大分・別府にはおいしい魚がたくさんあります。有名なところでは、かぼすヒラメ、関サバ、関アジ、豊後水道のとらふぐ。私の実家はその大分・別府で40年以上続く鮮魚店・丸栄鮮魚です。
はじめまして。安田愛と申します。
私は20歳のころから実家を離れ東京でキャンペーンガールやMC、通販番組などのモデルをしていました。しかし、5年前実家が倒産の危機に!!
その時実家は弟の結婚式費用として貯めていたお金をお店のために使い、また私も実家のために大分に帰り、貯金500万円ほどを投資しました。東京の仕事は順調で、結婚の話も出ていたのですが、実家を助けたい一心でした。
そこから、地元のマスコミなどに連絡して取材に来てもらったり、大分の温泉の地獄蒸しツアーを企画したりして、だんだんと持ち直していきます。
これで一安心と思って、また東京に戻り、遠隔で大分のお店の手伝いをしていました。
しかし、今度は新型コロナウイルスの感染拡大により、観光客が別府からいなくなり、またピンチに陥ります!
これはもう本腰を入れるしかないと腹をくくり、東京の生活をすべて引き払い別府に帰ってきました。
大分・別府にはおいしい魚がたくさんあります!私は丸栄鮮魚の経営に携わるうちに、こんなにおいしい魚を、ぜひとも日本全国へ、そしてさらに世界へ広めたいと考えるようになりました。
実は、コロナの影響で市場のセリに参加する買受人が減り、そのため魚を市場に届けてくれる荷主が減り…と、漁業界の衰退が加速しています。ホテルや飲食店、観光地の回復もまだまだで、せっかくの高級魚も二束三文どころか、行き場をなくして廃棄ロスなどもったいないことになっています。
漁師さんが命がけで釣った魚を大切にしたい!美味しいままで日本、世界に届けたい!!
それができて仕入れが増えると、市場の活気にも繋がり、さらには漁師さんの生活の安定にも繋がります。微力ながらも漁業にかかわる方々の生活を守れることにもなるのではないか、廃棄ロスも減り、地球環境にも優しいのではないかと思いました。
今回のクラウドファンディングをきっかけとして、最終的な目標は海外に向けて通販で寿司セットを販売できればと思っています!
大分・別府が誇る、大分っ子ご自慢のおいしい魚を、日本全国のみなさま、そして世界のみなさまに味わっていただきたいと考えています。
海外に向けて通販で寿司セットを販売するためには、真空包装機と急速凍結機の購入が必要です。真空にすることにより食材が長持ちします。真空包装機は、中古でも10~100万円。急速凍結機は液体を使い、5~6分でマイナス60度まで魚を冷凍できる機械です。業務用の最小モデルでも、設置費用を含むと最低300万円はかかります。
倒産の危機を乗り越え、さあこれからという時にコロナ禍になり、またしても危機に直面した私たちに、これらの機械を購入する資金がありません。
そこで、クラウドファンディングでみなさまのお力をお借りしたいと思いました。
また、クラウドファンディングをすることにより、大分・別府にはこんなにおいしい魚があるんだということをみなさまに知ってもらえる機会にもなります。
ぜひ、大分・別府のおいしい魚を日本全国、そして世界に広めていくお力を貸していただけませんでしょうか?
