やっと秋らしくなってきました。
MUGI BOOK PROJECT の地元は千葉県ですが、日中はまだ暑い日もありますが朝晩はだいぶ涼しく、ちょっと肌寒い日もあります。
今年の夏は暑過ぎましたね。皆様どうでしたか。屋外でのイベントが中止になるほどの危険な暑さでしたね。
先月に屋外の譲渡会があり参加しましたが、まだ暑い時期だったので、お昼頃にはワンコたちがマルシェの店舗の商品ケースの下に潜り込んだり、子ども達も暑いので日影に退避してもらって思うような活動ができませんでした。
少し過ごしやすくなってきて、小学校で開催されたアニマルリテラシーの活動に参加させてもらいました。小学生から高校生くらいまで参加してくれていました。
「むぎ」の絵本を読みました。この時は、案外男の子たちの方が身を乗り出して聞いていたような気がします。
パステル画の説明も少しだけしました。質問も出たり、興味持ってくれたかな。
後半のマンガの頁を説明しながらこんなお話をしました。
「いつか犬や猫を家族にしたいなーと思ってる人~」と聞いてみたら
「はーい」と手を挙げながら、後ろの方にいるお母さんのことをちらっと気にする子もいました。
お母さんと「飼いたいなー」と話したら、「無理よぉ」と言われちゃっていたかな。
「ワンちゃん欲しいなぁ」「ネコちゃん可愛い 飼いたいなぁ」って思っても、すぐには飼っちゃだめなのよ。
お家に迎えるにはどんな準備が必要かなぁ 家族のみんなはどうかなぁいろいろ考えてね。
これから長く一緒にいて、自分も犬や猫も 歳をとっていくんだよ命だからね。
みんなも 赤ちゃんだった時があるよね。その前はお母さんのお腹のなかにいたんだよ。
どのくらいいたか知ってる?と聞いたら手を挙げる男の子
「知りません。教えてください。」
「偉いね、知らないって言えるのっていいことね。」
「じゃ知ってる人!」(知らない子がほとんどでした)
お母さんのお腹の中には、10ヶ月くらいいたんだよ。
お母さんは 「元気な子になりますように」って栄養のあるものや美味しいものを食べて
だんだん大きくなるお腹をさすったりして 「元気に出ておいで」って話しかけたりして
そうやって ここにいるお友達も生まれてきたんだよ~
命を授かるって、命を迎えるって、大切な時間で とても大きなことだから
思い付きで動物を家族にしないでって思います。
動物を飼うってどんなことかなって 普段から少しずつ調べたり 家族のみんなと相談してからにしましょう。
その前に譲渡会や愛護センターを見学したり、こういうイベントで体験したり勉強したりするのもとってもいいと思うよ。今日は参加してくれてありがとう。
当日は、保護犬たちが10頭くらいボランティアさんと来てくれて、トリミングの体験をしたり、トレーナーさんのお話を聞いたりできる盛りだくさんのイベントでした。子供達みんな楽しそうに体験していました。またこういうイベントに参加して、保護犬のお話を伝えていきたいと思っています。