クラウドファンディングを応援してくださった皆さま
9月の頭から約1ヶ月間実施してきたクラウドファンディングですが、249名の方から350万円以上のご寄付をいただき、9月30日に無事終了することができました。
直接ご支援をくださった方、SNSのシェア等で広めてくださった方、イベントにご登壇、参加いただいた方、個別に応援メッセージをくださった方など、皆さま一人一人に毎日励まされ、最後まで頑張りきることができました。本当にありがとうございました!
達成率は58%と目標に対して届かず、非常に悔しい思いもありますが、皆さまからいただいたご寄付を大切に現地で活用し、変化に繋げられるよう、前を向いていきたいと思っています。(※今回はAll in方式で実施したため、達成率にかかわらず最終日までに集まった金額が、団体に入金され、現地に届きます)
ぜひここまで応援してくださった皆さまに感謝の気持ちをお伝えしたく、スタッフ全員からのお礼の動画をお届けします。
また、クラファン期間中に公開した新入生、チャリアのメッセージ動画をご覧いただいた方も多かったのではないでしょうか?実はまさに今日工房では、他の新入生より一足先に卒業することになったチャリアの卒業式が行われました。チャリアは明日から首都プノンペンの工場に就職し、頑張って新しい道を歩んでいく予定です。そんな卒業式の様子も合わせてお届けしています。ぜひそちらもご覧いただけると嬉しいです。
今回のクラウドファンディングを振り返って
今回のクラウドファンディングは、私たちにとって大きな挑戦でした。
これまでのクラウドファンディングは、作り手たちが働く私たちの工房に焦点を当てたものが多かったのですが、今回は「教育をカンボジア全土に広げる」という新しいテーマでのプロジェクトだったからです。
団体として「教育」というテーマを中心に置き、カンボジア全土に広げる事業はずっと動き続けてきたことでしたが、改めて皆さまに深くこの内容をお伝えするのは今回が初めての試みでした。
そのため、数えきれないほどの試行錯誤を続けながらも、この内容で本当に伝わるのだろうか、共感してもらえるのだろうか、寄付がうまく集まらないのではないかと、プロジェクト開始前は不安な気持ちが大きかったです。
そして結果としても、前回のコロナ禍に実施したクラウドファンディングと比べ、支援者数や寄付額を伸ばすことに大きく苦戦し、たくさんの方に応援していただいたにもかかわらず、結果として、目標金額を達成することができませんでした。
一方で、この期間中にSNSでの発信をしたり、イベントを実施することを通じて、どうすれば多くの方に興味を持ち、深く理解してもらえるのか、その表現方法にたくさんの学びを得ることもできました。
形がないため分かりづらく、緊急性を示しづらい、でも必ず大切な「教育」について、どうすればより多くの方に応援していただけるのかは、私たちに残された宿題だと感じています。この結果を受け止め、今後も考え続けることをやめずに、模索を続けていきたいと思っています。
皆さまへの心からのお礼
そんな状況の中で、このプロジェクトに共感し、可能性や意味を感じ、支援してくださった皆さまには本当に感謝しています。
みなさまお一人お一人からの応援メッセージが届くたび、私たちが目指すことに共感してくださる方がいるのだと、心から励まされる気持ちでした。249人というとても多くの方々が、こうして想いをのせてくださったこと、本当に嬉しかったです。心から感謝しています。ありがとうございました。
今回私たちがプロジェクトのテーマに掲げた「教師を育てる」ということは、時間はかかりますがカンボジアの教育を良くしていく上で、必ず大切なことだと、私たちは確信しています。皆さまからいただいたたくさんのエネルギーを糧に、困難に直面しても、その信念はぶらさず、SALASUSU一丸となって事業を前に進めていきたいと思います。
改めまして、今回はご支援、応援をいただき本当にありがとうございました!
今後もこの新着情報、またSNS等で近況を報告していきます。ぜひ引き続き、SALASUSUをどうぞよろしくお願いいたします。