浦嶋神社本殿改修プロジェクトに賛同頂きました皆様、プロジェクト終了から御礼のご挨拶が遅れ誠に申し訳ありません。目標金額には達しませんでしたが、皆様から頂いた温かいお気持ちと寄付をしっかりと創祀1200年を迎える令和7年度から本殿改修の着工に充当させて頂く所存です。応援頂いた全ての皆様に心より厚く御礼申し上げます。加えて神社に隣接する浦嶋公園にて明日より期間限定で開催される花見祭りの御案内もさせて頂きます。地元で新しく開業した宿泊業者をはじめ、多くの地元関係者も明日の花見祭りには賛同して初日スタートを盛り上がます。御来社の際は是非ともお立ち寄り下さい。
#京都丹後三大伝説 #丹後風土記逸文 #浦嶋子伝記 の付いた活動報告
プレスリリースを敢行して以降、様々なマスコミ関係をはじめとした様々な方々から問い合わせを頂きました。そこから新たな出逢いがあり、3/17(金)の祭り当日の来社数は例年と比較すると多かったと聞いています。筆者は残念ながら公務があり、13時前の到着となりましたが、なんとか6代目の黒色尉の初舞台を眼にする事が出来ました。その後、各新聞社から来ていただいていた記者の方々と少しだけお話する事が出来ました。また、今回のこのプロジェクトを通してお問い合わせを頂き、市内から前日より来て頂いていた某大学関係の方々ともご挨拶ができ、新たな関係者をご紹介して頂きました。御来社頂いた全ての皆様に心より感謝申し上げます。R5.3/17 延年祭を取材して頂いた各新聞社掲載記事は以下の通りです。京都新聞さん記事https://www.kyoto-np.co.jp/articles/amp/990733毎日新聞さんhttps://mainichi.jp/articles/20230317/ddl/k26/040/235000chttps://mainichi.jp/articles/20230318/ddl/k26/040/297000c読売新聞さんhttps://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20230314-OYTNT50077/https://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20230317-OYTNT50122/最後に、翁三番叟で拝殿に上がるメンバー達が、舞台に上がる前に、神社裏手にある筒川にて禊で心身を清めているギリギリの画像を紹介しておきます。3代目黒色尉の筆者も何回も経験済みですが、年によっては雪解け水の河水はまさに身を切る冷たさであります。が、これがまた身を清めた感をより感じる事になります。今年はまだ暖かい方だったのでは?と感じます。祭りに関わる全ての皆様、今年もお疲れ様でした。来年も多くの方々に来て楽しんで頂けるよう共に頑張ってまいりましょう!
場所:浦嶋神社境内日時:毎年3月16日夕日沈む刻 花納め : 毎年3月17日午前9時 祈念祭 : 午前10時 延年祭 消掛神事 福棒、おみくじ 翁会奉納: 午前10時半頃から翁三番叟奉納浦嶋子に最もゆかりのある三野家一門をはじめとした関係者が3月17日に浦嶋神社に参集長寿・五穀豊穣・豊漁・商売繁盛・所業繁栄・家内安全・延命息災招福を祈願します。棒祭、福祭とも言われ、くじで福棒を引き当てた人は願いが叶うとされています。この神事は真綿を使った全国でも数少ない神事の一つでもあります。この真綿を使い、繭玉を作ります。竹の輪切りチシャの木コシアブラノの樹を削った物に真綿を包んで作ります。これを明神華と言います。祭りが行われる約一週間前に神事を執り行う三野家を中心とした関係者で作られます。神事が全て終了後に翁三番叟が奉納されます。神社にはかつてお抱えの猿楽師が在籍していました。干天が続いたときの雨乞いの祈りや、屋根の葺替え等重要な神事の節目に上演されたものと伝えられます。「とうとうたらり、たらりたらり・・・」で始まる観世能の流れを汲む翁三番叟。正式名称は、河来見翁三番叟です。筒川上地区の河来見という集落で長年、受け継がれていましたが昭和38年の豪雪を境に離村に拍車がかかりました。戦後は世帯数50を超えていた集落は平成に入ると10世帯前後にまで減り、三番叟の継承も高齢化世帯の増加と後継者不在で長らく途絶えていました。昭和60年代に商工会が地域お越しの一環でこの河来見翁三番叟の復活を計りました。河来見集落からの後継者輩出は事実上、不可能だった為、浦嶋神社周辺の本庄地区の青壮年者を中心にメンバーを募り翁会を結成。翁会結成後、翁三番叟を知る河来見在住者及び離村した河来見出身者の古老達から2年間に渡り翁三番叟の指導を受け継承しました。教える方も数十年のブランクがあり思い出しながら教えたと聞きます。教わる側は勿論一から初めての事を教わります。双方、継承に向け必死だったと聞きます。今思えば、これがなければ現在の河来見翁三番叟は消えて無くなっていたモノとなります。今では舞手である三役の一つ黒色域尉も初代継承者から数えて6代目となります。約2ヶ月前から週2回の練習と指導を受け、今年晴れて第6代目黒色尉の初舞台となります。そんな継承の歴史も知った上で見る翁三番叟もまた、感慨深く見れるのではと思います。華やかな衣装をまとった狂言師が浦嶋神社の拝殿でゆるやかに舞う姿は、見物客を幻想の世界にいざないます。コロナ禍で 2年間自粛していましたが、晴れて復活の奉納舞台となります。
浦嶋神社本殿改修プロジェクトのページをご覧の皆様。新年あけましておめでとうございます。当プロジェクトオーナーの浦嶋神社奉賛会です。先ずはこのページをご覧頂き感謝申し上げます。当プロジェクトは2回目の挑戦となります。当初は昨年12月初旬より立ち上がる予定でしたが、地方に遅れてきたコロナ禍の影響を受け、公開が予定より遅れてしまい申し訳ありませんでした。今後は当プロジェクト及び当地域に関する事を中心に積極的に活動報告にて紹介していく所存であります。御意見、ご質問等あれば遠慮なくお申し付け下さい。また、活動報告をアップする前に早々にご支援頂きました方々にはこの場をお借りして深く感謝申し上げます。ありがとうございました。それでは皆様、今後とも当プロジェクト達成に向け、メンバー一同、一丸となって活動して参ります。今後ともどうぞよろしくお願い致します。