皆さまの想いを胸に走り続けます!【ご支援者様メッセージ紹介】サバイディー、皆さん、おはようございます。駐在の渡邉です。少しの間、活動報告がご無沙汰になっており申し訳ございません。先週から一旦ラオスに戻り、地方での中等学校図書館の研修をラオス事務所スタッフと開始しております。出張先1校目の中等学校で研修を終えて(左手がスタッフ、右手が図書館担当の先生。先生たちは土曜日も使って、熱心に研修を受けてくれました)クラウドファンディングは残り1か月を切り、この間 皆さまから続々とご支援いただきました。大変ありがたいことに現時点で、95% 650,500円に到達しております。目標達成まで、あともう少し。これもひとえに、プロジェクトを応援して下さった皆さまのおかげです!今回は、そんなご支援者の皆さまから寄せられたメッセージをご紹介していきます。**********************元インターン、ボランティア、関係者の方々現在も絵本プロジェクトなどでご協力下さっている皆さまや、元インターンやボランティアなどで今回の危機を聞きつけご支援して下さった皆さま、その他元駐在員や元スタッフの方々などから沢山応援をいただきました。ありがとうございます!●私も大学生の時のインターンで成長させて頂いた、大切なALC図書館の存続を願っています!●10年以上前に、日本のALC様でボランティアさせて頂いた者です。ALC図書館に通うことを楽しみにしているラオスの子どもたちのため、微力ながら協力させていただきます!応援しております!●10年程前に現地のラオスのこども事務所でインターン生として音楽教室を実施させていただきました。ラオスのこども達が成長できる場所がなくなってしまわないように微力ながら援助させていただきます。これから先もラオスのこども達のために活動されている方々を応援しています。●某企業のイベントを通じて、毎年ラオスへ絵本を贈る機会をいただいています。大好きなラオスの子どもたちの学ぶ場所が無事に存続しますように。●絵本にラオス語を貼るお手伝いさせていただいています。応援しています!頑張ってください!●訪問した際、子どもたちにとって本と出会う場であることはもちろんのこと、それ以上の意味を持つサードプレイスとなっていたことが印象的です。存続のために、応援しています!頑張ってください!--------------------------------------------以前にラオス事務所を訪問して下さった方、ラオスにゆかりのある方々現地ラオスの現状や、ALC図書館のことをよくご存じの方々からのご支援・メッセージは、とっても心強く励みになりました。本当に ありがとうございます!●図書館の子どもたちの楽しそうな笑顔が思い出されます。頑張って下さい。●地域に密着し、ラオスのこどもたちにとってかけがえのない図書館になっていると思います。存続できるよう、応援しています。●ALCの図書館には何度か訪問させていただきました。子どもたちが慣れた様子で本を選んでいたり、仲良しグループで勉強したりしている様子を見ると、図書館が子どもたちの日常の居場所になっているのだなと感じました。格差がますます拡大しているビエンチャンで、こうした図書館のように誰でも利用できる場所が存在しつづけることは大事なことだと思っています。ALCの図書館と活動が継続されることを願っています。●昔協力隊としてラオスで暮らしてました。応援しています!頑張ってください!●学生時代にラオス事務所と図書館を訪問させていただいたことがあります。とても素敵な場所でしたので、応援しています!●何年か前に一度伺ったことがあります。子どもたちに簡単なラオ語でインタビューさせていただきました。本が大好き!と言っていた笑顔にまた会いたいです。●18年ぐらい前にビエンチャン市内にありました図書館を訪問したことがあります。継続できるように、これからも頑張ってください!●事務所の図書館は本当に素敵な場所なので、子どもたちのためにも残って欲しいと思います。●ラオスの図書活動の拠点とも言えるALC図書館。子どもたちの夢が詰まった場所だと思います。応援しています!●ラオスの子供たちが絵本に触れる機会がずっと続いていきますように!ຂໍໃຫ້ມີຄວາມສຳເລັດ!●とても大事な活動だと思うので引き続き活動が継続されるようにわずかながら応援いたします。●スタッフが安心して活動できる事務室と図書室存続のために応援しています! 頑張ってください!--------------------------------------------その他、お知り合いの方から今回のプロジェクトをお知りになった方、初めてのご支援者さまからのメッセージは、新しく仲間を得たようで嬉しく、私たちの活動の意味や意義をあらためて気づかせてくださいました。