明けましておめでとうございます。昨年は、”スッキリ気持ちいい布づくり。青森の伝統工芸こぎん刺しを次の世代へつなげる!”へご支援いただきありがとうございました。リターン商品は、Tシャツと作家さんの作品及び、それらを含む複数商品を申し込まれている方には1月中の発送の予定ですので、もうしばらくお待ちください。これら以外の、布やはじめてキットは昨年末までに発送を完了いたしました。もし、まだ届いていという方がいらっしゃいましたら確認いたしますので、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。2023年の元旦は、青森県平川市の大川家へおじゃまし、リターンのこぎん刺しを観る会へ貸していただく、こぎん刺しを見せてもらいました。元旦早々、本当に申し訳ないと思いつつ、弘前では、お正月の宴が大晦日の夜から始まるので、元旦の日中は正直暇なんです(^^;)。同じことを言う大川さんの親戚で石井の幼馴染と一緒に、私も親戚のふりをして大川家に新年のご挨拶をして一緒にお正月を満喫しました。私の実家のお雑煮は醤油に鳥と牛蒡、セリが入ったお雑煮なのですが、大川さんでは、大阪出身のお母様の白味噌のお雑煮で、京都に住んでいた時以来、久しぶりに白味噌のお雑煮に巡り会えて嬉しかったです。21日の観る会には、着物だけじゃなく、お財布や建具もお借りする予定です。じっくり見ていただける素敵な会にしたいと思います。どうぞお楽しみに!
こんにちわ。この度は、ご支援いただき本当にありがとうございました。昨日で募集は終了し、目標金額196%達成となりました。私たちが思っていた以上に、こぎん刺しや菱刺しに関心を寄せてくださる方がいてくれるのだということがわかり、これからも頑張って続けて行ける原動力になりました。今回ご支援くださった、こぎん布はこれからリターンとして皆様のお手元に届け、来年からはkoginbank onlineshopやポップアップショップ、イベント等で販売していきます。心苦しいのですが、販売価格は来年から少し上げさせていただくことになりました。価格に満足いただけるだけのサービス提供を目指しこれからも精進して参りますので、koginbankを楽しみしていただけると幸いです。ご支援者様へのリターンについてはこれから個別にご連絡差し上げますので、どうぞよろしくお願いいたします。さて、先日koginbank.comではこんな記事を書きました。表紙の 菱刺し小布 に隠された秘密 (前)昭和37年12月に発売された雑誌「民藝」162号の表紙を菱刺しの布 が飾ったのですが、よく見るとこの表紙は布の裏側を撮影されているのです。60年前の雑誌の話ですが、探偵気分で調査をしてみましたので、もしよかったら気休めにでもご覧ください。
こんばんわ。お晩です。とうとう2022年も最後の師走の月に入りました。このクラウドファンディングもいろいろ大詰めを迎えております。先日、リターン商品のリモートワークショップの講師を引き受けていただく、作家さんのハリノヲトこと植木さんと実際にどんな内容で進めていこうかと相談しておりました。このワークショップでは、事前にハリノヲトさんが出された「こぎん刺し連続模様図案集88」と、その図案集をより楽しんでご利用いただけるように初心者にもわかりやすい図案集の解説本「88の歩き方」を製作キットのミニタペストリーと共にお送りします。このタペストリーキットは、仕上がり幅が14cm x 高さ39cmの中に自由に模様を刺してもらえるようなキットです。上の画像のように10cm四方のサイズで3種類の図案を入れることができますし、もっと高さを抑えて図案の種類を増やすこともできます。ワークショップでは、図案集の中から1つのモチーフ(モドコ)を使って連続模様のアレンジパターンを作成していこうと思っています。参考例として実物大の図案もご用意いたしました。図案集から模様を選び、布の上にどう乗せていくかも結構悩ましかったりします。リモートでは本には載らないような些細な疑問を直接聞いてクリアできたり、他の参加者の疑問点から自分の悩みを解決できたりがしやすい良き機会と思います。こちらは開催が2023年2月4日と、少し先になっておりますが、キットや書籍は年内にお送りしますので、事前に予習してからワークショップに臨むことも可能です。気になっておられる方はぜひご参加くださいませ。
こんにちわ。このプロジェクトも残り6日となりました。当初は、こぎん布の生産のために自己資金と賄い切れない分をクラウドファンディングでと挑戦したこのプロジェクトですが、おかげさまで目標金額を超え、現在168%の達成となり自己資金を他の活動に回せる余裕ができてホッとしています。しかし、こぎん布生産の道はまだまだ険しく、新しい色で生産を検討し見積もりしたところ綿が今回生産分よりさらに単価が上昇しており(泣)追加生産に二の足を踏んでおります。物を作って流通させていくことは本当に難しいです。ところで、リターン商品の中には、こぎん刺しの模様のプリントTシャツがあります。この模様プリントは只者ではありません。こぎん刺しをした布を画像処理したプリントなのです。画像はkoginbank.comのトピックス「こぎんで移住のキヌ子さん」よりなので、遠目で見ると本当にTシャツにこぎん刺しを施したかのように見えますし、ふっくらした糸目の素朴な雰囲気もプリントで再現すると一味違う表情が楽しめます。このプリント上をなぞるように刺繍糸でこぎん刺ししても面白いかもしれません。このプロジェクトのためだけにcogin+Tさんが作ってくれるオススメの限定Tシャツです。皆様のご支援に感謝しつつも、まだご支援をいただけるなら、こんなありがたいことはありません。これまでの5年間、仕事の合間を縫ってkoginbank.comを地道に続けてこられた結果が結びついたことと思っております。イベント出店や物販で少しずつ収益を獲得し、そのおかげで少しずつできることが増えてきました。koginbankはこれからも発信したいこと、こぎん刺しや菱刺しを通して取り組みたいことがたくさんあります。もしよかったら、今後の活動のためにも、残り6日間となりましたが最後まで応援賜りますよう、よろしくお願いいたします。
こんにちわ。この度のご支援のおかげで、漸く新しい布が届きました!まずは、青と生成りの2色です。これまで生成りは巾30cmで販売しておりましたが、来年以降はこちらの巾36cmになります。まだ刺し心地は確認できていないのですが、生成りが前回生産分と随分色が違ってしまったのが想定外でした。生成りは染料染めをしていないナチュラルな色なので、収穫年の生育状況や生産ロットで色が違ってしまうのは致し方がないところです。布も農産物なんだとつくづく思います。上の画像の中段が今回生産分、下段の模様を刺したものが前回生産の生成色。こうして比べると前回の生成りは奇跡的な白さだったのかもしれません。工場の方が言うには、生成りに10色あるとしたら、前回が1で今回が10なんだそうです。極みに巡り会えるのも楽しいご縁です。ちなみに、この布の綿は北米産を使用しています。一昨年あたりから中国・新疆ウイグルの綿栽培が人権問題でニュースになっていました。その影響で世界的にここの綿が使われなくなっているそうです。しかしこれまでは、世界の生産量の約3割が新疆ウイグル産でした。この3割が減ってしまったがために、供給が減り仕入れも厳しいようです。為替が落ち着いてもまだまだ価格変動の見通しは見えなさそうです。こんな厳しい状況のなかで、布が作れたことが本当に嬉しくありがたいことです。改めてご支援くださった皆様に感謝申し上げます。さて、これからリターン用にカットしていきます!