こんにちは、Kho-K(Kaho Katayama)です。
2017年に絵を描き始めてから、”心臓人間”というキャラクター・絵を描き続けています。
最初に描いた心臓人間は、青い背景にこちらを向いている”心臓人間”です。どことなく少年をイメージして描いた記憶があります。かわいいな〜と思いながら描いた記憶がありますね。
今、私は「心身の健康を訴える」をテーマに掲げて作品を描き続けていますが、”心臓人間”の発端はどちらかと言うと「健康」ではなく「平等」がテーマになっています。
人類みな同じ、といった感じ。性別も人種も、違いはあってもみんな同じ”人間”だよねって。
結局のところ「健康」というテーマも含まれてはいるのですが笑。生きている限り、心臓は動き続けます。中にはペースメーカーの人や、心疾患を抱えながら生きている人もいるけど、どんな形であっても「ポンプ機能をもつものがある」というのは共通してますよね。みんな同じじゃんって。
「健康」も「平等」も伝えられる媒体として、私は自分で描く”心臓人間”にすごく愛着があります。自分の作品に愛着がある。それはもう、ものすごく。
冒頭の絵は、公募展に出展するために描き始めた作品です(入選すれば上野の森美術館で、落選したら7月の個展もしくは11月のデザフェス(仮)で見ることができます笑)。
これも「健康」「平等」がテーマになってる。タイトルは「we」。「わたしたち」です。この作品は、私の大切な人と私の写真がもとになっています。私たち夫婦を描いた作品なんですが、性格も性別も違う。生まれも育ちも。だけど同じ人間であることは確かで、2人とも生きてる。
顔が心臓だから、表情は分からないけど、仲が良いのは下書きの段階で伝わるはず。それでいて同じような心臓を持ってる。同じ時間を生きてる。別の人なのに。
これって面白いな〜と思いながら描いてます。
こんな人が5月のデザインフェスタvol.47(ブースはC-233,234)に出展、7月には個展をやるので遊びに来てね。