2022/12/29 18:30
本日12月29日から、クラファンを開始しました、
早速支援してくださった皆様、有難うございます。
2011年から2020年まで、シンガポール、マレーシア、インドと放浪しつつ、都度都度
自分なりに、その時住んでいた場所と真摯に向き合ってきたつもりで、
今回の翻訳出版は、自分の過去10年の決算のような気がしています。
(ゴーシュは、上記の三国で広く愛読されているし、もちろん三国とも彼の作品世界の舞台として登場してきます)
さて、本作の挿絵は、
絵本作家の金田卓也さんにお願いしています。
本作の訳稿を傍らに(金田さんの左手に注目)、
シュンドルボン『潮の国』を、描いていただきました。
垂れ下がるように咲いているのは実際のマングローブの花で、
the Hungry Tideの冒頭、リルケの詩からの連想で印象的に登場し、
主人公を一気に潮の国の世界に引き込んでいくことになります。