中興社製作所の中村です。
終了まで残り2日となりました。おかげさまで100名を超える皆様にご支援いただいております。誠にありがとうございます。
現在、鋭意ジュラキーの本体フレームの製作を続けております。
上の画像は、ジュラキーの本体フレームを削り出し加工した際に出たジュラルミンの切り粉です。フレーム110個を削り出しているので、相当な量の切り粉が出ます。
もちろん、この切り粉は廃棄されるわけではなく、金属専門のリサイクル業者さんに回収していただきます。弊社の場合はアルミだけでなく鉄や真鍮の切り粉も出ますが、全て回収いただいてます。
回収された切り粉は、商品として鋳物工場やダイカスト工場などに販売されます。実は金属はこういった「回収された材料」を入れることで成分調整をして品質を保つのです。
また、「日本で回収された鉄」などは、品質が良いので中国など海外にも輸出されます。
SDGsが叫ばれる昨今ですが、そうしたワードが使われる以前、例えば明治時代の八幡製鉄所ができた頃から、金属においては循環型のモノづくりが綿々と実践されてきました。
皆様にお届けするジュラキーもアルミ製品ですので、リサイクラブル(Recyclable)です。もし使命を終え廃棄されても、リサイクルされ別のアルミ製品として甦るはずです。
そして金属製品は長持ちすることが利点であり、これがエコロジー(環境負荷低減)となります。そこで、末永く愛用していただくためにSCHWALTZ®(シュワルツ)の製品は修理に関しては永久無料(送料は負担していただくことがあります)とさせていただいております。
あと残り2日となりましたが、皆様のご支援、そして長いご愛顧のほど、これからもよろしくお願い致します。今後も、またジュラキーの進行状況を随意報告させていただきます。