ありがとうございます!●有意義な活動とおもいます。持ち出しなく活動がまわるようになりますように!●10年、20年とそこで活動することの意義について共感致しました。ALCの図書室に親子で通えるようになったら、素晴らしいと思います!微力ながら応援しています!頑張ってください!! ●応援しています!ラオスの子ども達、未来のために頑張ってください!●Covid-19で、活動の制約もあり経済的にも大変な状況だと思いますが、継続は力なり!微力ながら、ご支援させていただきます。●コミュニティにいい図書館があるってとっても素敵だと思います。続けられますように。●図書館の継続と活動の発展を応援しています!●ラオスの子どもたちに是非お役立て頂けたら幸いです!●私自身図書館が大好きな子どもでした。ラオスの子どもたちが楽しく学べるよう、応援してます!●ラオスの子どもたちにも気軽に本に囲まれていてほしいです!●私も図書館は子供のときは大好きな場所でした。きっとラオスの子供たちも大切な場所のはず。応援しています。●少ない金額ですが子供たちの笑顔に!●子供たちに素敵な記憶を残してあげて下さい。●こらからもずっと絵本からたくさんの学びと楽しみを贈ることができますように。応援してます。**********************この他にも皆さまから沢山のメッセージをいただきました。いただいたメッセージは、「こんな方からご支援があったよ~」とラオス事務所のスタッフとクラウドファンディングの画面を見ながら共有しています。スタッフ一同、皆さまの想いを胸にラストスパートをかけていきたいと思います!引き続きどうぞよろしくお願い致します。
応援メッセージ の付いた活動報告
図書館運営、物珍しさがなくなってからも 【元駐在員 秋元さん 応援メッセージ】サバイディー、皆さん こんにちは。2010年にALC図書館が現在の場所に移転した当時に駐在をされていた 秋元さんから心強い応援メッセージをいただきました!現地で ラオスの子どもたちやスタッフと過ごし、ALCの活動や図書館をずっとみてきた秋元さんだからこその視点、考え・想いが詰まったメッセージです。そして、このALC図書館存続プロジェクトの意味を、あらためて考えさせられました。**********************秋元 波さん (2009~2012年 ラオス事務所駐在)ALC図書館の子どもたちと遠足(手前中央が筆者)ドブ川に掛かる小さな橋の手前を右に曲がるとそこからは赤土の道。道はでこぼこで、相棒の赤 い自転車が上下に弾む。雨季はシン(ラオスの民族衣装のスカート)に泥水が跳ねないよう気を遣う。大小の水たまりを避けながら進むとラオスのこども(ALC)事務所兼図書館に到着。私がラオスに駐在して一年弱でこの場所に移った。帰国から十年。赤土の道路は舗装されているようだ。家族みんなで図書館に(5人みつかりましたか?)近くの学校の昼休みには、一階の図書館に子どもたちが溢れるほどやってきて、汗と足の匂いが充満して、空気がモワーッとする。この場所があるから、スタッフは地方の学校を巡回して、教員が子どもが読書が好きじゃないと主張しても、いやいや、好きじゃないのは大人、子どもは本好きです、と自信を持って伝えることができる。スタッフは、不定期に開けると子どもの足が遠のくこと、面白い仕掛けをしなければ飽きられることを知っている。地方の学校巡回が読書推進の説教に終わらず、教員の声に耳を傾け、適した方法を一緒に探すプロセスにできるのは自分たちも図書館を運営しているからだ。図書館と言っても、リコーダー教室、ダンス、工作、弦楽コンサート、手品、映画上映、寿司作り、遠足、季節のイベントなど、スタッフのやりたいことや子どもの要望に応えてなんでもありなので、本が多い児童館の運営といったところか。スタッフとその家族で図書館内に架かる虹のボードを制作。虹の色は図書貸出カードの色に対応し、カードと同じ色のところにその子の顔写真が貼られる。本を沢山借りてカード内の貸出記録がいっぱいになったら、上段の色のカードをもらえ写真も上の段に貼られるしくみ 放課後に訪れた小学生の図書カードに貸出冊数と返却日を記入すると、ウアイ・ナミはラオ語は書けないけど、数字は書けるんだね、と言われる。別の日には、子どもたちが二階の事務所で私を見つけ、感激の声で、ここにはコピー機があるんだね。これをコピーして!と小さなカンニングシートを悪びれもせず堂々と見せてきたことがあった。日本人駐在員はどうしてもカウンターパートや教員など大人社会では距離を置かれるものだが、子どもは率直で正直で容赦ない。眉をひそめたくなる現実も含め、私はここで子どもたちから色んなことを教わった。愛おしい思い出が詰まるかけがえのない場所だ。