現場の状況についてシェアさせて頂きます。
「十分な支援がない」
•支援は十分ではなく、路上には遺体が残されたままになっている。
•死者には数千人の子どもが含まれている可能性がある。
生き延びた人々は路上生活を強いられ、食べ物を探したり、見つけた家具を燃やしたりして暖を取っている。
・今週後半には気温が氷点下まで下がると予想されている。
・救援隊からは羽毛布団やパンが配られたが、それ以外の支援は今のところ届いていない。
【シリアの状況】
・シリア北部、特に反体制派が支配する地域への支援も困難を極めていることが報告されている。同地域は政
府と反体制派の間で支配が分断され、紛争が続いている。
・とりわけ北西部は、最も支援が届きにくい場所の1つで、反体制派の支配地域に物資を輸送できるトルコ国
境検問所は1カ所に限定されている。
・国連は7日、このルートが被害を受けたため、シリアへの支援の流入を一時的に停止していると発表した。
再開の時期については明らかになっていない。
・支援はトルコ国境を越えてではなく、国内から行わなければならないと述べている。反体制派の支配地域の
人々は、政治的な理由で支援が差し控えられるのではないかと心配している。
トルコ側の被害も相当ですが、シリア国内では、まず支援が届きにくという現状が、分かりました。
現状、シリア北部国内への支援は、トルコ側南部の交通ルートを通らなければならなく、現状2つのルートが確保されています。
さらに、現地からは難民としてトルコに避難をして、家も購入し、やっと生活が安定して来たのにも、束の間避難生活に、また戻り、本当に心も体も疲弊しているという声も聞きました。
こんな悲痛な声をお届けしてしまい、大変恐縮です。
週末には、現地の工場長とお話する機会もあるので、またさらに現場の状況をお伝え致します。