過日は、私共のCAMPFIREクラウドファンディング「農×キャンプ」にご支援頂きありがとうございました。現在もあちらこちらでキャンプの必要性をお話をさせて頂きながら、準備活動を継続中です。課題も数多くある中、なるべく多くの子ども達の負担を軽減し、参加できるように構築を進めております。 そのような中で、山梨県健康増進課主催の「デジタルデトックスキャンプ」の公募がございました。おかげさまで私共が昨年に続き本年も、管理運営している施設での実施が決まりました。 昨年の経験を踏まえ、山梨県下の中学生に広くお声がけできるようにと考えています。しかしながら定員15名という制限もございます。 そこで、問題意識を持たれたご家庭の解決への一助となればと、弊社開催「農×キャンプ」も山梨県主催に近いタイミングで開催を吟味し計画中でございます。 また、今後計画している不登校生徒を対象とした通信高校も「さくら国際高校」の提携学校としての申請を併せて行なっております。ご支援頂いた皆さまのご厚意の輪をさらに広げて参る所存です。 昨今、畑で子どもを学び遊ばせるプログラムをアグリスポーツと表現しています。子ども達に自分で自分の生命の源を育むことを教えることは、とても尊いことだと考えています。土にふれ、作物の収穫を行うことは、毎日の食との向き合い方を変え感謝の心につながると信じています。デジタルの時代と言われる中、その社会と付き合いながら、人間、生物として、本来の五感を使って学ぶことの大切さをこのようなキャンプで体験してほしいと願っています。少しでも生きる上でのヒントになれば幸せだと思いながら。 近々、スケジュール等をお知らせいたします。ぜひ周りでご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひ、お知らせ頂けると幸せです。引き続き、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
不登校 の付いた活動報告
いつも応援ありがとうございます。一般社団法人cultivate the life schoolの代表を務めます山本芳衣です。我々のデジタルデトックスキャンプでの取り組みが1月17日付の山梨日日新聞に掲載されましたのでご紹介させていただきます!次回は、リターン「貸し農園」についてご紹介させていただきます。お楽しみに!
1月も中頃に入り、身延町も氷点下を越えることが増えてきました。室内に篭ることも多い季節、本日はご自宅であけぼの大豆を味わえるリターンについてご紹介します!今回のプロジェクトでご準備したリターンは、私たちが開発しているあけぼの大豆を使用した6次化商品です。「①あけぼの大豆加工品 大豆ケイクギフトボックス」「②完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆1kg」「③完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆味噌1kg」の3種類をご用意しました。① あけぼの大豆加工品 大豆ケイクギフトボックス 6個入り:5,000円まずは、プロジェクト一押しの「あけぼの大豆加工品 大豆ケイクギフトボックス」から。リターンの大豆ケイクはあけぼの大豆をイメージしたこんな可愛らしいパッケージに入ってお届けします。常温で保存できる期間は約1ヶ月なので、贈答品にもぴったりです!地元の主婦達とフレンチのシェフが考案した焼き菓子で、あけぼの大豆の本来の甘みを活かし身体に優しいケイクです。余計なものを使っていないので、豆の風味が口の中でふわっと広がっていきます。特に苦労したのは豆の風味。先日も「甘さがほどよくて、大豆への認識が変わりました!」と言う声をいただきました。一つずつの個包装になっているのも食べやすいですね!【原材料】全卵 小麦粉 麹甘酒 無塩バター きび砂糖 グレープシードオイル 膨張剤 シナモンバター 香料② 完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆1kg:5,000円 次にご紹介するリターンは、有機栽培あけぼの大豆。生豆は一晩水に浸してから、蒸したりそのまま煮るだけで十分美味しいので、サラダに和えたり、炊き込みご飯に入れてもGOOD。あけぼの大豆が大好きなスタッフは、蒸大豆が一番大豆の味がして食べやすい!と、500gを35分蒸しておやつ代わりにしてるそうです。 ③ 完熟肥料 有機栽培あけぼの大豆味噌1kg :6,000円 最後にご紹介するのは、あけぼの大豆を使用したお味噌です。お味噌は麹が一般的なものより多く入っていることもあり、お出汁にこだわらなくても美味しいお味噌汁になります。今回のお味噌は、去年の2月に仕込みました。そのまま冷暗所に保管していただくことで、深い色合いになり旨味も強まります。冷蔵庫保存にすると発酵が止まりますので、お好きな熟成過程をお楽しみください。どの6次化開発商品も、もともとが甘さの強いあけぼの大豆の特徴を活かし、加工品にした時に本来の甘さがさらに引き立ち、素材の美味しさを味わってもらえるよう開発しています。豆の美味しさを大事にして常温でいつでも食べられる商品になるよう工夫しました。私たちは、1人でも多くの子どもたちに、自然の中での身体を使った体験を積み重ねてほしい。そんな想いから今回のクラウドファンディングを実施しています。一回でも多くキャンプを開催し、子どもたちが体験をするたびに強くなるお手伝いをする、そのためには皆様のご支援が不可欠です。身延町まで足を運ぶのが難しい方も、ご自宅にいながらご支援していただけるリターンになっています。あなたの「美味しい」が子どもたちの助けになります。ぜひ、ご興味を持っていただけましたら、ご支援をよろしくお願いいたします!
