こんばんは、YUKISHIBAです。
今日でプロジェクト締め切りまで49日となりました。
49という数字はマリベリにとって重要な数字ですが、その話はまた別の機会に…
表題にある通り、今回は、今走っているプロジェクトにおいて「諦めてしまったこと」について話してみようと思います。
話はプロジェクトを公開する前にさかのぼります。
「しょうがない」が大嫌い
僕には嫌いな言葉が3つあります。
「仕方ない」
「しょうがない」
「致し方ない」
です。 (いや同じ意味)
どのくらい嫌いかって、Twitterでこれらキーワードをミュートするくらいには嫌いです笑
要するに、僕は「諦める」のが大っっっ嫌いです。
振り返れば、昨年2月に開催した第壱回非接触型秘密会合「The Freedom You Win」の時も、もとはと言えば当初出演予定だった別のライブイベントが「自粛要請」の影響で延期に追い込まれた時の、「どうしても諦めたくない気持ち」が生んだ会合です。
普通なら「まぁこのご時世だししょうがないよね」で済む話です。
だって、しょうがないと思った方が色々楽じゃないですか。
その方が、自分には何ら落ち度もないと思えるし、勇気も行動も要らない。
けれど僕は、そう思いたくても思えませんでした。
心からやりたいと思ったなら、どんな手を使ってでも自分の手でやる。
形が多少変わろうとも構わない。
奪われた楽しみは自分の手で奪い返す。
それがYUKISHIBAのやり方だ。
マリベリ史上初のワンマンライブは、こんな子供じみたワガママと、多くの協力者、参加者の存在によって実現しました。
僕が「まぁコロナが早く落ち着くよう祈ろう!」なんて大人ぶっていたら、もしかしたらいまだに「いつかワンマン出来たらいいな~」など呑気なことをぬかしていたかもしれません。
所詮大人なんて子供の延長でしかありません。
自分の中の子供らしさを捨ててしまったら、それはもう大人ですらない別の何かなのかもしれません。
お金が理由で諦めざるを得なかったこと
ただ現実は常にそう上手くいくわけでもなく、どうあがいても諦めざるを得ない場面があります。
プロジェクトの公開前にしれっと直していたのですが、#Road2THEOMENの当初の予定はこのような道順でした。
見ての通り、読んで字のごとくの「イベントに次ぐイベント」です笑
マリベリの作品(特に音源作品)は、実物を見て触れてもらわないとわからない情報がとても多くあります。
加えて、「お買い物という体験そのものも楽しんでほしい」というこだわり。
なので、「より多くのリアル会場で作品をお披露目する」ことは僕にとって国是のようなもの(?)でした。
客観的に見ればだいぶ無茶をしてますが、個人的にはこれでも我慢した方でした。
本当は沖縄や金沢、仙台など全国津々浦々回りたいとも思っていたのですが、日程が離れてる関係で何日も本州に滞在しなければならず断念。
しかし名古屋・広島なら、示し合わせたかのように連続している!ここなら!
と、完全に心の中は遠征モードになっていたものの、結局断念。
理由はシンプルに「お金がもたなかったから」です。
マリベリの地上での本拠地は北海道・札幌。
本州で活動するためには当然飛行機に乗る必要があります。
加えて、令和仕様のラインナップに生まれ変わったマリベリは、グッズのボリュームもディスプレイ用品の量も多く、預け荷物は良くて2つ。最悪それプラス会場へ郵送しなければならない。
飛行機に乗る方ならわかるかと思いますが、預け荷物が二つもあるとチケット代が跳ね上がります。
更に悪いことに、名古屋まではLCCで行けますが(それでもなぜか高い)、広島空港にはLCCが乗り入れていない…
夜行バスなども含めると、ただの移動だけで5万円は超えます。
僕等は企業ではなく、事実上ただの個人です。
5万円もあれば何時間スタジオ練習できるだろう。それだけあればグッズだってもっともっと増やせます。
Twitterでは
とかふざけたツイートをしましたが、ふざけられる程度まで気持ちが落ち着くのには時間を要しました。
この時ほど内地(※本州)に住んでいる人を羨んだことは無いかもしれません。
そして、どこまで行っても、持たざる者は諦めざるほかない。
お金さえあればグッズもばんばん増やして、イベントも全国あちこち回れたのに。
一つ諦めたら二つ新しいことにチャレンジする
しかし、お金を贅沢に投入できることと、「プロモーションとして上手くいくかどうか」は別問題です。
事実、プロモーションというのはお金をかければ良いというものではありません。
お金があるならあるなりのやり方、無いなら無いなりのやり方がある。
屈辱的なことにイベントには行けなかったのですが、見方を変えれば「予期せずして5万円あまりが浮いた」とも考えられます。
本来なら、M3以外で道外の即売会イベントに初めて参加できるはずで、個人的には非常に楽しみにしていました。
浮いた5万円や時間・労力をどう使ってやろうか?
そう考えて新たに動いたチャレンジがこちらです。
奪われた楽しみは自分の手で奪い返す。
昨年冬、突然ライブ延期の知らせを受けた時のような熱い気持ちが蘇るのを感じています。
昨年の僕に恥じないよう、今回も別な形で楽しみを奪い返すべく動いています。
その全貌は25日に明かします。
一つ諦めたら、二つ新しいことを始める。
そんな、決して大人らしいとは言えない気概を持って、これから二度目の非接触型秘密会合「THE OMEN of THE AWAKENING」まで突き進んでいく決意です。
YUKISHIBA