魚は、とれたて新鮮なのが一番おいしいと思っている方も多いと思います。もちろん、新鮮な魚はとてもおいしいです。しかし、4~5日熟成させた魚も、また格別においしいのです。
真空パックと液体で凍らせる機械があれば、冷凍して4~5日置いておけば熟成され、うまみが増します。骨の中からおいしいエキスが出てきて、魚自体がうまみに変わるのです。
また、液体冷凍すれば、冷凍までの速度が速いため、解凍の際に「ドリップ」が出ません。ドリップとは、その食品の水分やたんぱく質、うまみ成分が含まれた組織液のことで、これが出てしまうと食品の品質が低下してしまいます。
さらに、魚を生で食べる時に気を付けなければいけないのが「アニサキス」という寄生虫です。厚生労働省のHPによると、アニサキスによる食中毒の予防方法の一つとして、マイナス20度で24時間以上冷凍と書かれています。
液体冷凍の機械があればマイナス60度で冷凍しますので、その状態で1日置けばアニサキスによる食中毒のリスクがゼロになります。
このように、冷凍真空パックの機械があれば
◎簡単に魚を熟成させられる
◎解凍する際にもドリップが出ずに品質が保てる
◎アニサキスによる食中毒のリスクがゼロになる
と、いいこと尽くめなのです。
20歳のころ、歌手を目指して上京しました。東京ではキャンペーンガールやモデルをしていたのですが、今から5年前、実家の鮮魚店が倒産寸前まで追い込まれたのです。従業員さんも退職金をお支払いして解雇せざるを得ない状況になりました。
実は2016年に熊本を襲った最大震度7の熊本地震が、大分県別府市にも影響を及ぼしていたのです。別府市では震度6弱で、その爪痕による耐震工事のため、駅からお店まで直結した通りが4カ月間に渡り閉鎖されました。違う場所で仮店舗を出し営業を続けたものの、客足が途絶えてしまいました。
実家が赤字だということは知っていたのですが、ここまで状況が悪いとは知らず、その実情を知った時に、私も「なんとか実家を助けなければ!」という気持ちに。
もともと仕事でSNSを使っていて、メディアの力のすごさも知っていたため、見よう見まねで必死に電話して、取材してくださいと営業しました。今まで裏方の仕事をしたことがなく、MicrosoftWordも触ったことがない私でしたが、覚悟が決まると情報や人が応援に集まってくれました!なんとか資料を作り、さまざまな場所を営業で回りました。
そんな折、大分の鉄輪(かんなわ)温泉で、「地獄蒸し」という、温泉の蒸気を利用して食材を蒸して食べる体験型のレジャーと海鮮がコラボできるのでは?と思いつきます。
そこで、地獄蒸しツアーを開催したり、地獄蒸し海鮮セットを売り出したりしたところ、これが好評で、多くの人がわざわざ食材を買いに来てくれるようになりました。
地獄蒸しで、実家が立ち直りかけていたため、私もまた東京に戻り、東京から温泉ツアーをしたり、ライブ配信の仕事をしたりしていました。
これで一安心。持ち直したかのように見えたのですが、そんな時にコロナという大打撃が……。
コロナの影響は観光地別府全体を襲い、観光客が誰もいないという状態になってしまいました。丸栄鮮魚は飲食店さんに卸すのがメインの収入だったので、一気に収入がゼロに……。
このようなコロナの打撃を受け、今まで遠隔で手伝っていましたが、それも難しくなりました。丸栄鮮魚店に使う時間が多くなり、私自身のライブ配信の時間も取れなくなり……
それまでは、ライブ配信のトップ10にランクインするほどの応援をいただけていたのですが「家族が不幸なのに私だけ幸せになれない!」と覚悟を決めました。「逃げちゃダメだ!やっぱり実家を助けなきゃ!」と。そして、去年の12月に東京の家を引き払って、大分へ帰ってきました。
腰を据えて実家を助ける覚悟は決まっています!私自身の収入も1/3以下になっていますが、まず実家をどうにかしたいと思って現在奮闘中です。
通販業務は必須と感じていて、日本全国に向けては通販サイトで通販を始めました。
もともとお寿司屋さんなどに卸すのがメインの仕事なので、活け締めや神経抜き、血抜きなどの処理を徹底しています。そのため、おいしい魚をさらにおいしく販売できています。
このおいしい魚を日本中に、そして世界に広めていきたいです。
ご支援いただきました資金は、目標金額50万円に対して以下のような内訳で大切に使用させていただきます。
・真空包装機と急速凍結機の購入費の一部として:41.5万円
・CAMPFIRE手数料:8.5万円(17%)
最終的には、海外に向けて寿司セットを販売することを目指しています。
そのためには
・真空包装機と急速凍結機の購入にかかる費用:300万円
・その他広告料、委託料、送料など:300万
計600万円が最終目標です。
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします!
