書籍に掲載される草原の中から、「日光市霧降高原キスゲ平園地」の概要と、草原の里からの思いを紹介します。
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日光市霧降高原キスゲ平園地(栃木県日光市)
キスゲ平は日光連山の東端赤薙山の中腹、標高1,300m ~ 1,600m にかけて広がる半自然草原です。毎年定期的に人の手によって草刈りを行い、草原状態を維持しています。明るく開けた環境は草原性動植物の宝庫となり、春から秋にかけて100 種類を超すたくさんの花々や、草原を好む昆虫や鳥類などを多数観察することができます。生育する植物の中でも、6 月中旬から7 月中旬にかけて咲くニッコウキスゲの大群落が一番の特徴で、満開時は草原が黄色く染まり、それらを鑑賞しに多くの人が訪れます。
応募者の思い:この草原と日光市のシンボルでもあるニッコウキスゲが後世に残るよう、この自然環境を維持管理していくことは重要であり、多くの人に広く草原環境を知ってもらいたいとの思いがあります。管理者はキスゲ平の自然環境の保全を第一に考え、市民の憩いの場・環境学習の場を提供するとともに、日光市観光の中心的施設としての役割を果たすことを目標にしています。今回、草原の里100 選に選出されたことで、市民・観光客・関係者等、さらに多くの人々にキスゲ平の魅力が拡がることを願っています。
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みなさまのおかげで、支援総額は60万円(目標の40%)に近付いてきました。
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