図書の貸出、返却を手伝うボランティアの中学生しかし、元駐在員にとってかけがえのない図書館が、なぜラオスに行ったこともないかもしれないあなたにとって守りたい場所になるのだろう。維持できないのであれば、家賃が高騰する首都を出て、隣のヴィエンチャン県や、趣向を変えて南端のアタプー県とか、とにかく収入に見合った運営可能な場所に移転すればよいのではないか。なぜ、今の場所でなくてはいけないのか、子どもたちの需要はラオス中どこでも高く、きっと他の場所でも図書館は盛況にできる、と7月までヴィエンチャンに駐在していたスタッフの渡邉さんに伝えたところ、こんな答えが返ってきた。渡邉さんのお返事の中に、ここで継続したい理由のエッセンスが凝縮されているように思う。===================私の考えとして聴いてください。(中略)「同じ場所・地域で継続して活動し、そのなかでさらに成長・発展していくこと」にスタッフにチャレンジしていってもらいたいから、というのが私の中での一番大きな想いです。(中略)ラオス各地の色々な場所で、まだ本に触れたことがない子ども達に図書室支援をしていくことも重要ですが、同じ場所で、継続して図書館を運営していくこと、そしてそのなかで成長しつづけることも、とても大切だと思うのです。逆にそちらの方が、実は 結構難しい。ハックアーン(学校図書室)でもそうですが、開設してすぐは子ども達は物珍しさもあって、図書室に興味を示し頻繁に訪れてくれますし、先生のモチベーションも高いですが、5年後、10年後もその状態を保つためには、絶えず成長していくことが重要になってきます。===================渡邉さんの、物珍しさがなくなってから、成長し続けることが大切で難しい、というメッセージが胸にストンというか、ずしりと落ちた。ALC図書館はスラムや難民キャンプに位置しているわけではなく、現在のサパンモー村にあるからこそ意義がある、というわけではない。でも、図書館の需要の高さは、首都でも南端の県でも、これまで活動がなかったか、定着しなかったため滅多にないからで、ラオスで図書館運営を継続することの難しさを物語っているとも言える。同じ場所で、10年、20年と継続すること自体がチャレンジなのだ。全国のハックアーンを巡回していると、図書室が廃れる理由は枚挙にいとまがない。教員が忙しい、場所が狭い、開放すると本が失くなるから開けない、洪水で本が流された、シロアリに食われた、研修を受けた教員が異動したのでノウハウがない、新しい本を買うお金がなく古い本ばかり、などなど。このような図書室を巡回し、再生のため活動しているのに、実は足元がおぼつかないでは、面子が潰れるだろうか?いや、ここでなんとか踏ん張り図書館を維持しようとしている彼女たちだから実践者として伴走できるのかもしれない。子どもセンター職員向け研修(最前列は子ども席)2010年にサパンモー村に移転するまで長年事務所兼図書館にしていた場所は、大家さんはチャンタソン代表のお父さんで、彼の家に隣接していた。彼なら、どうしても払えませんと言えば、払えるようになるまで待ってあげようと言ってくれたかもしれない(現大家さんも相当寛容だが・・・)。でも、そうやって代表のご家族におんぶに抱っこになって土壇場を乗り切るより、クラウドファンディングでたくさんの人たちに活動が認められ支えられる方が、NGOとして健全だと思う。中長期的には、収入と活動が釣り合うよう資金調達と活動規模をデザインすることが求められ、そのためにも支援者、協力者の裾野を広げることは重要で、今回のクラウドファンディングがそのきっかけになってほしいと願っている。この資金不足を乗り越え、ALC図書館が根を張り発展していくために、どうか応援をお願いいたします。
今、ALC図書館は"ラオスの学校図書館づくりの発信基地”になっています 【下田さん 応援メッセージ】サバイディー、みなさん こんにちは。NPOラオスのこども(ALC)では2019年から3年半にわたり、ヴィエンチャン県中等学校の図書館整備事業で、図書館を中等学校での学びにより活用できるよう、一歩進化した学校図書館づくりにチャレンジしてきました。今回は、その事業をスタッフと二人三脚で取り組んでくださった、図書館アドバイザーの下田さんから、応援メッセージをいただきました。ALC図書館という場が、学校教育の現場にとっても必要であるというご意見、ぜひご一読ください。**********************下田 尊久 さん(図書館アドバイザー)ALCは、30年以上学校図書館の建設や絵本や民話の再話による出版など、読書推進活動を続けてきた団体です。その特徴は、東京事務所とビエンチャン事務所が 車の両輪のように機能していることです。現地スタッフは、読み聞かせなどの活動を行うほか、東京で準備された企画事業や出版物の販売・配布などを行っています。