さんかくのいえを知って、2年が経ちます。
SNSでの「古民家を整理して出てきた古書売ります」という小さな告知のひっそり販売会に伺いました。傍陽の細道を通って、ポッカリできた庭と、しっかりした柱と梁、どっしりとした大きな構えがとても印象的な古民家です。その時に置かれた本は、どれも昭和発行のもの。今では絶対に手に入らないようなもの。経年劣化はあったものの、何回も何回も読み返した形跡があり、元の主が大切に大切に読んでいたことを感じました。
さんかくのいえにはそのあとも何回か足を運びました。そのたびに人が増え、出入りし、交流し。主がいなくなった古民家が息を吹き返してきたようでした。家そのものも自信を取り戻してきているようでした。「あなたはまだやれるよ」とまにまにさんに後押しされ、「もう少し人の居場所になってもいいかな」と、そう言っているかのように。
屋根の下でかつて培われてきた人の営みを無に還すことなく、もうひとつ越えさせてくれ、循環させてくれる。地域初のシェアキッチンができれば、また新たなを感じさせてくれると、今から楽しみでなりません。
今までもこれからも、ずっとずっと応援しています。
ご紹介遅くなってしまい本当にごめんなさい!
こちらはプロジェクトページ中に出てくる古本市や、その後まだまだボロボロだった頃のマニシェに遊びに来てくださった友人「さらみ」さんからのメッセージです。さらみさんってどんなひと?はこちらからも。
カフェができたら、なにか一緒に企画できないかなと密かに思っております。。