-ご挨拶-
はじめまして!保護猫カフェPorta(ポルタ)の大藤と申します。
現在、一般の飼い主による飼育放棄やブリーダー引退など様々な理由で行き場を失った猫たちを21匹保護しております。
今の場所では新たに猫たちを保護するスペースの確保が難しいこと、新しい家族を探すことが難しいことなどから、保護猫カフェを一から造ることになりました。
現在、埼玉県川口市(最寄り:戸塚安行駅)に建設中で、2023年春頃にオープンする予定となっております。
1階は3部屋合わせて75㎡超えのストレスフリーな広々空間
2階はエイズキャリア猫のためのお部屋
(2階は大正ロマンなお部屋になる予定なので、ぜひカメラを持ってお越しください☺︎)
また、犬好きな方々にも保護猫のことをより知っていただけるように、敷地内にドッグランを併設しております。
当店で愛犬と一緒に遊んでいただくことが、保護猫活動に繋がります☺︎
※ワンちゃんは受付とドッグランのみ入場可能です。ワンちゃんを連れて猫カフェ内に入ることはできません。
PortaのInstagramにて保護している猫たちや、お店のことをアップしておりますので宜しければご覧ください!
https://www.instagram.com/hogonekosalon.porta/?hl=ja
少しでも多くの猫たちを幸せにするためにスタッフ一同尽力しております。
ご協力よろしくお願いいたします。
-保護猫の施設を建てようと思ったきっかけ-
今現在は個人宅で猫を保護しておりますが、スペースの都合上保護できる猫の頭数に限界が来てしまいました。
保護の相談が来てもこれ以上受け入れることのできない心苦しさから、はじめはテナントを借りて保護猫カフェをオープンさせようと考えておりました。
ですが猫可のテナント自体がとても少なく、あっても1ルームなどの小さな物件ばかり…そんな狭い空間では猫のストレスが増えるのではないか?エイズキャリアの子達のスペースが取れないのでは?等、様々な問題点が出てきました。
その問題を全て解決するために私たちは一つの答えに辿り着きました。
理想的な物件がないなら、猫達のために造ってしまおう‼︎
そしてこの度、猫のことを第一に考えたお家を建てることになりました。
建てるにあたり、市役所を何度も訪れひとつずつ課題を乗り越え、
より猫に優しくかつ人も過ごしやすい空間を作るために、建設会社様と何度も何度も打ち合わせをし、ようやく建設を開始することができました。
猫たちのために、この施設兼カフェを何としてもオープンさせ、人が傷つけた猫たちを人の手で癒し、今度こそ本当に幸せにするために皆様のお力を貸していただけないでしょうか?
-保護猫カフェPortaの役割-
保護活動をしていく中、ある女性と一匹の猫と出会いました。
途方に暮れていたその女性の話を聞くと
"「今まで一緒に暮らしていた家族から一刻も早く処分してこい」と言われてしまった。
どこの動物愛護団体さんに相談しても断られ、預かってくれる知人もおらず、まさに明日保健所に連れて行こうとしていたところだった"
とのことでした。
猫自身も自分の運命が分かっているかのように、声をかけても反応せずただただ無気力に横たわっていました。
その姿に居ても立っても居られず「私が引き取ります」とその場で迎え入れることを決めました。
その猫こそが私の愛猫でありPortaの看板猫のひまわりです。
この出来事がきっかけで、今までは保健所や廃業したブリーダーからの保護がメインだと思い活動してきましたが、ひまわりのように一般家庭で飼われていたけど突然居場所がなくなってしまった子も多いはずと気づきました。
動物愛護団体さんの元には飼いきれなくなった一般家庭からの保護依頼も多く来るようですが、保健所や野良猫の保護でいっぱいいっぱいで受け入れ可能なところはほとんどありません。
動物愛護団体さんで受け入れることができないなら、私たちがそれを担おうと心に決めました。
最期まで責任を持たずに飼育放棄する人達はもちろん許せませんが、猫達に罪は何もなく、むしろ被害者です。
今まで暖かいお家で暮らしていたのに、突然知らないところに連れて行かれ、冷たい檻に入れられた猫達の心の傷は計り知れません。
人間がつけてしまった傷を癒し、今度こそ幸せにしてあげることがこのカフェの役割です。
また、地域にこのようなお店があることによって、保護猫について関心を持っていただき、遺棄や殺処分数の減少、交通事故や猫が引き起こしてしまう問題を少しでも解決し、猫と人とが住みやすい社会を創っていけたらと思っております。
-資金の使い道-
オープンより3ヶ月間の運営費のご支援をお願いしたいと思っております。
3ヶ月分の運営費の概算はこちらをご覧ください。
私たちが保護をしてきた猫たちはどの子も自分の家族として愛情を注ぎ一緒に過ごしています。
毎月獣医師さんに来ていただき健康チェックを行ったり、夜間に無人にならないよう常に人がいる状態にしています。
保護猫カフェがオープンしても私たちが今まで続けてきたこのスタイルを変えるつもりはありません。
皆さまからご支援いただいた資金を大切に使わせていただき、猫たちの幸せを第一に考えたお店づくりをしていきます。
-リターンについて-
保護猫カフェオープン後、オリジナルグッズの販売を予定しております。
今回のプロジェクトを応援していただいた皆さまへ、
通常の商品とは違うクラウドファンディングのみの限定デザインをリターンとして製作、発送いたします。
デザインは決定次第報告させていただきます!