新たに始まった学校図書館づくりのプロジェクトでは、ALC図書館を基地に、学校図書館の足りない図書の補充や、先生の授業での図書活用をサポートするなど、スタッフの知識と経験が発揮されつつあります。そのため ALC図書館はここに通ってくる地域の子ども達だけでなく学校にとっても無くてはならない図書館なのです。以下すこし長くなりますが聞いてください。図書の分類・配架のスタッフ研修(中央奥が下田さん)私は2019年から始まった 中等学校の図書館づくりの研修に関わりました。2017年4月に初めて現地を訪ね、教育環境や図書資料が整わないなかで学ぶラオスの子どもたちの明るさや、人々の穏やかな温かさを肌で感じました。書店や出版社がごくわずかしかないラオスでは、先生も生徒も手元に教科書しかなく、図書館のある学校でも 授業で使える図書は十分ではありません。ここで実施した研修は、図書館と授業を結びつけるのが目標で、スタッフにとっては 先生や生徒の授業を支えるという活動は、これまでとは違う新しい挑戦でした。ラオスの中等学校は図書館があっても学校司書がいません。ALCのサポートで図書館を開設した学校では、図書館担当の先生や生徒たちが図書整理や入館者のチェックなどを行ってきました。ほとんどの先生は教科書や教科指導書以外の図書に触れたことがないため、授業で図書館を活用する知識や経験がありません。一方でALCスタッフは、事務所に併設されたALC図書館で 子どもたちと本を結ぶ 豊富な実績 を持っていますが、学校では読み聞かせなどの活動以外には「図書館を授業で活用する」経験はありませんでした。スタッフ研修で図書館と授業を結びつける自分たちの役割を考える授業で活用する図書館づくりは、学校図書館の新しい役割を理解することと、先生に授業で図書館を活用する方法を伝えるスキルを身につけることを、先ずスタッフが研修するところから始めました。この研修はALC図書館で行いました。スタッフが日頃行っていることを確かめ自らその意味や意義を考える場としました。日本の学校図書館の先進事例を知ってもらうだけでは、自分事になりません。スタッフが普段行っていることを知識として理解し、学校現場で必要な事を先生に伝えられるようになることが その目的です。授業での図書活用案をスタッフ自ら作ってみるALC図書館は、学校図書館のための「基地」です。自ら運営する図書館で研修を行うことで、その場で確認や修正が出来ます。さらにALC図書館では再現出来ない学校現場の課題に気づき、疑問が出てきます。そこで事業の対象校に一日がかりで出かけて、学校図書館を会場に、先生たちと質問項目をもとに意見交換をしていきます。その結果をALC図書館に戻って共有し、先生たちに実施する研修内容をさらに深めます。こうした経験を図書館に集めることで、有用な情報となります。ラオスの人たちは理屈や形式を考えるよりも、身体で表現する方が得意です。様々な工夫と柔軟な発想に驚かされますが、研修のあと 先生たちから必要な図書の要望やサポートを求められます。地域に公共図書館も書店もないラオスでは、頼れるのは これらの知恵と経験の情報が集まったALC図書館なのです。図書と学校、図書と先生、図書と授業を結ぶ役割を果たします。また、各校の研修に常に参加する 県や郡の学校関係の責任者の方々にとっても、この事業を持続可能にする要となっています。先生へのヒアリングスタッフはコロナ禍の厳しい環境下で事業がストップしても、ALC図書館からyoutubeで読み聞かせなどの活動を行っていました。今回、財政上の厳しさによる事務所移転と図書館閉鎖という事態に、現地スタッフが声を挙げました。実践の基地を失うことは、これから始まる新事業にも大きな影響を与えます。中等学校の図書館づくりは、緒についたばかりです。こども達の未来を確かなものにする学校教育の基盤づくりであり、これを持続させていく責任があります。現地スタッフの地道な働きが これからも存続できるように、ALC図書館の存続を強く希望し 応援したいと思っています。授業における図書活用案を発表する先生
