SNSおよびクラウドファンディング内で、
“ユニバーサルデザイン”と”バリアフリー”の両方の名称を使っています。
結果として同じときもありますが、そうではないときもあります。
私がバリアで思い浮かべやすいのは段差や階段ですが、スロープがバリアフリーであるかはその人の事情によっては違うかもしれません。
脳卒中病棟で勤務していたころ。
新たに病室のベッド周りを準備するときにまず考えること。
ベッドの乗り降りを左右どちらにするのか、ベッドの壁寄せが必要なのか、トイレが近い方が良いのか窓が近い方が良いのか、などなど。
その人の事情に合わせてレイアウトを変更し準備します。そして実際の使い勝手やご意見で更に調整します。
ユニバーサルデザインとバリアフリー。
違いを突き詰めると異なり難しいところもありますが、根っこは同じだと思います。
何がその人にとって当たり前ではないのか。
そのことを常に意識し、自分の当たり前が他人の当たり前と思わない。
ユニバーサルデザインを取り入れて、そこで終わりではない。
「多機能民泊 ことりのめ」では、
ご利用される一人一人が旅の雰囲気そのままに寛げる宿を目指しています。