●応援メッセージ、10人目は 大町昂平さんです。
大町さんとの出会いは、令和元年10月東日本台風での洪水被害の直後、仙台放送にお勤めだった大町さんから取材からでした。その時の第一印象が強く残っています。なぜここの住み続けるのか? 幾度の洪水被害を受けてもここを去らないにはなぜか? 疑問を持たれ、それから半年間に渡る長期取材につながりました。では、お願いします。
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八島さんとの出会いは2019年10月。
台風の被害を受けた山奥の店で
お客さんたちと復旧に向けて
泥出しの作業に汗を流す八島さんの姿があった。
「話を聞かせてください!」
忙しい中、取材を快諾してくれた。
店の2階の柿干場から、
駐車場を見下ろしながら、
ボランティアの姿を見ながら、
八島さんは呟く。
「お客さんに助けてもらえるとは思ってもいなかった、お客さんのためにも必ず復活してみせる」
涙ながらに語る八島さんの表情を見て、
彼を突き動かす原動力は何なのか、知りたいと思った。
それから半年間、カメラを持って密着取材を行った…。
家に泊まった時、
一冊の本を見せてもらう。
八島さんのこれまでの出来事を記した、
奮闘記(日記)だった。
自然災害や地域の課題…
何度も困難がやってくるが
独特のアイデアと人を巻き込む力で
乗り越えて来た八島さん。
家族の支えも受けながら…。
その度に八島さんは日記に書き込む。
店での出来事、来客数、お客さんとの会話…。
その一つ一つが積み重なって、
いまの愛される「やしまや」がある。
八島哲郎の人たらしの要因はなんなのか。商売にかける思い、家族への想い、地域への想い。
原発、台風、コロナに変形柿。
様々な問題が降りかかる中、
宮城県最南端の小さな町で奮闘する八島さんの想いを多くの人に届いてほしいと思います!
頑張ってください、応援しています!!
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大町さんはFNSドキュメンタリー大賞「変わりゆく耕野で ~宮城・丸森 東日本台風のあと」という番組を作られました。何気無い日常までカメラマンとともに、半年間足繁く通ってくださいました。こんな外れの地域にスポットを当てて番組を作るなど、この企画を通そうとした大町さん、相当ご苦労されたはずです。改めて敬意を評します。
大町さん、あの洪水被害からの復活を活字にして残します。楽しみにお待ち下さいませ。