学会発表のご報告
すべての子どもたちに愛と未来を。「奮闘する乳児院を研究で支えたい」を応援いただいている皆様
大変お世話になっております。
本日は、口演発表のご報告です。
乳児院で暮らされるお子さんとご家族がどのような危機的状況にあり、乳児院の専門職者の皆様がどのような力や役割を発揮されているのか。
これらを可視化するため、我々のチームでは実際のケースに関する研究と報告を進めています。
今回はケーススタディとして、本日の日本小児看護学会第34回学術集会にて、浅野名誉教授、新家教授とともに発表させていただきました。
「Social Care in Japanese Infant Homes: Supporting Children with Special Health Care Needs and Their Families Out of Crisis」
今回のケースでは、特に乳児院が果たす実家機能、ご家族のサポートや一時的な代替的養育という選択肢の重要性を強調させていただきました。
現在、複数の乳児院を対象とした疫学研究にとりかかっております。
今後も、現場の皆様と意見交換を進めながら報告を継続して参ります。
引き続きお力添えの程何卒宜しくお願い申し上げます。
名古屋大学大学院医学系研究科
野々山 友