こだわり鮮魚BOXや大分郷土料理のりゅうきゅう海鮮丼セット、地獄蒸しと温泉セットなど、魅力的なリターンを多数用意しています。
◆お礼のメール+クーポン
◆こだわり鮮魚BOX+クーポン
◆カボスひらめ刺身+クーポン
◆とらふぐ薄引き刺身+クーポン
◆りゅうきゅう海鮮丼セット+クーポン
◆地獄蒸しと温泉+クーポン
など
*「りゅうきゅう」とは、お刺身を醤油とみりんのたれに漬け込んで、ゴマやネギなどを混ぜた大分の郷土料理です。お酒のおつまみにもなりますし、ご飯のおともにもピッタリです。
リターン一覧で詳細をご覧ください。
2022年11月 クラウドファンディング開始
2022年12月30日 クラウドファンディング終了
2023年1月 リターン順次発送予定
大分・別府は好漁場に恵まれています。
今回のクラウドファンディングで日本のみなさまに広く私たちのことを知ってもらい、それを足掛かりにして世界にもおいしい魚を広めていきたいです!
そのためには真空包装機と急速凍結機が必要です。
私自身も覚悟して、プライベートの時間や結婚・子どもという人生を捨てて、丸栄鮮魚にかけています。それほど大分の魚はおいしく、日本や世界のみなさんにそのおいしくて安全な魚を食べてもらいたいと思っているからです。
日本のおいしい魚を海外の人に知ってもらいたいので、日本全国の魚が好きな方に応援していただければ嬉しいです!
大分・別府から日本のみならず世界に向けておいしい魚を広めるという私の夢を、ぜひ応援お願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る18%達成!早速ご支援ありがとうございます!
2022/12/02 14:27「応援してるからね!」と嬉しいお言葉を多くの方から頂き…。ʚ̴̶̷̆ㅅʚ̴̶̷̆。そして実際にリターン支援までしてくださって…*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*昨夜は夜遅くまで水槽のお掃除をしておりましたサッサッサッ_/コ ヾ(・ω・ )))1番、大変なのは、この管理です!お魚さんが元気で美味しく在る為に!皆様に高品質なお魚さんをお届けするために、実は、日夜ひっそりと裏方作業というものがあります。冷蔵庫や冷凍庫、製氷機、実はお魚屋さんは、機械類の管理が物凄く大変です!市場から仕入れて、ただ、置いてるだけじゃない…朝は、海水の入れ替えや、温度調整まわり、氷打ち、グラム測り、値段差し替え、、、、陳列でお昼過ぎまでかかりますヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノアワアワもちろん接客しながら、販売しながら、であるがゆえですが、、、昔と違って魚は随分、高くなりました、かといって、このまま安いままの提供は、先に述べた管理が一切出来なくなり、つまり低品質化が広まる可能性が高くなります。人間で言うと、ゴミ屋敷に住んで、汚れた下水道を飲んで、冷房も効かない、湿気やカビだらけの部屋に閉じ込められるイメージでしょうか、、、高品質を守るためには、管理費というのはどうしてもかかります。管理する人も当然ながら必要です。実は市場で働かれてる方も、漁師さんもコロナになって随分と減ってしまいました。人手も足りなくなり、つまり市場に並ぶ魚は減っています。さらにコロナから、飲食店やホテルがストップしてるので、買い手も減り、維持管理への余裕がなくなり、打つ氷すらなくなれば、どんな状態の魚になるか…このままでは、ほんとに、生の魚を食べられる世の中はなくなり、まさに流行りの加工魚肉オンリーの世界が訪れるのではと懸念としてしまいます。刺身はもちろん寿司文化も、薄れていってしまうのではと…日本では漁業界を守っていけないので、お寿司を食べにニューヨークまで!なんて将来もあるかもしれません。刺身やお寿司が美味しい日本の文化を守るためにも、こういう漁業界の悲鳴を救い、見えない所ではありますが、皆んなで守っていけたらと切に思っています(。>人<) もっと見る
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