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~中村京蔵の挑戦~ 仏古典悲劇『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式で上演!

私、中村京蔵は、この度フランス古典悲劇の名作『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式での上演に挑戦いたします。 演劇の新たな地平に向かって模索して参ります! 何卒、是非ご高覧賜りたく、ご支援のほどお願い申し上げます!

現在の支援総額

2,201,500

110%

目標金額は2,000,000円

支援者数

155

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/04/28に募集を開始し、 155人の支援により 2,201,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

2,201,500

110%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数155

このプロジェクトは、2023/04/28に募集を開始し、 155人の支援により 2,201,500円の資金を集め、 2023/06/30に募集を終了しました

私、中村京蔵は、この度フランス古典悲劇の名作『フェードル』を歌舞伎をベースにした和様式での上演に挑戦いたします。 演劇の新たな地平に向かって模索して参ります! 何卒、是非ご高覧賜りたく、ご支援のほどお願い申し上げます!

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翻訳 岩切正一郎

【ご挨拶】
歌舞伎が隆盛を見た元禄時代とほぼ同じ頃、もちろん直接のつながりはありませんが、
フランス古典悲劇を完成させたラシーヌ(1639-1699)が戯曲を書いていました。
近松門左衛門(1653-1725)とほぼ同時代です。
『フェードル』(1677)はそのラシーヌの最高傑作です。
そこには、いつの時代にも私たちを襲う激しい恋の情念と苦しみがこもっています。
現代までずっと、傑出した演出家や役者がすばらしい舞台を作ってきたフランスの古典、
それが、今年、歌舞伎とひとつになって舞台の上にお目見えします。
互いの伝統が持つエネルギーをやりとりしながら、
まったく新しい美しさを湛えた舞台になると思います。
京蔵さんを先頭に、頑張っています。ぜひサポートいただけると幸いです!

【岩切正一郎】
1959 年、宮崎県生まれ。
東京大学 大学院人文科学研究科博士課程満期退学。国際基督教大学教授。
専門はフランス近・現代詩およびフランス語演劇。翻訳を手がけた上演作品に、
アヌイ『ひばり』(演出・蜷川幸雄)、
『アンチゴーヌ』(演出・栗山民也)、
カミュ『カリギ ュラ』(演出・蜷川幸雄、栗山民也)、
『誤解』(演出・稲葉賀恵)、ベケット『ゴ ドーを待ちながら』(演出・森新太郎)、
サルトル『アルトナの幽閉者』(演出・ 上村聡史)、
『墓場なき死者』(演出・稲葉賀恵)、『恭しき娼婦』(演出・栗山民 也)、
シュミット『謎の変奏曲』(演出・森新太郎)、
ノレーン『終夜』(演出・ 上村聡史)、ラシーヌ『フェードル』(演出・栗山民也)、
ジロドゥ『トロイ戦争 は起こらない』(演出・栗山民也)、
レザ『ART』(演出・小川絵梨子)、
『正しい オトナたち』(演出・上村聡史)、
ヴェベール『奇人たちの晩餐会』(演出・山田 和也)など。
第 15 回湯浅芳子賞受賞(戯曲翻訳部門、2008 年)。



演出 大河内直子

【ご挨拶】
フェードル
ギリシャ劇に題材を得て書かれたラシーヌの「フェードル」に挑みましょうと
中村京蔵さんからお声がけいただいたのは3年前。
COVID 19による規制がまだ厳しい折のことでした。
それから3年という歳月をかけて、恵まれたご縁によって素晴らしいチームができました。
中村京蔵さんを中心に各分野の才能溢れる俳優が集まって下さり、
岩切先生が、今回のチームのため改めて翻訳を見直して下さりました。
岩切先生のお導きによって一歩ずつ近づくラシーヌの世界は
現代の私たちが喪ってしまった神話が司る大きな物語の世界です。
閉塞感と不寛容が色濃く影を落とす現代に損なわれてしまった神話の世界、
神話と運命に立ち向かう「フェードル」の世界が中村京蔵さんと俳優たち、
スタッフのみなさんとの競演によって、国立小劇場という舞台に立ち上がる瞬間を
みなさまにぜひご覧頂けますよう。劇場でお待ちしております。

大河内直子

【大河内直子】
1994 年、ROYAL ACADEMY OR DRAMATIC ART (英国王立演劇学校)アジア初の卒業生。
英国滞在中 に演出家・蜷川幸雄と出会い演出助手を 2016 年まで務める。
蜷川演出作品では『夏の夜の夢』 『身毒丸』『コースト・オブ・ユートピア』
『ムサシ』『尺には尺を』『海辺のカフカ』など 多くの作品に演出助手として参加。
中村京蔵氏とは『NINAGAWA マクベス』で出会う。
2017 年、プロデューサーの田窪桜子と演劇ユニット「unrato」を結成。
主な演出作品はミュージカル 『I DO! IDO!』(霧矢大夢読売演劇大賞優秀女優賞)、
『THE LAST FLAPPER』、『BLOODY POETRY』(日本初演)、
『受取人不明 ADDRESS UNKNOWN』(日本初演)、
『メアリー・ステュ アート』、
木下順二作『冬の時代』、清水邦夫作『楽屋』、三島由紀夫作『薔薇と海賊』

https://twitter.com/kyozo_kyoya/status/1604647381311442944?s=20

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【中村京蔵連載企画】連載第1回
「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」
ーフェードル上演までの軌跡ー


ラシーヌの「フェードル」という戯曲を知ったのは、

三島由紀夫がきっかけでした。「フェードル」を三島が

翻案して「芙蓉露大内實記(ふようのつゆおおうちじっき)」という

歌舞伎の義太夫狂言に仕立てたのです。

1955年11月に歌舞伎座で上演されましたが、

あとにも先にもそれ1回切りの上演でした。

勿論、私は未見でしたが、三島演劇に興味があり、

後年、三島の戯曲集を読んで、

更にその元になった「フェードル」に関心を抱いたのでした

(続く)

三島由紀夫作「芙蓉露大内實記」初演の舞台(1955年11月歌舞伎座)  演劇界昭和30年12月号より 

六世中村歌右衛門の芙蓉の前(フェードル)と實川延二郎の大内晴持(イポリット)

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【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】
作:ジャン·ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎
演出:大河内直子
出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴
公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00
会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)
『フェードル』公式twitterはこちらから

【チケットのご購入につきまして】
■『フェードル』公演日時
2023年8月19日(土) 18時開演
2023年8月20日(日) 12時・17時開演
■会場 国立劇場小劇場
■入場料¥10,000(全席指定) ※
■前売り開始は5月1日より
【チケットのお申込みはこちらから】
※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、
チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。

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