【中村京蔵連載企画】連載第4回
「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」
ーフェードル上演までの軌跡ー
フェードルの乳母エノーヌは、よかれと思って画策したことが裏目に出て、
フェードルを破滅に追い込むのですが、
三島作ではそのエノーヌに当たる局唐藤を勤めたのが芝鶴さんで、
その苦味灰汁陰性がぴったりで、さぞ良かっただろうと想像しますが、
戯曲を読む限りでは書き足りていないもどかしさがあります。
エノーヌは本当にいいお役で、
私もどなたかのフェードルで演ってみたいお役のひとつです!
(続く)
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【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】
作:ジャン·ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎
演出:大河内直子
出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴
公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00
会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)
『フェードル』公式twitterはこちらから
【チケットのご購入につきまして】
■『フェードル』公演日時
2023年8月19日(土) 18時開演
2023年8月20日(日) 12時・17時開演
■会場 国立劇場小劇場
■入場料¥10,000(全席指定) ※
■5月1日より前売り券販売を開始しております
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※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、
チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。