【中村京蔵連載企画】連載20回
「三島由紀夫からフェードルそしてNINAGAWAマクベス」
ーフェードル上演までの軌跡ー
話頭を転じます。
1980年2月の日生劇場で、蜷川幸雄演出の「NINAGAWAマクベス」を観ました!
衝撃的でした!びっくりしました!
小田島雄志先生の翻訳台本のまま、人名も地名もそのままで、
日本の美意識、和の様式で演じられるのです!
扮装は安土桃山風、バーナムの森は満開の桜の森でした!
そして、装置の大枠は仏壇で、その仏壇の中が荒野だったり、
戦場だったり、城外や城内だったりするのです。
黒澤明監督の「蜘蛛の巣城」は、「マクベス」の翻案ですが、
蜷川先生は翻案の必要はなない!
自分たちの様式で出来る!と確信していたようで、
蜷川先生の代表作のひとつとなりました!
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【中村京蔵 爽涼の會『フェードル』公演概要】
作:ジャン·ラシーヌ
翻訳:岩切正一郎
演出:大河内直子
出演:池田努 中村京蔵 須賀貴匡 植本純米 青山達三 景山仁美 小林亜紀子 中村梅乃 醍醐晴
公演日程:2023/8/19(土)18:00・20(日)12:00/17:00
会場:国立劇場小劇場 (東京・半蔵門)
『フェードル』公式twitterはこちらから
【チケットのご購入につきまして】
■『フェードル』公演日時
2023年8月19日(土) 18時開演
2023年8月20日(日) 12時・17時開演
■会場 国立劇場小劇場
■入場料¥10,000(全席指定) ※
■5月1日より前売り券の販売を開始しております
【チケットのお申込みはこちらから】
※クラウドファンディングにてご支援を頂いた方は、
チケット1枚につき1,000円の御値引をさせて頂きます。