会場に、協賛としてお名前を掲示いたします。
(ご希望者のみ)
⑨ペアチケットご提供
ご観劇日については、追ってご連絡させていただきます。
[2022~2023年度公演予定]
2022年12月23日(金)~28日(水)『森は生きている』 場所:各線新宿駅近郊 (昼公演のみ)
2023年3月5日(日)『ガクモンの神様』 場所:多摩市内 (昼公演のみ)
2023年7月8月中に夏休み公演を予定 場所:東京都内 (昼公演のみ)
2023年12月下旬『森は生きている』 場所:東京都内 (昼公演のみ)
⑩公演終了後に俳優たちとの記念撮影
舞台上での記念写真です。
日程は追ってご連絡させていただきます。
⑪俳優による出張ワークショップ
4歳~大人までを対象とした、コミュニケーションワークショップです。
台本などは使わず、演劇の要素を取り入れたゲーム感覚でお楽しみいただける内容です。
また、「一緒に歌いたい」など、ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。
対象エリア:日本国内
参加可能人数(俳優1人につき):20人
所要時間:1時間~1時間30分(参加者の年齢により調整いたします。)
※未就学児のご参加は保護者の付き添いをお願いいたします。
※参加人数で、講師となる俳優の人数をご相談、調整いたします。
<リターン一覧>
●実施スケジュール
2022年11月30日(水) クラウドファンディング終了
2023年1月下旬~2月上旬 リターン発送
※お届けが予定スケジュールより遅延する場合がございます。
発送に関する情報は随時お知らせいたしますので、ご購入後は定期的にサイトにログインした状態でご確認をお願いいたします。
●応援メッセージ
倉本 聰さん
劇団「仲間」は僕の生家です。
昭和30年僕は「仲間」に入り、大学へは全く通わずに「仲間」に通って脚本と演出の勉強をさせてもらいました。
その頃「仲間」はまだ創成期で「そら、また歌ってる」「俺たちは天使じゃない」など意欲的芝居を次々に上演し、世間の評価も高かったのですが、経営的には大変でした。
当時はテレビが開局し始めた時代で各劇団は次々に俳優をテレビに送り込み、知名度のあるスターを育てることで劇団経営を成り立たせていましたが、「仲間」は主宰者中村俊一の方針でテレビに出ることを禁じておりましたので益々苦境に陥っていたのです。
その代り「仲間」には他劇団に比べ、文芸部が格段に充実していました。
その豊富な文芸部の力を集結し、「仲間」はそれまで世間の注目しなかった子どもの為の芝居というジャンルに着目し、児童の為の情操教育の一環としての子ども劇場という試みを、厚生省・文部省などの後援によって次々に世に送り出すことに成功しました。
「三匹の魔法の犬」「乞食と王子」などが大ヒットし、渋谷駅にあった東横ホールを本拠地に毎夏凄まじい動員数をあげたのです。
僕は毎年そのホールでモギリをしていたからよく覚えています。
そしてその中から、元々俳優座のレパートリーであったマルシャークの「森は生きている」を譲り受け、その後の「仲間」の定番として全国を廻り、定着するのです。
今でもあれが芝居というものに触れた、そして感動というものを味わった初体験だったという声をよく聞きます。
子どもは毎年新しく生まれ、児童は毎年更新されます。その子どもたちの、まだ世間に毒されない純粋な感性に、感動というものの種を蒔くことが僕らの仕事だと思っています。
今、芝居をやっている人間たちは、瀕死の状態にあえいでいます。
僕らはこれまで何十年続けてきた子どもの為の情操教育という灯をこゝで絶やしたくありません。何とか皆様にお助けいただきたく、クラウドファンディングにふみ切りました。
皆様のお助けをお願いいたします。
劇団仲間OB 倉本 聰
【倉本聰】
1935年、東京都出身。脚本家・劇作家・演出家。
東京大学文学部美学科卒業後、1959年ニッポン放送入社。1963年に退社後、脚本家として独立。1977年、富良野に移住。1984年から役者やシナリオライターを養成する私塾「富良野塾」を主宰。代表作に「北の国から」「前略おふくろ様」「昨日、悲別で」「ライスカレー」「優しい時間」「風のガーデン」など多数。2006年より「NPO法人C・C・C 富良野自然塾」も主宰し、閉鎖されたゴルフ場に植樹をし、元の森に返す自然返還事業と、そのフィールドを使った教育プログラムにも力を入れている。
●最後に
『こどもたちが自分らしく生きていく』ということについて、どうしても自己表現をすることと発想しがちです。
もちろんこどもたち自身で、自分たちの身体や言葉を使い、発表したり表現することが、とても素敵な瞬間だということにかわりはありません。
しかしその為には、まず相手を受け止めたり感じることが重要だと私たちは考えます。
舞台芸術に触れ、心を動かす体験は、こどもたちの心の成長に繋がると信じています。
こどもたちが豊かな表現力を生み出すきっかけとなることを願い、私たちは表現活動を続けています。
お子さんと一緒に観劇に出かけることは、日常生活において、とてもハードルが高いと感じる方が多いことでしょう。
このプロジェクトを通じて、児童演劇や私たち『劇団仲間』に興味をもっていただけたら嬉しいです。
そしてご支援いただいたことを大切にし、こどもたちと、こどもたちの周りの皆さまに、豊かなひとときをお届けできるよう、活動継続に力を注いでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
劇団仲間
〒164-0012 中野区本町4-26-5 Sビル202
TEL 03-4405-2453(平日10:00~18:00)
FAX 050-5433-1183
MAIL info@gekidan-nakama.com
http://www.gekidan-nakama.com
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターン発送完了いたしました。
2023/02/24 09:21こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターン発送準備
2023/02/16 15:45こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターン発送時期延期のお詫び
2023/02/08 14:07こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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