10watchプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。
本日は
【現代人の働き方/ライフスタイルの多様化と時間の関係性】
について少しだけお話させていただこうと思います。
現代人は時世柄、リモートワークの普及で在宅勤務が増え、働き方や生活が柔軟に選択できるようになった一方で、 時間の境界が曖昧になってきており、オンとオフの切り替えが困難になってきていると言われております。皆さんも同様の感覚を抱えて生活されているのではないでしょうか。
それに伴い、時が過ぎるのが早く感じる人や、デジタル時計の普及により時間管理が目に見える形で数字できっちりと表示されることから、 「規定の時間までに終わらせなきゃ」と焦り、時間に追われている感覚を持つ人が増加していると言われております。
また、私たちの世界には、日中働く人もいれば夜間に働く人など、生活リズムは人それぞれ異なります。 「朝型」「夜型」という言葉もありますが、実は生活習慣の違いではなく、実は遺伝子レベルで決まっているとも言われております。
今後、より働き方やライフスタイルが多様化していく中において、自分に合った時間の使い方(タイムマネジメント)を 自分自身でデザインすることが、これからの時代に必要なスキルになると言われています。
今回私たちの初作品である「10 watch」は、ベゼルの印を回転させて、まさに時間に「点」を打つことで、 経過時間や残り時間といった、デジタル時計にはない感覚的な時間量を把握する手助けをしてくれます。 特定のタスクを完了するまであとどのくらいかかるのか。次の予定はいつからはじまるのか。 時間量を手触り感のある状態で把握することができれば、時間の境界が曖昧になりつつある、現代人の時間の使い方に寄り添うことができると考えております。
たくさんの方のお手元に「10watch」が届き、多くの方の時間に対する考え方や感覚を変えていき、よりよい生活がデザインできるようになることを願っております。
U+O 奥野