皆様、ご支援頂きましてありがとうございます。おかげさまで多くの方に閲覧頂き、本事業、豊前市について少しでも知って頂く事ができていると感じています。
開業後に行いたい事(その4)は、宿泊を伴うワークショップを開催する時に、ワークの一つとして、歩く瞑想、食べる瞑想を行いたいと思います。
これは私が参加したマインドフルネスリトリートのプログラムの中にあり、実際にやってみて、自分と自然との一体感、生きとし生きるものを愛しく思う気持ちを感じる事ができたので、皆様にも是非体験してもらいたいです。
私は座禅をしていますが、座るとすぐに妄想の世界に入ります。妄想がひろがっていかないようにすることは、できますが、無になることはとても体験できることではありません。マインドフルネスリトリートで瞑想する中で浮かんでくる妄想に対して自分の心が気にしている事を理解し、自分の心をねぎらってやる事も必要だと学びました。
歩く瞑想は、ゆっくりした呼吸でその呼吸にあわせて歩き、ただ大地を踏みしめる感覚に集中します。歩いて気になるものがあれば、立ち止まってそれを眺め、落ちついたらまた歩みを進めます。大地を踏みしめて歩いていると、自分は地球の一部と感じ、自分の悩みなどちっぽけなものに感じる事ができます。また同じ地球の一部である生きとし生けるものを愛おしく思える不思議な感覚を味わうことができます。
食べる瞑想は黙食で一つ一つの食材を一緒に口の中に入れるのでなく、一つ一つをゆっくり噛んで味わいます。料理をつくってくれた人、その食材をつくった人、その食材の成長過程を思い浮かべながら、ゆっくり噛んで食べていきます。生きるために他の命を頂戴していると思うと、自然と感謝の気持ちと自分だけでなく、他の命も大切だという気持ちが湧いてきます。
座って瞑想して気持ちを整えるのは中々難しいです。せわしない日常から離れてゆっくり歩く、食べることに集中するだけで日常では見えないものが見えてきます。
是非、皆さまにも体験して頂きたいと思います。