11月に入り、このプロジェクトも残り1ヶ月となりました。お陰様で、リターン商品の中には上限数量に達した商品もあり、お届けする準備にとりかかりつつあります。ご支援いただいた皆様には12月から順次お届けいたしますので、もうしばらくお待ちいただけると幸いです。さてkoginbankでは、定期的に編集部の石井が気になる作家さんにインタビューをして、サイトで紹介しております。先日は、さとの坊こと 虎谷理美さんを取材させていただきました。さとの坊さんには現在リターン商品のブックカバーの制作をお願いしています。彼女の作るこぎん刺しは、なんだかほっこりしていてかっこいいのです。”ほっこり”と”かっこいい”が共存する感じは他に見たことがなく、どんな人が作っているのかと気になっておりました。制作をはじめて10年弱とのことですが、こぎん刺しに対する洞察力が深く、これからの作品がとても楽しみな作家さんです。お時間ございましたら、是非下記リンクよりご覧ください。制約の中に見えた自由 -さとの坊の こぎん刺し-https://koginbank.com/topics/2210_kogin_satonobou/
ブックカバー の付いた活動報告
リターン商品のブックカバーデザインが確定しました!改めて、ブックカバーの紹介をさせていただきます。私たちのオリジナルこぎん布(青)で作成したブックカバーです。サイズ:縦16cm×横29cm品 質:(表面)綿100%、(裏面)綿85%+麻15%、アクリルテープ模様の色はお任せください。模様のデザインは複雑でありませんが、すべての面で異なる表情を見せてくれる、楽しいブックカバーになりました。手に触れる、柔らかく心地よい感触にも拘ったデザインです。こぎん刺し作家さとの坊さん独自の色使いは、伝統模様を使いながらも新鮮で、男女問わずご利用いただけます。読書の時間を大切にする方にぜひオススメです!
リターン商品の中で、今じっくり制作中なのが、私たちのオリジナル綿布で作るブックカバーです。作家のさとの坊さんに制作をお願いしております。ところで現在、こぎんバンクのオンラインショップでは、さとの坊さんが作った、金魚ねぷたのこぎん刺しキットを販売中です。青森のねぶた祭りや弘前のねぷた祭りでは迫力のある大きな山車を引き立たせるかのように、小さな灯籠の金魚型ねぶた・ねぷたが祭りの期間中は県内のあちこちで見かけます。尻尾やヒレのヒラヒラが可愛さの金魚ねぷたの特徴ですが、さとの坊さんがつくるこの図案は、伝統的なこぎん刺しのモチーフを巧みに組み合わせて作られていて、初めて見た時、上手いなぁと感心しました。こぎん刺しや菱刺しが好きな人たちの中には、独自の図案デザインを作る人たちがいらっしゃいます。でも少数です。パズルを並べるような感覚で簡単そうに見えて結構めんどくさいんです。全体のバランスを構成するデザイン力と、数式を解くような理系脳がないと、モチーフを美しく並べるのは至難の技です。私の場合は、針を動かしている途中で刺し間違いに気づき、でも時を戻すのが嫌な質なので、その場凌ぎの図案を考えることがあります。これが、針を動かす時とは違う脳みそを使うので、なかなか頭が回らず難儀します。だから、ゼロの状態から図案デザイン考えるなんてとんでもないことです。今回のブックカバーはオリジナル青の布で制作をお願いしています。図案の構成と配色をいくつか考え、実際に試作をして本にかけた使用感や感触を確かめながら作ってくれています。よかったらぜひ彼女のインスタグラムをフォローしてご覧ください!毎日のように青い布でチクチク針を動かす様子をあげてくれています。彼女の制作は、図案構成や色使いに独特の強さがあって、男性にも好まれそうです。他の作品もインスタグラムでご覧いただけますよ。漸くデザインが固まってきたようです。全ての面で表情が異なり、こぎん刺しの伝統模様の面白さが表現できたようです。ふっくらした刺し模様は、読書中の手に心地よさをもたらしてくれそうです。