こんにちは。学校建設チームの上城です!
今回は私たちの支援先について改めて紹介していきます。
まず支援を行っている国ですが、ラオスになります。正式名称で言うとラオス人民民主共和国です。意外と全部言える人、少ないのではないでしょうか!
次に支援先の学校の所在地ですが、チャンパサック県パトンポン地区ナンサイター村にあります。なれない横文字は少し長く感じますね…。
この村は、人口705名、154世帯と比較的小さな村です。その中でも未就学児数(1歳〜5歳)は35名、就学児数(6歳〜10歳)は75名となっています。(2021年の調査結果より)
ここでラオスの義務教育期間をおさらいしておくと、ラオスでは、6歳〜11歳の5年間が義務教育期間となります。私たちはこの5年間の義務教育を支える校舎を建設しようと活動を続けております。
では、続いて校舎がどのような状況なのか紹介したいと思います。
大きな問題は2つあり、1つ目が老朽化による倒壊の問題で、2つ目が立地における安全面の問題です。
1つ目は校舎の老朽化に伴い、近々崩れてもおかしくないような状況です。そのような校舎では子どもたちが落ち着いて勉強することは難しいでしょう。よって、校舎の新築を行います。
2つ目は校舎が大通りに面してるため起こる騒音問題や、川の近くであるために起こる洪水被害があります。この立地問題を解決するために新たな場所に校舎を建設することを計画しています。
コロナ禍や戦争の影響により思うように活動ができなかったり、進まなかったりする事もありますが、現地の状況を知り、子どもたちの生活を知ってからは何とかこの事業を成功させたいと思って活動を続けています。
僕は小学校をはじめとした生育環境の充実というものはとても大切だと思っています。 僕たちがよくイメージする子どもの自由奔放な発想力や行動力というものは環境によって支えられ、成り立っているものだと考えるからです。 安心できる環境があってこそ、子どもは自分の感性に対し誠実で素直になれると思います。
これは学校という場に限った話ではなく、家族や友達、クラブ活動の場などにも例外なくあてはまると思います。 僕たちができることはこれから建てる校舎をそういった子どもたちに愛着をもってもらえるような場所の1つにすることです。
風の会のビジョンである「全ての子どもたちが未来への希望をもてる社会」をラオスでも実現するため、その基盤となる小学校を皆さんと一緒に作っていきたいと思います。
応援、宜しくお願いいたします!