竹林訪問に行ってきました
こんにちは。竹つつプロジェクトのりつかです。
先日茨城に竹林訪問に行かせていただいたので、今日はそのレポートをしますっ
最寄駅から4回乗り換え、茨城県に初上陸。キャベツ畑を横切り、目的地に向かいます。
辺り一帯に農地が広がり、奥に山が見える自然風景が新鮮で、テンション上がりっぱなしです。
てくてく歩き、おうちに到着。さっそく竹林に入り、案内していただきました。
斜面を下っていき、「放置竹林」がお目見え。青い竹と、朽ちた竹が混在しています。
放置竹林についてご説明いただき、こちらの土壌環境を学んだところで、作業スタート。真竹をのこぎりでザクザク切っていきます。
私は初めての竹伐採でしたが、1本切るのにかかった時間は5分程度でした。力もそこまで必要なく、竹伐採は想像以上にシンプル。ただ、いかんせん数が多いので、これを個人で管理するのは大変だろうな~、と竹林整備の課題を想像します。
持ち運び用に竹の節目をさらにザクザク。
地上まで運んでいきます!
枝がついているものはバールで一本一本落としていきます。
計1時間半ほどの竹林観察、作業を終えてお昼休憩。ご厚意で野菜たっぷりのカレーをいただきました。(スーパー美味しかった)
とにかく、ご親切に、丁寧にお話ししてくださったことが心に残っています。こちらの竹林ならではの話もたくさんお聞きでき、久々の大自然で体を動かし、特別な一日になりました。
こちらの竹林では、地域の名物を出品できるオンライン掲示板を利用しているため、目的があって竹を使いたい人がいらっしゃるそう。そのため、定期的な手入れをする人がいる訳ではなく、竹が欲しい人が、欲しい分だけ切っていくそうです。
おうちの方は、竹をきっかけに思わぬ出会いがあるとおっしゃっていました。必要な人には宝の山なのが竹林なのだなと認識を改めました。
今回の竹林訪問で、竹林整備をすることが環境保全の第一歩になるのだと改めて思いました。竹林が整備されないことのデメリットに景観が悪化すること、生息地域一帯の直射日光を遮り、生態系を壊すことなどがありますが、土壌環境と密接につながっている竹林を整えることが、地域の環境を改善する、包括的な解決策になるのかなと思いました。環境問題に関心がある方、アテンションをください。
自分の想像以上にスケールの大きかった、放置竹林問題にどんどん引き込まれています。