Check our Terms and Privacy Policy.

【書籍】『未来に残したい日本の草原』を発行して、全国の貴重な草原を守りたい!

最も消滅に近い生態系のひとつ、草原は、山焼きや刈取りなど人々の営みによって維持されてきました。全国草原の里市町村連絡協議会は「未来に残したい草原の里100選」を選定しました。このプロジェクトでは、草原のすばらしさや重要性を多くの人に伝えたいと考え、選定された37の草原を紹介する書籍を作成します。

現在の支援総額

1,814,269

120%

目標金額は1,500,000円

支援者数

206

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/10/24に募集を開始し、 206人の支援により 1,814,269円の資金を集め、 2022/12/12に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

【書籍】『未来に残したい日本の草原』を発行して、全国の貴重な草原を守りたい!

現在の支援総額

1,814,269

120%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数206

このプロジェクトは、2022/10/24に募集を開始し、 206人の支援により 1,814,269円の資金を集め、 2022/12/12に募集を終了しました

最も消滅に近い生態系のひとつ、草原は、山焼きや刈取りなど人々の営みによって維持されてきました。全国草原の里市町村連絡協議会は「未来に残したい草原の里100選」を選定しました。このプロジェクトでは、草原のすばらしさや重要性を多くの人に伝えたいと考え、選定された37の草原を紹介する書籍を作成します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

草原 の付いた活動報告

thumbnail

書籍に掲載される草原の中から、「阿蘇 小国町の草原」の概要と、草原の里からの思いを紹介します。- - - - -上山高原(兵庫県新温泉町)上山高原は兵庫県の北部、鳥取県境にある標高1,310m の扇ノ山(おうぎのせん)の北麓に広がっています。高原のほぼ全域が氷ノ山後山那岐山国定公園及び但馬山岳県立自然公園に指定されており、扇ノ山のブナ林など自然性の高い森林とともに、草原生の貴重な動植物を育む草原があります。34ha をススキ草原に復元し、現在、さらに10ha 増やす作業を行っており、44ha のススキ草原を目指しています。夏や休日等は、星空観察、キャンプなどに訪れる方も多く、但馬牛の放牧、下草刈り、笹刈などで多様性のある草原つくりをしています。秋には、高原が一大ススキ草原として銀色の世界を作り出し多くの人が訪れます。応募者の思い:上山高原では、自然再生推進法に基づく「上山高原自然再生協議会」を組織し、目指す将来像や実施計画を定め、多様な主体が協力して草原の復元に取り組んでいます。草原再生に当たっては、牛放牧、刈取り、火入れなどの手法の組み合わせ、作業サイクルを検証し、結果を踏まえた管理を実施しています。また、当地に生息する希少種イヌワシの狩り場としての草地環境を維持・復元することも強く意識しています。これまで、高原の認知度を上げるためだけに活動してきたのではありませんが、上山高原の動植物の生息、希少植物の生育、四季の移り変わりを体験できる場所、さらに、観光客の安らぎの場所等としての価値を、周辺住民、他府県の方々に認めていただくことにつながる機会になると考え、今回応募しました。加えて、登録されることで、草原管理の必要性、高原の役割などを広く知ってもらうことになり、自然再生活動を継続・拡大する力にもなると考えています。- - - - -おかげさまで、総支援額は90万円(目標の60%)を越え、100万円の大台が見えてきました。みなさまの支援に本当に感謝します。引き続き、ご協力と応援をよろしくお願いします!


thumbnail

書籍に掲載される草原の中から、「阿蘇 小国町の草原」の概要と、草原の里からの思いを紹介します。- - - - -阿蘇 小国町の草原(熊本県小国町)阿蘇の草原は牧野と呼ばれます。2021年に実施された阿蘇草原維持再生基礎調査(熊本県)によれば、小国町の牧野面積は618haで、そのうち野焼きが実施される面積は520haです。町内には6つの牧野組合があり、主に牛の放牧や採草に利用していいます。東部(涌蓋山麓)の比較的大規模な草原は「阿蘇カルデラの北側に位置する小国郷の北部に広がる採草・放牧に関する景観地」として国の重要文化的景観に指定されており、草原の価値の掘り起こしにも積極的です。また、筑後川の上流域として、福岡市民・有明海漁民にとって草原のもつ水源涵養力の重要性が再認識されており、川下との地域連携を図っていくべき重要な地域です。応募者の思い:小国町は、古くから農林畜産業が盛んで、冬期は農作物が育ちにくいため、米・杉・牛の複合経営で生計を立てる農業者が多いのが特徴です。中でも牛は、冬から春は田畑を耕作し、夏から秋は牧野で放牧を行う「夏山冬里方式」で飼養され、農林畜産業になくてはならない家畜でした。農業者は放牧準備のための春の野焼き、冬場の牛の飼料確保のための採草や椎茸栽培に必要なクヌギの栽培にと牧野をフル活用し、併せて大切に維持管理してきました。このような歴史のもとに今の草原が形成されています。その景観とともに小国町の農林畜産業のを、今後も継承していく必要があることから、今回の草原の里100選に応募しました。阿蘇 小国町の草原の編集中ページ- - - - -みなさまのおかげで、支援総額は75万円(目標の50%)を越えました。本当にありがとうございます!編集作業とともに、プロモーションも引き続き進めていきたいと思います。応援よろしくお願いします。


thumbnail

書籍に掲載される草原の中から、「日光市霧降高原キスゲ平園地」の概要と、草原の里からの思いを紹介します。- - - - -日光市霧降高原キスゲ平園地(栃木県日光市)キスゲ平は日光連山の東端赤薙山の中腹、標高1,300m ~ 1,600m にかけて広がる半自然草原です。毎年定期的に人の手によって草刈りを行い、草原状態を維持しています。明るく開けた環境は草原性動植物の宝庫となり、春から秋にかけて100 種類を超すたくさんの花々や、草原を好む昆虫や鳥類などを多数観察することができます。生育する植物の中でも、6 月中旬から7 月中旬にかけて咲くニッコウキスゲの大群落が一番の特徴で、満開時は草原が黄色く染まり、それらを鑑賞しに多くの人が訪れます。応募者の思い:この草原と日光市のシンボルでもあるニッコウキスゲが後世に残るよう、この自然環境を維持管理していくことは重要であり、多くの人に広く草原環境を知ってもらいたいとの思いがあります。管理者はキスゲ平の自然環境の保全を第一に考え、市民の憩いの場・環境学習の場を提供するとともに、日光市観光の中心的施設としての役割を果たすことを目標にしています。今回、草原の里100 選に選出されたことで、市民・観光客・関係者等、さらに多くの人々にキスゲ平の魅力が拡がることを願っています。日光市霧降高原キスゲ平園地の編集中ページ- - - - -みなさまのおかげで、支援総額は60万円(目標の40%)に近付いてきました。ありがとうございます!書籍をお届けできるよう引き続きがんばりますので、応援よろしくお願いします。


thumbnail

『未来に残したい草原の里100選』の選定を記念して、授与式と選定記念フォーラムが開催されました。記念講演では、京都大学名誉教授の湯本貴和さんが「草原のある暮らしに育まれた「共創資産」を次代につなぐ」と題して、日本の草原の価値やその将来像について話してくださいました。認定証の授与式に続く第二部では、選定された34の「里」を代表して、6地域から取り組みの紹介がありました。100人以上が参加され、ライブ配信の視聴数は441回と、たいへん盛況でした。ライブ配信の録画(編集済)は、Youtubeに公開されていますので、ぜひご覧ください。