自己紹介
はじめまして。NPO西の湖すて~しょんの木下輝明です。
日本一の湖「琵琶湖」の内湖(琵琶湖とつながっている湖沼)である西の湖は、滋賀県の北東部に位置する近江八幡市安土にあります。
NPO西の湖すて~しょんには、和船部会、カフェ貸館部会、じゅんじゅん部会があり、西の湖や八幡水郷をめぐる観光船の運航と、郷土料理「じゅんじゅん」などを提供して、その売り上げで西の湖の環境整備などをしています。
子供たちの環境学習・ふるさと学習
西の湖は観光だけでなく、子どもたちの教育のために重要な役割を果たしています。
小学生が船に乗り、ヨシや魚、水鳥などの観察をする環境学習としての役割です。
日本でも屈指のきれいなヨシ原
西の湖には湖沼などの水辺に生える植物「ヨシ」が群生。開発が進む琵琶湖岸からは姿を消しつつあるヨシですが、西の湖は滋賀県全体の70%相当のヨシが群生しています。
ヨシ原では、春・夏にはヨシキリやツバメが子育てをし、冬にはカモなどの渡り鳥がやってきます。
ヨシの根元はニゴロブナ、モロコ、コイなど魚たちの産卵場所となっています。
ヨシは田畑から出るチッソ・リンなどを吸収するため、水の浄化にも役立っています。
貝はプラクトンを食し水の透明化に貢献しています。
琵琶湖岸からは失われつつある自然が西の湖には残されており、子どもたちの環境学習の場としては最適で、毎年、安土小学校、老蘇小学校、稲枝北小学校の4年生約100人が船に乗り、ヨシや魚、水鳥を観察しています。
直面している課題
現在、西の湖すて~しょんが管理している船は5艘ありますが、小学生の環境学習に利用できる船は2艘しかありません。
台風や大雪のたびに船は沈み、その都度、修復を繰り返してきましたが、2艘では子どもたち全員を一度に乗せることができません。
そこで、船を1艘リフォームして、より多くの子どもたちが安全に学習できるようにしたいと思い、クラウドファンディングのプロジェクト立ち上げを決意しました。
今回修復したい船は「西の湖丸」です。
資金用途・具体的な修復箇所
ガラスサッシ 209,040円
鉄骨屋根 275,000円
CAMPFIRE 手数料 諸経費等
プロジェクト終了後のスケジュール
2023年3月~4月 リフォーム
2023年5月 検査、保険
2023年6月~新船での小学生の環境学習受け入れ開始
応援コメント
よし笛音楽演奏家.ピアノ講師 近藤ゆみ子様
私達は、魚.貝.鳥などの命をいただいています。
だから、私達はこの小さな命を守らなければなりません。
子供達の気付きにつながる西の湖探検学習を応援しています。
京都大学大学院 工学研究科 助教授 谷川 陸 様
西の湖ヨシ保全活動、
環境学習を応援しています。
最後に
屋根とガラス窓を付けることで、子どもたちが安全に環境学習に取り組むことができます。
現在は2艘の船で24人の子どもが学習できますが、学校の規模により受け入れができないことがあります。
1艘増やすことで、一度に36人の受け入れが可能になります。
地域の子どもたちが安全に安全な環境学習を提供し、貴重な自然の残る内湖を未来につないでいきたいと思っています。
<注意事項>
法人名は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll -in方式で実施します。
最新の活動報告
もっと見るびわ湖の内湖、西の湖環境学習
2023/03/13 18:00初めてのクラウドファンディングで、不安を感じながらスタートしましたが、キャンプファイア運営スタッフ、西の湖すて~しょんのスッタフの応援。子供たちの西の湖環境学習を継続してほしいという皆様の応援の声、朝日新聞、京都新聞、KBSラジオ報道での応援で、無事終了することができました。応援いただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。追伸:1994年に環境学習を始められた元漁師奥田修三の写真がありました。「西の湖B&G海洋センターカヌー練習基地にて」 もっと見る
京都新聞掲載
2023/02/20 00:01西の湖丸修復協力して。近江八幡 児童の環境学習船、貴重な自然知る機会を。琵琶湖最大の内湖「西の湖」(近江八幡市)の環境学習で子供たちが乗船する船の修復に向け船を運航するNPO法人「ねっとわ~く西の湖」が資金を募っている。メンバーたちは「子供たちに内湖の貴重な自然を広く知ってもらう機会を提供したい」と協力を呼びかけている。記事より抜粋 もっと見る
KBS京都ラジオ出演
2023/02/19 23:45<笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ>「コーナー:ほっかほか今朝の聞くサプリ」「内容:西の湖の環境保全活動とにぎわいづくりについて」 もっと見る
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