こんにちは、いつも応援・ご支援ありがとうございます。プロジェクトを担当しているgalleryMainの竹下です。皆様のご支援のおかげもありまして、展覧会を開催することができました!中村 幹史+山崎 裕貴《参詣曼荼羅》2022展覧会は11月27日(月曜日休み)まで開催しております。展覧会の会場である古民家は、ゴミや家財が残る廃家で展覧会の後はレジャー施設にリニューアルされる予定です。街中のギャラリーで行う展覧会とは違い、一回きりの体験になっています。松本悠 《 夜明けの黒いミルク、二つの人形はおまえをのむそしてのむ 》2022また、出展作品のほとんどが新作で、大津市千野に由来する伝承や人物をもとに制作されています。リュ・ジェユンのデビルマンシリーズでは、千野に残る母子信仰の由来となった比叡山中興の祖・元三大師が、比叡山を降り女人結界を越えて母に会うため通った姿と、作家自身が母の暮らす韓国へと渡る姿を重ね作品へ反映されています。角大師とも呼ばれる元三大師の姿が、作家自身の姿と重なり、制作の過程で変化していくのが伺える作品です。リュ・ジェユン《Devil Man 元三大師と僕》2022その他にも、音や映像作品もあり視覚以外での体験を核にした作品が並びます。会場は標高170mほどの高台に位置し、会場までのルートにある見晴台からは琵琶湖を見下ろし、また振り返ると比叡山を中心に滋賀の山々を見ることができます。会場まではタクシーを使うか歩きやすい靴でお越しください。またクラウドファンディング自体は11月20日まで予定しておりますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。