DURA-KEYのデザインを担当させていただいているCaro inc.の山口です。
本当にたくさんの皆様からのご支援をいただきありがとうございます。
中興社製作所の中村社長から、本体フレームの削り出し途中の画像をお送りいただきました。
DURA-KEYの本体フレームを造るためには、全部で「5工程の削り出し加工」が必要で、今回の画像は2工程目が終了した状態なのだそうです。
厚さ約6mmの、まだ荒々しさを感じさせるプリミティブな状態のジュラルミンの板。
私自身不思議に思うのですが、こうした製造途中の状態もなんとも言えず魅力的なんですよね。この荒々しいジュラルミンの塊が、最終的に繊細でエレガントなDURA-KEYのフレームに仕上がるかと思うと、そのギャップに(分かっていても)驚きを覚えます。
この後、3工程をかけて更に削り込み、ブラスト処理で表面を整え、アルマイト処理によって耐久性向上と着色が行われ、最後にシルク印刷が施されます。
「鍵2本を、確実に守る」という目的のために、これだけの工程を費やして本体フレームの完成品が生み出されます。
みなさま、引き続きご支援賜りますよう、よろしくお願い致します。