●応援メッセージ、12人目は 畠山茂陽(はたけやましげあき)さんです。河北新報社勤務。NPO法人ファイブブリッジ理事長、一般社団法人SDGsとうほくアドバイザー、ONE TOHOKUオブザーバーとしても地域の担い手を応援しています。きっかけ食堂、宮城こせがれネットワークでも活動されています。
畠山さんの、人の話を聞き出す力、難しい事をやさしく噛み砕いて話す説明力、会をコーディネートする力の全てを兼ね備えた稀有な存在です。そして、ご自分で提唱された「ネオ親戚」「ネオファミリー」になっています。ご覧くださいませ。
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★あくなきチャレンジ★
「えっ、今度は本を出すんですか?」
2022年11月の「ころころマルシェ」。八島哲郎さん本人が作詞・作曲した「郷土(さと)へ帰ろう」を1日6回×2日間で12回のリサイタルを全て聴いた。やしまやスタッフもコーラスで出演。全ての回に公演を目当てのやしまやファンが詰め寄せた。
自身の店のレジ脇で心地よく高らかに歌う店主は全国に何人いるんだろう。しかもこの限界集落の店で。と、感慨に耽っている最中「今度、本を出すんだよねぇ」とにこにこ顔の哲郎さん。
★メディアに出続ける意味★
何度も水害に遭い、東日本大震災後の特産のたけのこも放射線量の増加で出荷できなくなり、柿の凍霜害にあい、そして昨年の変形柿。その度に、新聞、テレビ、ラジオに出続けた哲郎さん。ブログやSNSなどで動画もあわせて自身の発信も欠かさない。マスコミへの対応が丁寧だからこそであるが「地域を代表して伝える役割を果たしたい」との気概が伝わってくる。
★還暦を超えたからこそ★
哲郎さんへ少しばかりの還暦祝いをとやしまやへ。赤いちゃんちゃんこに赤い帽子がいぎなしお似合いだった。長男の章太郎くんがやしまやに戻り、初孫ができ、次世代に任せてさすがに落ち着くのかなと思っていたら、なんのなんの。いっそう軽やかにその活動にとどめを知らない。
定年なき自営業。だからこそ、笑顔で突き進む姿が眩しい。私も負けずに定年のない生き方をしていかねば。
★新たな価値の息吹を生み出していこう★
哲郎さんはやしまやに集う人々のレゾンデートル(存在理由)を後世に残そうという魂胆があるのだろう。やしまやに集うことで、私たちの生きざまも残されていく。そんなプラットホームがやしまや、そして八島哲郎。
「やしまやネオファミリー」と共に次世代の人々の記憶に残すための「やしまや本」。哲郎さんだけの本ではないはずだ。この本で丸森・耕野の地から新たな価値の息吹を爽やかに生み出していこう。
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畠山さん、ありがとうございました。畠山さんの視点とそこから紡ぎ出される文が私は好きです。客観と主観がベストバランスです。今回も感激しました。ありがとうございました。
畠山さんにも納得していただけるような書籍を発行せねばと、自分に誓いました。応援コメントをありがとうございました。