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京都・中京民商の生活史——地域の経済・社会を支える自営業者の人生を本に

京都市中京区の自営業者でつくる京都・中京民商には、何代にもわたって受け継がれてきた老舗から新しく開業した人まで、いろんな業種の会員が所属しています。古都・京都のど真ん中で、多様な商売・仕事に携わりながら地域の経済・社会を支えてきた人たち。そんな彼ら彼女らの人生を「聞き書き」で集めた本を制作します。

現在の支援総額

511,000

51%

目標金額は1,000,000円

支援者数

59

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/07に募集を開始し、 59人の支援により 511,000円の資金を集め、 2022/11/21に募集を終了しました

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京都・中京民商の生活史——地域の経済・社会を支える自営業者の人生を本に

現在の支援総額

511,000

51%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数59

このプロジェクトは、2022/10/07に募集を開始し、 59人の支援により 511,000円の資金を集め、 2022/11/21に募集を終了しました

京都市中京区の自営業者でつくる京都・中京民商には、何代にもわたって受け継がれてきた老舗から新しく開業した人まで、いろんな業種の会員が所属しています。古都・京都のど真ん中で、多様な商売・仕事に携わりながら地域の経済・社会を支えてきた人たち。そんな彼ら彼女らの人生を「聞き書き」で集めた本を制作します。

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村端豊資さん(梅月製菓)

私、(昭和)17年生まれやけどね。だから今年(2022年)ちょうど80。16年から太平洋戦争始まったんやな、あれ。始まった次の年。家の裏に防空壕があったんや。ごっつい木の下、穴掘ってなぁ。そしたら、空襲警報、その時分はもう、ガラスの窓とか、こんなテープで貼ったりな、そうか外して素通りにして、その裏から表までもう丸見え。ずっと見渡せたぐらい。それを覚えてんのや。それと、誰かが(戦争に)行かはるときに、町内でほれ、見送ったりするやろな。円町で電車乗って行かはんのに。そんなんも覚えてる。

――はあ、そうなんですね。

 それと、おじさんが帰って来はったのもよう覚えてんねん。というのは、こう、全部、せったろうて帰って来はるやろ。で、乾パンを持って帰って来てはんねん。乾パン。それをな、食べた覚えがあんのやわ。その味が美味しかって、忘れられんのや。

 それから、終戦になってやな、私が昭和23年に小学校1年あがって、それからちょうど昭和30年に小学校を卒業して、近所の北中に入って、33年に卒業かな。で、府立山城行って、「さぁ、それからあと、どうすべえ」と。

……続きは『京都・中京民商の生活史』で!

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