インターンからみたALC図書館【飯川桃子さん 応援メッセージ】サバイディー、こんにちは。クラウドファンディング開始から2週間がたち、現在 目標額の32%、233,500円のご支援をいただいています。皆さまお一人お一人からのご支援が本当にありがたく、ラオスのスタッフたちも喜んでいます。残りあと48日、目標額達成に向け 引き続き頑張っていきます!さて 本日は、学生時代 ラオス事務所でインターンをした飯川さんからの応援メッセージを紹介します。飯川さんは、大学の国際ボランティアサークル「ラオス学校建設教育支援プロジェクト〜スーン〜」でラオスと出会い、そのなかで 「ラオスのこども(ALC)」のことを知り、インターンとしてラオス事務所の活動に加わってくれました。**********************飯川 桃子さんALC図書館の存続が危ないと聞き、微力ながら応援させていただきました。私は大学3年生だった2014年の夏に、ラオス事務所で1か月半インターンをさせて頂きました。1か月半、様々な事を教えてもらい、考え、成長させてくれたALC図書館は、私にとっても大切な場所です。図書館の二階の作業場で、ラオス人スタッフと一緒に、毎日 図書発送の準備作業をしたのを懐かしく思い出します。作業中はおしゃべりが止まらないスタッフも、子ども達を前にすると図書のプロフェッショナルです。読み聞かせもとても上手で、みんなで遊べるゲームを何種類も知っています。また、学校の先生がALC図書館に研修に来た際は、スタッフが自信をもって、図書登録の方法や、アクティビティの紹介をしていました。図書館が事務所と同じ空間にあり、スタッフが日々子ども達と接し、読書推進活動の実践の場を持てている事が、いかに重要かを実感した瞬間でした。そんなスタッフがいるからこそ、来館する子ども達は、いつも本や読み聞かせ、アクティビティに夢中です。単なる一つの図書館ではなく、上述のような大きな存在意義を持つこの場所が、ラオスの子ども達のためにも、これからもずっと存続し続ける事を祈っています。**********************飯川さんが、インターンの活動終了時にまとめたレポートには、ALC図書館での活動やスタッフの仕事ぶりなど、1か月活動を共にした彼女ならではの、とっても丁寧な視点で、見たこと・感じたこと・考えたことが記されています。ALC図書館のようすがよく分かる内容にもなっていますので、ぜひご覧ください。ラオス事務所インターン報告 飯川桃子http://deknoylao.net/news/document/topic201407.pdf飯川さんは、大学卒業後は当会の理事を務めて下さり、現在は賛助会員として会を支えてくれています。ラオス事務所で、現地スタッフと一緒に仕事をした経験が、海外でお仕事をする現在にも繋がっているとのこと。ALC図書館には、飯川さんの他にも インターンとして活動をともにした 日本の大学生の皆さんが沢山います。ALC図書館は、ラオスの子ども達・学生はもちろんのこと、日本の学生の皆さんにとっても、一緒に活動するなかで、様々なことを気づき考える場としての役割を果たしています。
いつもある場所、ずっとずっと残っていてほしい場所【花岡早織さん 応援メッセージ】サバイディー、みなさん こんにちは。クラウドファンディングも5日が経過し、皆さまから続々と来る暖かい応援に、目標達成までの決意を新たにしております。昨日、そんな応援者のひとり 花岡早織さんがFacebookに素敵な投稿をして下さったので、ご紹介します!花岡さんは、2017年~2019年に青年海外協力隊でラオスに赴任し、活動中 ALC図書館を訪れて下さいました。**********************花岡 早織さん首都での活動中、本屋さんや図書館が極端に少ないこと、本に触れる機会がないことによる諸問題などに思いをめぐらせながら生活していました。そんな中 訪問したALC図書館。あの木の扉を開いたときの感動といったらなかったです。棚いっぱいに置かれた蔵書たち。学校帰りの子どもたちがフラーっと入ってきて、いつもそう、みたいな雰囲気で本を手に取り読む姿。ぜんぶぜんぶ、それまでラオスで目にしたことがない光景でした。図書館にはラオスの物語も、日本の有名な絵本の翻訳版もありました。日本の絵本を1冊手に取りぱらぱらと開いてみると、人の手によって翻訳シートが貼られていました。本が1冊、ラオス語に翻訳され、この場所に届くまで、どれだけの時間と労力がかかるか。私は帰国後にそれを知ることになり、当時はよくわかっていなかったけれど、それでも、ALCさんが長年積み上げて来られたものがあることは、ずしりと手に伝わりました。今思い返すと、あれはもっと重いものだったんだなと思います。ずっとずっと残っていてほしい場所です。微力ですが活動 心より応援しています。**********************花岡さんは、その後 地元 広島のNPO法人と当会を仲介し、核の廃絶と平和を願う絵本『おりづるの旅』をラオスに届ける立役者になってくださいました。特定非営利活動法人 ANT-Hiroshima サダコの絵本プロジェクト ブログhttps://www.ant-hiroshima.org/blog.php?hdn_cmd=__DETAIL&id=138&lang=jpALC図書館は、こうして日本の絵本やそれにかかわる日本の支援者の方々を、ラオスの子ども達と繋ぐ窓口の役割も果たしています。