デザインを担当させていただいているCaro inc.の山口です。
先日、中興社製作所様の工場へ伺い、確認作業が進行しているDURA-KEY®について関係者全員での確認を行いました。
まず、キーケースとしての「機能性」については問題無く仕上がっていました。
一方で別の問題も確認出来ました。表面処理の一部に「色ムラ」が見られました。
まず、下記のように一部のボルトの表面に、うっすらと「色ムラ」が見られます。光の当たり方によっては目立たなくなるのですが、やはり気持ちのいいものではありません。
もう一点、下記のように本体フレームの表面にも一部「色ムラ(くすみ)」が見られます。
こちらも光の当たり方で目立たなくもなりますが、出来る限り軽減したいと思う現象です。
上記2点については、「ジュラルミン素材への表面処理は難易度が高い」ことが原因の一つであり、簡単に解決出来る保証も無いのですが、中興社製作所の社員の方からも「それでも時間的に許されるなら、再度限界までトライしたい」とのご意見も出ました。
その後全員で3時間近く議論を重ねた結果、苦渋の決断ですが「作業を一時ストップし解決策を探るべき」との結論になりました。
お待たせしてしまっている支援者の皆様に、更にお時間をいただくことになり大変心苦しいのですが、一方で我々開発チーム自身が疑問に感じた部分は出来るだけ解決した状態で皆様にお届けしたいとも考えています。
現在、中村社長が修正作業をどのように進めるかについて検討されていますので、別途、ご報告出来るかと思います。
最終クオリティを少しでも引き上げてゆくよう努めますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。