新年明けましておめでとうございます。2023年を迎え、本プロジェクトのクラウドファンディングも残すところ1ヶ月を切りました。応援いただいている皆様におかれましては、深く感謝申し上げるとともに、残りの期間に一人でも多くの方に「まなびや」の活動を知っていただけるよう、駆け抜けたいと思います!さて、今回の活動報告では、我々に質問が寄せられる「デジタルデトックスキャンプってどんな事をするの?」という内容についてご紹介したいと思います。まずは、小学5年生から18歳程度までを対象としたキャンプの活動内容から。キャンプでは大まかなスケジュールは作っていますが、農作業、アウトドア、食事作り、焚き火、スポーツ、自由時間などをゆっくりと子どもたちの様子をみながら時間に追われない形で進めていきます。何よりも、身体を使って知らない事を学ぶ事の楽しさを知ってもらい、五感を解放させていくのがキャンプの目的です。1日目は、まずレクリエーションで緊張をほぐしながらスタート!森林ワークや食事づくりで、これまでの家の中に篭りっぱなしだった環境から大きく異なる自然の中のキャンプ生活に慣れていってもらいます。自分の身体を使って、自分で考え、「できることできないこと」を実感しながら準備をすることで、食事を作り食べる事の大事さを知ります。食卓に届くまでの工程が見えていなかった子どもたちも、自然の中で体験する事で動植物の命をいただくことの想像力が湧いてくるのです。そして、夜は静かな自然の中で、遠い昔から届く悠久の光を放つ満天の星を眺めてから眠りにつきます。2日目はいよいよキャンプ本番!朝は、炊き立てご飯に、具沢山お味噌汁に、付け合わせのシンプルな一汁一菜の朝食をいただきます。朝食の後は、先ほど頂いた朝食の食材を生産している地元の方から、直接有機肥料の作り方、野菜の育て方、大豆の作り方などを学んでいきます。子どもたちの普段の暮らしの中では有機農法を30年以上続けている農家の方のお話を聞く機会などはほとんどないので、自然と対峙しながら収穫するまでの出来事にみんな興味津々です。フィットネス&スポーツの身体を動かす時間では、前回の活動報告でもご紹介したフィットネスの専門家の方から、体を動かす喜びを感じられる運動を楽しんでもらいます。そして、1日目と同じように食事作り。自分たちのご飯を自分たちで準備し、同じ時間を共にすることでいつの間にか心を許している仲間たちと食事をし、ゆっくりと語り合いながら就寝です。3日目の最終日は、自由時間がメインのプログラムになります。自由時間では、今自分がしたい事を見つけることが大事です。誰かに言われた事ではなく、自分が何をしたいのかを探す時間でもあります。自分のしたいことって?絵を描く、体育館で遊ぶ、虫を探す、など…子供の好奇心はさまざま!心が赴くままに活動します。したい事が見つからない時は、散策したり、芝に寝ころびながら、自由に過ごせば良いのです。長いようで短い二泊三日のキャンプでは、こうしたプログラムの中で行われる一緒に過ごす仲間との会話やその時その時でしか感じられない出来事が、子供達を成長させていくのです。そうした子どもたちの様子を見て、サポートをしている大人たちも「子ども達はスマホが好きな訳ではなく、暇だからスマホを触っていただけだったんだ」ということに気づくのです。リターンには、実際にキャンププログラムへの参加や自然の里への素泊まりができるものなどをご用意しております。我々の取り組みに、ご興味を持っていただけましたらご支援のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。いつも応援ありがとうございます。一般社団法人cultivate the life schoolの代表を務めます山本芳衣です。年の瀬も迫る中冬の寒さも厳しくなり、身延では雪がちらつく日も増えてきました。今回は、前回のデジタルデトックスフォローキャンプにて身体を動かすパートをお願いした、ヴァンフォーレ甲府・フィットネスダイレクター谷真一郎様にお伺いした「子どもとスポーツの関係」についてご紹介したいと思います。キャンプで指導をしてくださっているヴァンフォーレ甲府の谷さん1.子どもにとってスポーツが必要なのは、一言で言うとしたら何でしょうか?-谷さん-スポーツが苦手という子に伝えたいのですが、一言で言うと、「幸福感を感じられる」ようになります。運動をすることによってセロトニン等の「幸せホルモン」が分泌されるからです。