ご挨拶
はじめまして。宮本将希(みやもとまさき)といいます。
北海道札幌市にある「児童発達支援・放課後等デイサービス こどもリハビリセンターカドル」を運営している理学療法士・保育士です。
今回のプロジェクトに目を止めていただき、ありがとうございます。
これまで知的障害者更生施設や地域生活支援を行うデイサービスで6年以上従事し、2018年に現在の通所介護施設「HAVIT」を設立しました。
現在は、北海道札幌市の「こどもリハビリセンターカドル」にて0歳から18歳の子どもを対象に児童発達支援・放課後等デイサービスの事業などをしています。
私が運営する「こどもリハビリセンターカドル」では、個々の目的に合わせた課題や学びの提供を始め、集団行動を通して「できた!」「またやりたい!」などの気づきを体感する事で、子どもたちの「思考力」「判断力」「表現力」を身に着けることやPT(理学療法士)やOT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)による専門的な発達支援を日常的に行える環境を提供していきたいと考えています。
現状の課題
日本の地域リハビリテーションでは病院でのリハビリテーションに比べ質(環境・人材)が低いのが現状です。病院では大型のトレーニングマシンや医療機器も揃っていますが、地域のリハビリテーションには機材も少なく、セラピストがいない所も多くあります。
さらに病院でのリハビリの回数や入院期間は決められています。自宅に戻ってきてからは専門的なリハビリテーションを受けられない方が多くいると聞いています。
そういった状況の中で少しでもスヌーズレンを通して地域のリハビリテーションの質(環境・人材)を上げていき、自宅での活動や社会参加などにも繋げていけるように行っていきたいと考えています。
スヌーズレンとは?
スヌーズレン(Snoezelen)とは、オランダ語の2つの単語、スヌーフレン(snuffelen)「鼻でクンクン臭いを嗅ぐ」とドースレン(doezelen)「ウトウトと居眠りをする」の合成語です。 『自分で確かめる・探素する」という意昧と、『ゆったりする・リラックスできる」という意昧を持ち合わせます。
スヌーズレンは、70年代の半ばのオランダの重度知的障害を対象にした施設で、一種の教育的刺激を与える環境設定方法として始まりました。乳児期から持ち合わせている感覚、見る・聞く・触る・嗅ぐといった感覚環境のバリアフリーともいえるものです。
スヌーズレンの効果
自ら好きなものを選び楽しむことができ、その楽しさを基盤に「心身の緊張がほぐれる」「穏やかになる」「コミュニケーションがとりやすくなる」などの療法的効果が報告されています。
スヌーズレンは最初重い障害を持つ人々の施設で使用され始めたものですが、現在では家庭や学校、病院、老人福祉施設、企業などでも使用されています。また障害をお持ちの方だけでなく、介助者も一緒に利用することによりリラックスでき、精神的にもゆとりができて結果的に質が高い介助を行うことができると注目されています。
このプロジェクトで実現したいこと
今回スヌーズレンを活用した療育やリハビリテーションを行っていくのは理学療法士や作業療法士・言語聴覚士のリハビリテーションを最大限に生かし、スヌーズレンとリハビリテーションの効果を実感していただき、地域のリハビリテーションの底上げになって欲しいと思っています。
そして、スヌーズレンをもっともっと色んな人たちに知ってもらい、日常の中に当たり前にあるくらい文化として広めていきたいです。
現在、重い知的障害を持つ人々の分野だけではなく、様々な分野へと広がっています。
またヨーロッパ本土、イギリス、アジア各国、アメリカ、カナダ、世界中の国々にも広く理念と活動が浸透していきました。
特にヨーロッパでは、認知症を持つ老人、精神障害を持つ人々、小児病院、普通幼稚園、町のコミュニティセンターなどにも広がり、あらゆる人が利用し、心地よい時間を過ごす場と認知されるようになってきています。
このようにスヌーズレンを日本でも文化として認知されることで、質の高い療育に繋げていきたいと考えています。
そのために通所児童だけではなく、体験、一般公開等も随時行い、スヌーズレンの体験の他、相談会も実施していきたいとと考えています。
資金の使い道
私たちは「スヌーズレン療法」の本格導入に向け、設備・環境を整えていきたいと考えていたのですが、
新型コロナウィルス感染症に伴い、感染症対策に係る整備費を、予備費やスヌーズレン機器購入費から補てんすることとなったため、計画が滞ってしまいました。
そこで、今回、皆さまから頂いたご支援では、不足しているスヌーズレン設備・機器を購入し、放課後の余暇活動の充実を図っていきたいと考えています。
目標金額100万円
●スヌーズレン内装工事(ブラックライト、壁紙他) 350,000円
●機材(ジュピター、シルキーウェイダブル、アクアTWIN他) 390,000円
●クラウドファンディング手数料 99,000円
●その他経費 161,000円
実施スケジュール
11月20日 :クラウドファンディング開始
1月1日 :施設グランドオープン
2月14日:クラウドファンディング終了
3月中旬 :リターン品発送
リターンのご紹介
「5000円」 お礼メール / 活動報告書
「10000円」 お礼メール / 活動報告書 / ホワイトファーム株式会社生産のお米(ななつぼし)2合送料込み
「30000円」 お礼メール / 活動報告書 / ホワイトファーム株式会社生産のお米(ななつぼし)3kg 送料込み
「50000円」 お礼メール / 活動報告書 / ホワイトファーム株式会社生産のお米(ななつぼし)5kg送料込み
「100000円」 お礼メール / 活動報告書 / ホワイトファーム株式会社生産のお米(ななつぼし)10kg送料込み
「200000円」 お礼メール / 活動報告書 / ホワイトファーム株式会社生産のお米(ななつぼし)10kg送料込み / お名前 (団体名可) 掲載(大)
ご希望者の方、会社のHPに、お名前(団体名可)を掲載させて頂きます。
お礼メールは児童発達支援を立ち上げた宮本よりメールを送らせて頂きます。
ホワイトファーム株式会社生産のお米ななつぼし
北海道雨竜郡北竜町の雄大な自然に囲まれたファームにて、米(ななつぼし)を主とし、その他、大豆(ユキシズカ・ユキホマレ)、そば(レラノカオリ・キタワセ)等の農産物を生産しております。
今回、「児童発達支援・放課後等デイサービス こどもリハビリセンターカドル」さんにてクラウドファンディングを行うということで、提携先としてお米をリターン品として提供させて頂くこととなりました。
生産から販売、育苗から精米まで100%自社で生産した、当社自慢のお米です。
ななつぼしは、つや・粘り・甘みのバランスが抜群で、冷めても美味しさが長持ちするため、お弁当やお寿司等に人気の品種です。
また、生産者の努力により、くず米を含まない高品質なお米の生産に成功。
北竜町の豊かな大地と自然の恵みを感じ取れる「ななつぼし」をご賞味下さい。
・名称:ななつぼし
・産地:北海道雨竜郡北竜町字和
・サイズ/重量:2合、5kg、10kg
・保存方法:
直射日光、高温多湿を避け涼しい場所で保存して下さい。高温になると虫等の発生の原因になります。お米は臭いがつきやすいので臭いの強い物と一緒に保管しないようにしましょう。一か月くらいを目安にお召し上がりください。
最後に
最後までお読みいただき、ありがとうございました。このプロジェクトに共感してくださる方にご支援いただくことで、子どもたちの支援に対しても大きな一歩となります。今後、ママやパパが信頼して相談できる場所や、質の高いアプローチを提供できるように全力で活動していきたいと思います。
ご支援・応援のほど、よろしくお願い致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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