その他、通常利用よりお得になる回数券やドリンク付きのフリーパスなど用意しております。
実施スケジュール
2022年5月 :着工
2022年6月 :基礎工事完了
2022年7月 :上棟
〜今後の予定〜
2022年10月初旬:クラウドファンディング開始
2022年12月末:クラウドファンディング終了
2022年12月末 :保護猫カフェ竣工・引き渡し
2023年1月中旬:猫たちお引越し、新入り猫受け入れ準備
2023年3月 :リターン品発送
2023年春頃 :カフェオープン
最後に
ここまでご覧いただきありがとうございました。
最期のその時まで愛情に包まれて旅立つ子が多い中
「手がかかるからもういらない」「飼えなくなったから殺処分」
と、身勝手な理由で手放す人がいるのもまた事実です。
人間の身勝手さに振り回された猫たちのため、傷ついた猫たちを癒すために、
そしていつか保護猫カフェという存在そのものが必要なくなる社会が来ることを願い
私たちは走り続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
保護猫カフェPortaで皆さまとお会いできる日を楽しみにしております。
大藤
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターン品についてお知らせ
2023/03/10 16:48こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
皆さまご支援ありがとうございました‼︎
2022/12/26 22:222022年12月25日、無事にクラウドファンディングを終えることができました。ご支援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。皆さまからの暖かいご支援、猫たちの幸せのために大切に使わせていただきます。クラウドファンディングを始める前、保護団体さんのような実績や功績などのない私たちに、支援をしてくださる方はいらっしゃるのだろうか?と、とても不安に思っていましたが「もし1人もいなくても周りに知ってもらえたらいいな」という前向きな気持ちでスタートしました。スタート時はまだ壁も床も出来上がっていなかったPorta。この2ヶ月で、壁ができ、床ができ、電気がつき、、そして本日、無事に引き渡しとなりました☺︎外構工事はまだ終わっていませんが、日々完成に近づいております。保護猫施設&カフェとして、ようやくスタートラインに立てました。いつかこのようなお店が必要なくなる日が来るまで、私たちは走り続けていきます。皆さまからの応援が励みになります。これからもよろしくお願いいたします☺︎ もっと見る
はじまりの子「朝陽」
2022/12/24 16:13こんにちは☺︎10月にスタートしたクラウドファンディングも残すところあと1日です。ご支援・応援本当にありがとうございます。今日はPortaを立ち上げるきっかけになった、ある猫のお話をします。少々長いので、気が向いたら読んでみてください☺︎全ての始まりは私が20歳の時、動物専門学校在籍中に保護した246gの1匹の子猫でした。当時は猫の知識がほとんどなく、大慌てでネットや本を読み漁って子猫の育て方を調べ、4時間おきのミルクと排泄補助で寝不足の日々を過ごしました。「朝陽」と名付けたこの子はすくすく育ち、何をするにもずっと一緒でした。同じ布団で寝て、ご飯も、トイレも、そしてお風呂にまでくっついてくるような子でした。毎日平穏に過ごしていましたが、2020年の春、9才の朝陽に小さな異変が見られました。「瞳孔が開きっぱなしになっている」思えば爪研ぎをしなくなった元々遊ぶ子ではなかったけど、より一層オモチャに興味を示さなくなった失明…?と思ったけど見えてるみたい。。心配性の私は急いで動物病院へ。血液検査、目の検査、甲状腺の検査をしても以上なし。強いていうなら光を感じにくくなっているだけかもとのことでした。元気も食欲もあるため、様子見と言われ、毎日いつも通りに過ごしていました。それから半年が経った2020年10月突然、発作が起こりました。急いでかかりつけの病院へ行きましたが、数値に異常は見られませんでした。ただその直後から徐々に異常行動を起こすようになった朝陽。それでもどこの病院に行っても問題ない、様子見と言われました。やっぱりおかしいと思った私は、必要ないと言われたMRI検査を無理言って受けさせてもらうことにしました。そしてMRI検査当日朝陽の頭部の画像を見て愕然としたことを今でもはっきりと覚えています。素人が見てもこれはまずいと思うほどの大きな腫瘍が、そこには写っていました。「今こんなに元気なのがすごい明日亡くなってもおかしくない状態」先生からこのように言われ絶望感でいっぱいでした。先生によると、延命には札幌の大学病院にある機器が一番有効だろうとのことでした。悩んでいる暇はなく、検査翌日から仕事は長期休業。予約を取っていただき2020年の12月下旬に朝陽と札幌へ。飛行機には乗せられないので電車で行きました。朝陽は入院生活に耐えられる子ではないので、一緒に寝泊まりできるホテルから病院まで毎日通院。その日の治療が終わればホテルに戻って2人っきりでのんびりと過ごす日々。そこで朝陽と約束を交わしました。「これからはずっと一緒にいられるように、ふたりで猫カフェをやろうね」と。以前から保護猫カフェを開業しようとは考えていたので、これを機についに動き出そうと決意した瞬間でした。放射線プログラムを終えた12月24日。無事に帰宅できたクリスマス当日。全てがうまくいく。きっと治ると信じていました。しかし12月27日に体調を崩し、そのまま回復することなく29日に朝陽は空へと旅立って行きました。しばらく立ち直れない日々が続きましたがいつか不幸な犬猫を救うんだと決意した幼い時の私の想いとあの日、朝陽と交わした約束が私を動かす原動力となりました。はじめは小さなテナントを借りて2022年春頃に…と思っておりましたが、縁あってここまで大規模な施設を建てるまでに発展しました。朝陽と私の約束が具現化した「保護猫カフェPorta」たくさんの猫がこのPorta (=扉)を開けて幸せになりますように。一緒にたくさんの幸せを見つけていこうね。皆さまの暖かいご支援、心より感謝申し上げます。 もっと見る
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