運動が苦手な子は「うまくできないからやりたくない、面白くない、嫌い」というネガティブな思考になっているかと思います。ネガティブ=不幸せな感情を抱いている状態に対して、運動が苦手な子でもできるレベルのエクササイズ※をすることによって「幸せホルモン」が分泌され、心が落ち着いて爽やかな気分になり、幸福感を感じることができるようになります。日々の生活にエクササイズを取り入れることによって毎日を幸せな気持ちで過ごすことができるようになります。※エクササイズ=運動という言葉の持つイメージだけではなく、シンプルに体を動かす、という意味合い2.運動神経が「鈍い」とか、「良い」ってどういうことですか?-谷さん-人の体に運動神経という神経はありません。人の体は、みんな同じ数の骨、筋肉でできており、筋肉は脳と神経で繋がっています。要は、脳から命令を出して、神経を通じて持っている筋肉を自分の思った通りに動かせるかどうかです。動かせない子は動かせるようにトレーニング(練習)すればできるようになってきます。上手くできない状態は、脳からの命令がしっかりと伝わっていない状態なので、伝わるようにしていけば良いのです。トレーニングする前に「上手くできないから運動神経が悪い」となってしまって、命令を出すのをやめてしまうのはもったいないです。小さい頃の運動経験が豊富な子は、色々な筋肉に対して、脳からの命令がスムーズに伝わるので「運動神経がいい」となりがちですが、今現在上手く動けなくても、トレーニングによって動けるようになってきます。人の体はトレーニングに適応する能力を持っているからです。3.スポーツができる子は勉強もできるのはなぜ?-谷さん-勉強をすると脳の血流が悪くなって脳が疲労していきます。また無理やり勉強したり、イヤイヤ勉強するとストレスに感じてストレスホルモンが分泌され脳の機能が低下します。そんな時に、運動をすると血流が良くなって脳の機能が回復するだけでなく、脳に栄養を与えて脳を活性化させるBDNFというタンパク質も増えてきます。その結果、勉強の効率も上がってきます。また勉強することによってスポーツにおける考え方や取り組み方も豊かになってきます。うまくいかない時にどう解決していくのか、こう考えたらうまくいくのではないか。何も考えずプレーしたり、壁にぶち当たった時に諦めてしまうようだと上手にはなっていきません。スポーツが上手くなるためには、考える力、課題を解決していく力、継続していく力が必要なのです。これらの理由から、勉強と運動の両立は非常に効果的なのです。4.デジタル依存傾向の子ども達に勧めたいスポーツは何ですか? デジタルデトックスキャンプのプログラムのねらいについてもお聞かせください。-谷さん- デジタル依存症の子供達に起こっている現象は、脳の疲労、運動不足(活動量の低下)、筋力・運動機能の低下などネガティブな要素が多々挙げられます。これら全てのネガティブな要素に対しては、エクササイズを行うことが有効になります。そのエクササイズにリズムが入ったり、筋力補強的な要素が入ってくると更に効果的になってきます。それが今回のキャンプで行った「ヘルスアップ・プログラム」です。このプログラムは、複数のスピーカーで参加者を取り囲み、ノリの良い音のシャワーを浴びながら、様々な関節や筋肉を動かしていきます。音楽のリズムに合わせて動いていると、音がない状況で実施すると苦痛に感じる動作(特にスクワット系などの筋力補強エクササイズ)も苦痛を感じずに実施していくことが可能になります。心地の良いグルーブ感のある音楽に合わせて体を動かしていくと幸せホルモンが分泌され、頭もすっきりとして、爽やかな気分になってきます。これが先日このプログラムを実施した理由になります。・・・子どもとスポーツの関係って、こんなにも科学的に研究されているなんて驚きですよね!「まなびや」が提供する「デジタルデトックスキャンプ」においては、こうしたスポーツの第一線で活躍する専門家などのご意見を聞きながら、キャンププログラムを実施しています。キャンププログラム のリターン品などもございますので、興味を持っていただきましたら、ご支援のほどよろしくお願いいたします。また、子どもの悩みを抱えている方が周りにいらっしゃいましたら、我々のプロジェクトをご紹介いただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました!