Check our Terms and Privacy Policy.

~中村京蔵の挑戦~ 仏古典悲劇『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式で上演!

私、中村京蔵は、この度フランス古典悲劇の名作『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式での上演に挑戦いたします。 演劇の新たな地平に向かって模索して参ります! 何卒、是非ご高覧賜りたく、ご支援のほどお願い申し上げます!

現在の支援総額

2,201,500

110%

目標金額は2,000,000円

支援者数

155

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/04/28に募集を開始し、 155人の支援により 2,201,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

~中村京蔵の挑戦~ 仏古典悲劇『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式で上演!

現在の支援総額

2,201,500

110%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数155

このプロジェクトは、2023/04/28に募集を開始し、 155人の支援により 2,201,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

私、中村京蔵は、この度フランス古典悲劇の名作『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式での上演に挑戦いたします。 演劇の新たな地平に向かって模索して参ります! 何卒、是非ご高覧賜りたく、ご支援のほどお願い申し上げます!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています


爽涼の會 主催 中村京蔵

歌舞伎俳優の中村京蔵でございます。

本年8月19日(土)、20日(日) 国立劇場小劇場にて

「中村京蔵 爽涼の會」を開催いたします。

フランス古典悲劇の傑作、ラシーヌの『フェードル』を

岩切正一郎先生の訳、大河内直子さんの演出で上演させて頂きます。

台本は翻訳本のまま、人名も地名もそのまま、

衣裳・かつら・大道具・小道具は歌舞伎の時代物をベースにした和様式で、

俳優は様々なジャンルの方々とのコラボレーションでという試みです!

新たな演劇の地平に向かって模索して参ります!

何卒、是非ご高覧賜りたくお願い申し上げます。






~「フェードル」上演趣旨書~

ジャン・ラシーヌ作の「フェードル」は、フランス古典悲劇の傑作と謳われ、
ギリシャ神話の「ヒッポリュトス」が原典で、そこから想を得ています。
所謂、継母の邪恋がテーマで、継子や恋敵との相克、そして破滅が描かれています。

日本にも継母の道ならぬ恋をテーマにしたものは、
説教節・人形浄瑠璃・歌舞伎にも種々ありますが、
中でも人形浄瑠璃から歌舞伎に輸入された「摂州合邦辻」の玉手御前が夙に有名です。

三島由紀夫は「フェードル」を歌舞伎に翻案(芙蓉露大内実記)し、
1955年11月歌舞伎座で、6世中村歌右衛門の主演で上演されました。

話は変わりますが、蜷川幸雄先生は、1980年2月日生劇場でシェイクスピアの
「マクベス」を演出初演されました。それを観た私は衝撃を受けました!

小田島雄志先生の翻訳本のまま、人名も地名もそのままで、
衣裳・かつら・大道具・小道具がすべて和様式で、
日本人の美意識で演出されているのです!

黒澤明監督の映画「蜘蛛巣城」は「マクベス」の翻案ですが、
この「NINAGAWA・マクベス」は翻案ではない、
そこが驚きでした!全然違和感がないのです。

この初演の折、魔女を勤めておられたのが大先輩の故嵐徳三郎さんで、
歌舞伎の女方にもこういう可能性があるのか!と二重の驚きでした。

それから幾星霜、2015年に「NINAGAWA・マクベス」が配役を
一新して再演されることになり、私に魔女役をやらないか?とオファーが来ました!
徳三郎さんのなさった魔女を私が・・・望外の喜びでした。

私は懸命に蜷川演出を学びました。先生の没後、
「NINAGAWA・マクベス」は先生の追悼公演として、
香港、イギリス、シンガポール・ニューヨークを巡演しました。(※)


2017年6月香港公演 文化中心大劇院劇場エントランス

2017年6月香港公演 文化中心大劇院客席から舞台を望む

2017年10月英国プリマス公演 劇場表の幟(のぼり)

2017年10月英国プリマス公演 仏壇の舞台装置を背に

2017年11月シンガポール公演 エスプラネードシアター舞台から客席を望む

 英国プリマスの街角でさて、「フェードル」に興味を持ち、演じたいと長年模索していた私は、
「NINAGAWA・マクベス」の経験を踏まえて、
「フェードル」は和様式で絶対出来ると確信を持ちました!

今回の配役は各分野の皆様にお願いしたコラボレーションで、
演劇としてのひとつの試みです。

岩切正一郎先生の翻訳本のもと、
蜷川先生の薫陶を受けられた演出の大河内直子さんとタッグを組んで、
和様式による「フェードル」のよりよい高みを目指して、
取り組んで参りたいと存じております。

中 村 京 蔵 拝

(※)主な海外公演はこちらから




【『フェードル』公演概要】
作:ジャン·ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎
演出:大河内直子
出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴 
公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00
会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)
『フェードル』公式twitterはこちらから


【中村京蔵 爽涼の會】
■日時
2023年8月19日(土) 18時開演
2023年8月20日(日) 12時・17時開演
■会場
国立劇場小劇場
■入場料
¥10,000(全席指定) ※

■前売り開始
5月1日より
【チケットのお申込みはこちらから】
※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、 
チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。

【稽古場日記 4月11日】 
〜青山達三さんの本息!!〜


本チラシも出来上がりました!

【ご支援頂いた資金の使い道】
■本公演にかかる劇場使用料(会場費、音響費、照明費など) 
■リターンアイテムの制作費
■グッズの送料
■クラウドファンディング手数料


【リターンについて】
■御礼メッセージ 1,000円
CAMPFIREのメッセージ機能により、お礼のメッセージをお送りさせて頂きます。

■中村京蔵手書きのお礼メッセージ(PDF)1,000円
一口1,000円より承ります。
お申込み数の上限はございませんので、皆様どうぞよろしくご支援のほどお願い申し上げます。


■当日無料配布パンフレットへの御名前掲載(ご希望者のみ)3,000円 
【下記返礼品も含みます】
中村京蔵からの御礼メッセージ
※パンフレットへの名前掲載を希望されない場合は備考欄に
”掲載なし”とご記入頂けますようお願いいたします。

■京屋向かい雀の紋 手拭 5,000円
【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド

■クラウドファンディング限定『フェードル』
上演記念トートバッグ 10,000円

【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド

■クラウドファンディング限定『フェードル』
上演記念Tシャツ 15,000円

【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(※ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド

■『フェードル』上演DVD(20名様限定) 20,000円
【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド
・京屋向い雀の紋手拭

★★★ご好評につき追加いたしました!!★★★
■『フェードル』上演DVD(30名様限定) 20,000円
【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド
・京屋向い雀の紋手拭

■「フェードル」前夜祭ご招待
 ‐出演者によるトークイベント~(限定20名様)‐ 50,000円

開催日時:8月6日(日)12時30分受付開場、13時開始、14時終了を予定しております。
 会場:国立劇場周辺施設にて    
(開催場所の詳細につきましてはご支援者様に直接ご連絡をさせて頂きます)
【トークイベント登壇予定者】
岩切正一郎(翻訳)、大河内直子(演出)
出演者:池田努(テゼ)、中村京蔵(フェードル)、須賀貴匡(イポリット)、
    植本純米(アリシー)、景山仁美(エノーヌ)、青山達三(テラメーヌ)、
    小林亜紀子(イスメーヌ)、中村梅乃(パノープ)、醍醐晴(テゼの太刀持)
【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・クラウドファンディング限定「フェードル」上演記念トートバッグ

■扇子(四世中村雀右衛門揮毫 月雪花、3名様限定)100,000円
”中村京蔵の師で昭和・平成の名女形四代目中村雀右衛門が、
1994年京蔵の名題昇進を祝って揮毫してくれた扇面を基に
ご贔屓への配りものとして作成した扇子。
女形らしい流麗な筆づかいて「月 雪 花」と書かれている。”
【下記返礼品も含みます】
・中村京蔵からの御礼メッセージ
・パンフレットへのお名前掲載(ご希望者のみ)
・サイン入りブロマイド

トートバッグとTシャツのご紹介をさせて頂きます!

A4サイズのチラシもすっぽり収まります、
イラストのデザインは本チラシの写真をモチーフにしております。。

綿100%、12ozキャンパスのしっかりした素材です! 
サイズは横幅36㎝×高さ37㎝×マチ11㎝ 持ち手47㎝、容量10L

Tシャツの左胸には「京屋向かい雀の紋」のあしらい

私も大・大・大のお気入りのデザインです!!!

【クラウドファンディング実施スケジュール】
クラウドファンディング開始 4月中旬
公演チケット販売開始 5月1日
クラウドファンディング終了 6月30日
リターン発送 8月より随時

【募集方式について】
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【プロジェクトチームご挨拶】
神々の血を引く王妃フェードルが義理の息子への恋に狂い、
竜巻のように周囲を巻き込みながら破滅に向かってゆく・・・
フランスのラシーヌによって書かれた古典悲劇に登場する主人公を、
いま二十一世紀に生きる中村京蔵が、
歌舞伎の様式美と台詞術を用いて演じようとしています。
女形が演じるからこそ表現できる理不尽な運命に抗う女性の情念を表現していく姿を、
その製作の課程も通して皆様にご覧いただきたいと、
この企画をたちあげました。何卒ご支援のほど、お願い申し上げます。 


3月より既に所作稽古がスタートしております。公式twitterより

3月16日の所作稽古にて

3月18日の稽古にて

3月26日稽古の一コマ  恋敵~フェードルとアリシー ※実際にはこの様なシーンはございません。 

今回はほんの少しの情報ですが、出演者のご紹介やお稽古などの活動レポート、
そして、次回より私、中村京蔵の連載企画、
「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡ー がスタートいたします!


お付合い下さいますと幸いでございます。

どうぞよろしくお願いいたします!!!



最新の活動報告

もっと見る
  • 【中村京蔵連載企画】最終回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡この連載もとうとうグランドフィナーレを迎えました。3年以前に企画し→大河内さんに演出を依頼し→岩切先生に翻訳台本使用をお許し頂き→キャストを人選してお願いし→スタッフを決めて依頼し→後見や協力者を決めて依頼し→打ち合わせを重ねて……と自主公演は慣れているので、少しも苦ではありませんが、今回は過去最大規模なので、なかなか大変でした(汗)しかし、自分で夢見ていた舞台が現実となるワクワク感は、生きている実感があり、全ての苦労を乗り越えることが出来ました!クラウドファンディング実施も、私の能力ではとても不可能なので、熟知している方々の手助けを得て、目標額越えさせて頂いたことは望外の喜びです!クラウドファンディングご支援の皆々様には、本当に感謝の気持ちで一杯でございます。皆様のご支援が無ければこの公演は成立しませんでした。改めて、心より御礼申し上げます。たった2日間3回の公演で、ああすればよかった!こうすればよかった!と、私自身は反省頻りでございます。更に練り上げて、再演の機会があれば……と念じております。私はこれからも、歌舞伎の古典は云うに及ばず、様々な舞台創造に専念して参りたい所存でございます。皆々様におかれましては、何卒末永くご支援ご指導ご鞭撻を賜りますよう、伏してお願い申し上げまして、この度は、まずはこれ切り!See you next time ! もっと見る

  • 【中村京蔵連載企画】連載59回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」ーフェードル上演までの軌跡さて、裏方さん、スタッフ皆様のご紹介を、改めてさせて頂きます。黒衣後見は、私の弟弟子の京由、京純、彦三郎さんのお弟子のやゑ六さん、梅玉さんのお弟子の梅寿さんにお願い致しました。4人共、誠実で呑み込みの早い、安心して任せられる優秀な方々です。黒衣のような仕事は演出助手の方々がすることを、私は歌舞伎以外の舞台で知り、今回、共演者の方々は、黒衣の仕事はそれぞれのお弟子さんがすると知って一驚されていました!テゼとイポリットの化粧を含めた扮装全般は、ベテラン菊三呂さんにお願い致しました。照明の袰主さんは師が信頼していた照明家さんで、私の自主公演も、いつも全て袰主さんにお任せしています。欧州公演の時も、現地のスタッフと言葉は通じなくても、剽軽な身振り手振りでドンドン仕込みが進み、まあ!その仕事の早いこと!(笑)同じく照明の荒木さんは初めてお目に掛かりましたが、繊細なセンスと神経で、素敵な照明を設計してくださいました!音響の内藤さんも旧知の仲の大ベテラン!毒舌の中にも優しさが滲み出るお人柄です(笑)心の襞に入り込む見事な効果音に助けられました!映像の松澤さんは大河内さんのツテで初めてご一緒しましたが、大河内さんの意図を汲んで、素晴らしい幕開きとなり、松澤さんも歌舞伎的様式の舞台は初めてだそうで、興味津々で入れ込んでくださいました!狂言作者の竹柴潤一さんはツーカーの仲良しで、台本通り一言一句揺るがせにしない厳しい姿勢で、私もよく怒られました!(笑)舞台監督の滝沢さんは元歌舞伎座舞台に居て、独立したあとは各方面で大活躍!私の仕事も以前から手伝って貰っていて、今回のフェードルも大変面白がってくれましたが、終わって「草臥れ果てた………」とぼやいておりました(笑) もっと見る

  • 【中村京蔵連載企画】連載58回「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」 ーフェードル上演までの軌跡小道具8フェードルの嫉妬狂乱の場が終わり、イポリット出立の場になります。イポリットは緋縅の鎧、草鞋履きになります。引っ込みに兜を持たせようと考え、太十の十次郎の兜を注文したのですが、あの兜には武智家の桔梗の紋が付いていると云われ、ああ!そうか!と気付いて、小道具さんが、「緋縅金箔押し兜 龍頭前立て付き」と云う立派な兜を用意してくださいました!イポリットに同行するテラメーヌも胸鎧、籠手脛当、草鞋履きです。テゼ3度目の出になります。小姓が持って出るテゼの刀は、「白柄紺地に龍柄錦張銅金付き大刀」で、小刀はテゼが差しています。小道具の話しは以上です。 もっと見る

コメント

もっと見る

投稿するには ログイン が必要です。

プロジェクトオーナーの承認後に掲載されます。承認された内容を削除することはできません。


    同じカテゴリーの人気プロジェクト

    あなたにおすすめのプロジェクト